別館、身体論・武術・スポーツのお部屋

身体論・武術・スポーツ関係を分割してこちらで独立して書いてます 野球評論は辛辣に書いてますので苦手な方はご注意下さい。また基本長いので長文が無理な方はお気をつけ下さい

2014パ・リーグCS2nd

今更ですが、書いてなかったCS観戦記を。野球はなれて恋しくなってきた頃に見なおして書いていくという感じです。誰が見るんだって話ですが。まあ、普段も別に需要があって書いてるわけではありませんですからね(^ ^;)。

 事実上の日本シリーズだと思ってみていましたが、やっぱりそうなりましたね。個人的にこの二チームが日本一・二の球団だと思っているのでまあ買ったほうがまず日本シリーズ勝つだろうという感じでした。巨人が上がってくれば、巨人に負けまくっているハムはちょっと微妙なところですが。

【第一戦】 大隣VS浦野 3-2 サヨナラ勝ち

 初回、何球か浮く。ちょっと怖いがやはり打ちづらい大隣で大崩れはしないだろうという感じ。対する浦野、状態云々以前に打ち損じで5球でおわる。例の好球必打のアレですね、見事に試合間隔あって空回りと。

 怖いのは中田・小谷野。んで殺しておきたい陽と。小谷野はすこしつんのめった感じで松田の頭の上に持って行きました。やっぱり厄介ですねぇ…。大隣対策で赤田ですか。今年ほとんど一軍ないんじゃ?まあ栗山さんはこういう思い切ったことが好きですね。

 ツーボールで少し甘く入っていったように見えましたが細川はよしよしという感じで頷きました。打ちとったボールもあんな感じでしたし。赤田なら引っ掛ける・ショートかセカンドゴロという確信があったんでしょうかね。今宮の送球がこの時点でベースからホームよりにずれてますね。吉村が大股でキャッチしてました。

 イ・デホの3球三振はかなり期待が持てない内容でしたね…。マッチもインハイシュートかな?をつまらされて凡退。ここまでは浦野の思い通りですね。アキラにもインハイを使って攻めてきていますね。

 3回、大引にインハイ・外カット・チェンジアップでゴロアウトと3球で完璧。市川にインローでズバっと三振。見えてないですね。一球チェックスイングセーフがありましたが、今日の一塁塁審は甘い感じでしょうか?西川に甘く行ってあわやフェン直。今日は西川が怖いかな?

 吉村が低めに目をつけていたかのようにヒッティングカウントでうまーくすくって初ヒット。細川送って明石。進塁打打てないのはいつものこと。金子なら…。そしてギータで一度マウンドに集まってスリーワン。「ああ、もう勝負しないんだな」と思ったら、最後の決め球が甘く入ってあわやHRのタイムリーツーベースで1-0。フォークが抜けたんでしょうね。しかしギータはHRになりませんなぁ。完全に入ったと思いましたけどね。

 浦野は上体で投げる、メジャーリーガーみたいなフォームですね。ストライドが小さくその場で投げているような感じなので独特の角度でタイミングが取りづらいんでしょうね。そういやキャッチャー市川。んー大野で固定すべきだと思いますがね、短期決戦ですから

 今宮が外見逃し、カット、高く浮いた真っ直ぐで凡退。吉村がアウトローを上手くライト前に運んだように、外の真っ直ぐを捉えて右打者への配球を制限したいところでしたが、うーん。カットした時は真後ろに飛んでいたので、次の打席で今宮がまっすぐ捉えると一気に仕留められそうなので、次の打席に期待したいところでしょうか?

 4回、陽の初球攻撃でキレーに運ばれる。んーこのあと陽がこのヒットでどうなるか…。一つのポイントになりそう。中田・大谷とキレーな辺りでも正面。特に中田は大隣が首をひねっていたのでコース一個分とかそこらでもっと厳しく行かなきゃダメだ!という思いがあるんでしょうね。ヘタしたらやられますし。大谷はチェンジアップかまっすぐかまだ迷ってる絞りきれてない感じでしょうか?来たから手を出してしまったという感じに見えました。

 で、ホークスの攻撃で「内川はポストシーズンつよいよ!」というデータが紹介されたあとインハイ見せられて、スライダーファール。外の変化球でくるりで追い込まれる。追い込むのはいいけど、この後勝負球あるのか?一球今の早いんじゃないか?と思いました。

 んでやっぱり内川で勝負球インハイをきっちり弾き返す。多分落ちる球振ったと思うんですけど、今日の一塁塁審はとりませんね。ストライクで勝負する球はきっちり捉える、さすがの内川ですね。デホはまるで内容がないまた3球三振…。ゲッツーはなくなったと思ったらマッチは初球ゲッツー…。うーんこの。

 5回、赤田は秘密兵器で出てきたのに少し浮いてる、甘くなってる球が2球くらいあったのにダメ。これはハムに厳しい流れですね。まあ他に大隣を打てる!というバッターがいるとは思えないですが。大引も高めのボール球を叩きつけてショートゴロ。下位はまったく期待できない感じでしょうか。しかし今宮の守備機会が本当に多いですね。

 中村もいい感じに打ったんですが、外野を超えるまでではなく、吉村もダメ。細川が初球の外を見逃し。この見逃し方が「なんか随分やけにいい間合いで見送ったなぁ」と思ってたら、外の真っ直ぐをうまーくすくってヒット。右打者へのアウトローを仕留めて欲しい。今宮の前に細川がこう打つといいですね。先程の内川はインハイだったので続けて勝負はこないと思っていたのか?見事なバッティングでしたね。明石もインローを拾って、これで左のインロー・右のアウトローは使いづらくなってギータと。

 長打を浴びたゆえ、必要以上にたたきつけてしまいキャッチャーが逸らして進塁と。しかしインハイ辺りに勝負でつまらせるとは浦野凄いですね。怖いもの知らずでグイグイ来ます。これがキャッチャー市川の持ち味でしょうか?

 6回、大隣は西川をカーブを使って仕留める。ここで普段使わないカーブ。西川はどうしようもなかったでしょうね。そして「こらどうもならんわ」と考えた中島がネバネバ打法で四球を勝ち取ります。7回まで大隣に投げさせるためにMP削りのカッティングは効きますね。後ろが不安なだけに尚更。そしてさあどうなるか?という陽に。中島に走られるも、陽は泳がせました。さすがさすがの大隣ですねぇ、ホント。

 追加点がほしいところ。今度は今宮が粘ってなんとか出塁をというところだったんですが最後外スラ泳がされましたね。ファーボール出してなかったので取って動揺させたかったんですが。内川も相手に操られるような三振。ピンチでギータに胸元ズバの三振でノッてきたのでしょうか?

 またツーアウトからの連打。デホ・マツダの連打で後が続かないというのが…。デホが出た時点でランナー帰ってくる計算が立ちにくい。ここでランナー代える選択肢があったと思うんですけどね。そりゃ試合間あいてて長く立たせたいというのもわかりますけど。そして次の9回にむけてランナー貯まった状態でデホを迎えたいというのも。それでもデホがここぞという時で仕事しくれるという感じはしないのでね…。まあそもそもデホ使うのがどうかってかんじですしね。

 そして7回。直前のファールが嫌な感じとはいえ、振らせるチェンジアップを読みきったという感じでもなく態勢を崩されながら中田が持って行きました。あんなことが出来るのか…。日本の四番、日本を代表するバッターになる!という話が日米野球の時に出てきましたが、こりゃ凄いですわ。その前日のHRもすごかったと思いますが、相手の失投を仕留めたというのはよくある話。四番にそこ投げたらそらそうなるよということで特に驚きはしませんでしたが、このHRはちょっと別格ですね。一〇〇球超えて大隣が失投を投げてしまいHRを打たれてしまったというのなら、まあわかりますけど決め球ですからね。

 中心打者は、相手のエースを、ここぞという時に打つからチームの中心なんだといいますが、そういう素晴らしいバッターになりましたね。このシリーズのMVPは大隣となりましたが、正直己はこの中田だと思いました。まあ敗退したチームから選べないですから大隣に決まっているんですけど、それくらい素晴らしいパフォーマンスを見せていましたね。しかも大隣VS中田でこういう結果を残しましたしね。

 大谷が続いて、チックが緩慢な返球。その隙を突いて一気に二塁まで。その後小谷野がバントミスをして、フォースアウトになるケースでマッチがタッチを空振りしてセーフにしてしまうのですが、もし大谷でなければまずアウトだったでしょうね。大谷足が長いんで入ってしまうんですよね。タッチが空振ってなければアウトだと思いますが、それでも「うーん足が入った」とセーフ判定をしてもおかしくないですしね。

 ここで細川が一度小谷野が何故かバント止めて、二塁に送球して大谷をもうちょっとでアウトという感じにします。その後の三塁送球もそうで、ずっと動きが良くて頼もしい感じ。ここでハイパフォーマンスを持ってくるように合わせたんでしょうか?見事ですね。まあ、のちのち送球エラーやらかしますけどね。

 内川・松田のミス、小谷野のミス。それをカバーする大谷。試合感が衰えた結果なのか、ホークスのミスは?それでも相手もミスをしている。ミスが今後も勝敗を分けそうな感じですね。

 最低限の1点をやりたくないケースでバットを投げる形で内野に転がしてゴロ1点。裏目に出そうな赤田がここで地味な仕事をしましたね。栗山さんにんまりでしょうか?赤田がラッキーボーイになってしまうのか?1-2となり、逆転されました。

 逆転されてしまい、ミスもあって大隣はキツくなってきたなぁ。代えるべきなのかとベンチもハラハラしてきたところ代走杉谷が牽制死。見事ですねぇ。多分、ギャンブルスタート。執拗に牽制していたので、3球か4球かそれ以上牽制をする確率は少ないとみて、動いた瞬間スタート切ったんでしょうね。杉谷はよくアウトになってますが、あれはベンチの指示だったんじゃないでしょうかね?

 大引あってませんでしたし、ランナー進める優先&ゆさぶるということで。まあ裏目でしたけどね。中島が粘ってつないだ分こういう遊び・思い切った選択ができるのがハムは大きいですね。コレは明日もランナーを動かすことを警戒しなくちゃいけませんからね、ウチは。

 8回まで浦野、後ろへの不安と貯めるまで下手に代えて、動いてリズムを変えるべきではない。相手につかむきっかけを与えるべきではないということでしょうか。吉村は先ほどの中田のようにあわやHRというファール。コレが伏線ですね。今一発が期待できるのは吉村くらいですね。ギータは打球上がんないですからツーベース止まりの可能性が高いでしょう。

 しかし、4番の差に、1・2番の差が目立ちますねぇ。ギータはランナー貯まってくればいいですけど、ランナーなしという状況で粘って四球は出来ませんからね。あえて、ここは粘って球数を使わせて出ることを優先するというのが出来ないのは厳しい。打線が調子を取り戻す、つかむまでに時間がかかれば1・2番出る、クリーンナップが返すという勝負の鉄則が出来ずに敗れる可能性がある…。

 大隣は見事で責められないですが、あえていうならファーボールを出した・出さないの差が浦野とあった。まあコレは投手の責任ではなく打者・打線の責任ですけどね。

 細川に代打カニで鶴岡にスイッチ。中島に粘られてここで降板で2番手森へ。うーん中島仕事するなぁ。中田の次に今日のキーマンでしょうか?まあ大谷の方が大きいかな。

 一球外のボールがおもいっきりインコースに行って怖かったんですが、陽を三振に取りました。8回浦野に抑えられてしまい三凡。ギータのいいあたりも西川がファインプレー。もしアレが抜けていれば間違いなく降板で流れが変わったでしょうね。ぐぬぬ。今宮もアウトロー叩いて欲しかったんですけどね。そこを仕留め切れなかった、討ち取られてしまったので相手が上回りましたね。

 先ほどの場面でギータあるかしで今宮勝負でしょ、普通は―というところで勝負を選択するハムバッテリー。こういう強気強気でどんどん勝負をしていくことで流れを作り、勝負をモノにしていくという感じですかね。それがここまで見事にハマってますしね。

 9回、中田を打ちとった所で森福にスイッチ。中田は一発狙っておもいっきり振り切ってきました。本当怖い。浮いたボールについ手を出してしまい大谷は三振。ここでワンポイントで森福を降ろして五十嵐、まあ調整ですか。同点なら五十嵐もう1イニングでサファテ2イニングなんですかね?まあ感覚キッツキツで投手をつぎ込めないハムとその真逆のウチということでしょうか。なんか小谷野は引っ張りが目立ち、バントのあとは五十嵐の球威に差し込まれたってことですかね?雑に見えました。まっすぐが早い時にはそんなに小細工できないということなんでしょうか?

 さあ、ここで勝たないとめちゃくちゃやばくなる9回に来ました。初戦負けて日本シリーズ行ったのは西武だけとか。それならなおさらマズイですね。先頭イ・デホ。一番バッターとはよく言ったもの。喉から手が出るほど欲しかったファーボールがようやく出ました(笑)。まあこれは相手が疲労で制球を乱したというところですけど。

 ここでも替えないんですね。間がなく死闘を京セラで繰り広げてきたために使えないということなのでしょうけど、宮西・増井はウチにボロボロで相性が悪いですしね。それでも先頭四球の時点で代えてあげたほうがいいと思いましたけどね。二年前のCSでしたっけ?初戦に全力を注ぎ込め!という展開でウチは投手をいち早くつぎ込まずに敗れました。ワンテンポ陽を代えるのが遅かったのかな?確か?その再来となるか!?

 バントできずにヒッティングに切り替えた松田。粘って粘ってピッチャーの頭の上を超えてセンター前に運びました。勝ち確ですね。サヨナラ男にこの場面で制球乱してきた新人浦野、そりゃこうなるでしょう。デホは先ほどのヒットがあってもその前のダメダメから浦野で―という判断はわかります。しかしファーボール出して代えない。しかも打たれてから増井にスイッチってのはどういうことなんでしょう?ちょっと理解できないですね。

 マッチがアウトになっても2塁にランナー進んだらもう決まりだろうと思ってましたが、ヒットでもう100%サヨナラですよね。増井はこの空気でここまでずっと打たれてましたから。晃勝負で吉村歩かせてという選択もないんですね、しかし。ノーアウト1・3塁で増井で同点までは覚悟で満塁策でいいと思いましたが。どうせこのあと後ろの投手つぎ込めないんですから、一塁空いて吉村勝負というのも…ですね。ハムはこうやって全ツッパ、強気一辺倒で勝負をしていくということなんでしょうか?

 9回頭から増井を行かせないのならば、四球出しても代えないのならば、もう明日・残りの試合で勝つという苦しい希望にかけて全部浦野に任せて心中すべきでしょう。必死という状況で今更増井は酷ですよ。増井にも浦野にもダメージ与えただけでしたね。9回のこの判断だけはどうも理解できない判断でしたね。負けるにしても指揮官の意図・判断の上での負け方というものがある、最悪の指揮官の決断&負け方ではなかったでしょうか?

 ここでありえない選択ですが、己は大谷使うのが面白いかな?と思いました。対ホークスでクローザーの計算が立たないのならば、大谷に託す。彼の経験にもなりますしね。もし先発投手で使うというのなら、先発よりもクローザーで使うほうが面白いと思いましたけどね。まあ器用なタイプではないので無謀ですけどね。

【第二戦】 武田VS中村 1-5 エラーからの逆転&HRというまずい負け

 立ち上がり、初球振ると決めていたのか簡単にボール球を振った西川。武田はいつもの高めに抜けるボール球と低めが角度がつきすぎてコントロールがつかないのが怖いというところ。ポンポンアウトを重ねて陽に最後外スラで空三振。かなりボール気味だったのを振ったので調子悪さは継続か、意識していたボールだったから故か。まあ陽殺しは一つのテーマですね。

 同じくこちらも二人ポンポンとアウト。キャッチャーは昨日と続いて市川なのかな?インコースきわどいところをついてきていますね。内川にインコース見せたのが抜けて、思ったより抜けてインの効果があったため、外の変化球。内川はそれを読んでいてズドン。しかしどちらかと言うとあわせた感じ。あれで行ってしまうのは捉える能力の高さ。うまーくスピンかかったんでしょうね。アレでまっすぐなら良くてフェン直だったのではないでしょうか?あれで入ってしまうんですから本当すごいですね。

 デホ死球、マッチ内野ゴロでチェンジ。ソロHRで1-0。

 2回、昨日やられている中田。ポンポンと簡単に外真っ直ぐで追い込んで外スライダー見せて細川が中田をじーと見たあとの真っ直ぐで中途半端なスイングで三振。アレは裏をかいたのか?構えが少しボール要求気味に外に細川がよっていたので、要求通り裏をかいていたらいいのですが、外のボールが入ってきてしまったのが結果三振というのなら、のちのち怖いところ。

 続く大谷も高めに浮いた変化球ですが打ち取りました。簡単に追い込むところ外の真っ直ぐが決まっているところ、先制してもらってノッてきたか?大谷がおっつけてファールを打ったのが、次ちょっと対応されて行きそうで怖いかなというところ。

 その裏、中村にストレートのファーボール。昨日四球を取るのに苦しんだだけにきっちり早々と四球をとれたのは大きい。通常モードに移行して、ぎこちなさがとれてきそうですね。そして昨日のヒーロー吉村。外を強引に引っ張ってレフトフライ。そして晃が判断を誤って飛び出しすぎてアウト。この一つのミスがどう影響するか…。ここからチャンスを広げて、もう1点とって~というところでチャンスをつぶしてしまったことはかなりマズイという感じですね。

 3回、そしてさっそく先頭を歩かせてしまいピンチが来ます。いつものように低めに叩いて、そのあと少しあげようとして高めで外れるという制球乱すパターンでした。下位なのでランナー進められても切り抜けられるだろう…。一人づつきっちりという感じで見ていましたが、大引が進められずゲッツーとこちらにしてみれば最高、あちらさんには最低という形。やっぱキャッチャー市川でしたね。外の出し入れで三振。武田は外だけでいけるか?右バッターは安定ですかね?

 明石はセーフティーを見せてゆさゆさ、こういうのがのちのち生きてきますね。カーブを引っ掛けてゴロ。そしてギータ。先程もそうでしたがおっつける意識が強いのか?中村がカーブに特長があるPなのでカーブを念頭に置いてるからなのかな?レフト前に合わせてヒット。長打よりも出塁優先なんでしょうかね?今日のギータは。まあ一番ですしね。

 今宮のところでバントなのか、スチールなのか?色々やろうとしていたら、カット失敗して何も出来ずにアウト…。カットの仕方からするとインコースを意識していたのか?基本好球必打でまっすぐを的に絞って振り切っていきますから、それなら市川の強気のまっすぐイン攻めがハマってるということでしょうか?ギータでバントはもったいないというのがマイナスになってしまいましたね。先ほどの打席を考えると最低限でも良かったかもですね。まあギータスチールで結果はおなじになりましたが。

 同じような変化球三球続けてスリーノーに。まっすぐ外を見逃しましたけど、あそこでまっすぐ待たなければ何を狙ってたのか?結果歩きましたが、次は大丈夫なのか?続く満塁で松田に変化球が抜けたボールが有りましたが、中村いっぱいいっぱいでしょうか?間隔も開いてて難しいところですし。セカンド正面でしたがとらえたことはとらえた。次期待ですね。

 西川に良い所行って左バッターでも大丈夫か、よしよしと感じているところで内野安打。うーん、あの当たりなら吉村取りに行かなくてもよかったような…。まあ一回飛び出てしまえばピッチャーと交錯とか色々あるんでもうしょうがないでしょうけど。武田がベースカバーワンテンポ遅れて、吉村の送球もそれた。悪い印象が重なった結果ですかね、同時セーフになってしまいました。リプレイ見ると僅かに武田の足が早いように見えましたが、同時セーフでもおかしくはないでしょう。

 西川にいい形で投げたのがヒットで狂ったのか、ストレートのファーボール…。おそらくウチは送られてランナー進められても最低限の1点に抑えようという発想だったでしょう。続く陽にバント。陽は普段バントしないでしょうから、どうも迷った感がありました。結果空振り三振&またしてもバント失敗。バントがなにか勝負を決める流れになりそうですね。

 もし送っていれば中田を送って、大谷勝負という状況も考えられたところ。ゲッツーもある場面ですが、一番頼りになる中田でさあどうなるか?カーブ・スライダー・カーブかな?追い込みました。細川はインローorインハイのまっすぐを選択してそれが二球続けて外・逆行きました。カーブをレフトポール際にファールで、まっすぐ浮いたのをバックネットにファール。ああ怖い怖い。ここで間を取って細川が一言何かを、あるかしでもいいといったのか?なにか抑えられるボールがあるとかか?かなり短い一言でしたけど何だったんでしょうね?初球ランナー動かしているだけに色々考えるところ。

 ファールが連続、まっすぐを真後ろに飛ばされ、うーんこれは何投げたらエエんや…で外落ちる球。スプリット?ないからチェンジアップですかね。真ん中低めに構えていたので少し外れたのが却って良かった感じですね。食いついていこうというのが裏目に出ました。ランナー動かしていたので三振ゲッツー。一点は取られそうな形だっただけに最高の結果となりました。ちょっとポロ―があったから怖い細川でしたけど、送球完璧でしたね。

 抑えてよっしゃぁ!というところですが、実はこの4回の武田の勝ち・中田を抑えたことが後の勝敗を分けるポイントになるから勝負ってのは面白いものですね。

 晃はインコース詰まってダメ。どうも粘るだけならいいんですがヒットが出る感じじゃない気がしますね。吉村が選んで細川。バントがポイントになりそうなところでバントを決めるか!?と注目するポイント。先ほどのリードもあって細川が勝負を決めるか?バスターでここで仕掛けるか!と驚きましたが、サードそこまで前進はそもそもしていない。本人の判断だったのでしょうか?わかりませんがベンチの選択はバントではなくバスターエンドラン、ほぼエンドランでランナー進める選択で来ました。

 それが、細川が見事に捉えてセンター前へ。昨日から細川がいい。状態だけで言うと晃よりも期待できる感じですね。ただ流れから言うとバントきっちりの方がお互いのミスが続いてモヤモヤ展開なのでいいのかも?というところ。明石が選んで中村から谷元へスイッチ。明石がカーブでバットがハーフスイングで止まったので代えるべきかなと思っていたのでこの選択は正解でしょう。

 ここでギータ、フェン直で走者一掃というのが理想ですが、今日の内容だとちょっと難しいかなというところ。ならば犠牲フライをきっちり…と思っていましたが落ちるボールで三振。良いとこ行きましたね。まあバントならツーアウトで犠牲フライという展開ではなくなるのであれですが、やはりキッチリが出来ないのは痛いところ。

 続く今宮。ツーボールでベンチからコーチが。ストライクを簡単に取りに行くなよということでしょうか。まあ細心の注意を払って行きましたね。このへんのベンチワークは見事ですね。外の真っ直ぐを振りきりましたがレフトフライ。結果はともかく引っ張りじゃなくおっつけて欲しかったなぁ。

 5回、ここまでのゲーム展開から初回のHRだけというのが不思議なゲーム。そういえば武田はCS西武で投げてKOされていましたね。今日はここまで本当見事、見事。たまに何球かミスしてもそれを続けない内容。この回も外のボールを上手く使って料理していきましたね。少し広くなっていましたが、それくらいいいところに決まっている・球が走っているという印象でしょうか。

 裏、鍵谷にスイッチ。内川はまっすぐに押し込まれセカンドフライ。デホは外の真っ直ぐを仕留めてヒット。ほんとそこ好きですね。さきほど良かったマッチもダメ。晃が悪いとなると、マッチがなんとしても打たないと打線の繋がりが難しそうですね。晃の初球ファール、おやいけるんか?と思いましたが一塁線切れました。振れていましたが、一瞬早い。我慢が効かないというやつでしょうね、やっぱタイミング・間がどこかおかしくなっているんでしょうね。

 6回、あとは武田が何回まで投げられるか。前日の中田・大谷の内容を考えると、この回にクリーンナップを迎えずに終えて、7回中田辺りで歩かせて、場合によっては継投で―と考える所。まあ1点守りきれる感じがするゲームではないですから、追加点を早く取りたいんですが、いまいち流れが来ないですね。

 で先頭大引をショートゴロとおもいきやファインプレーの今宮が送球エラー。回転して投げるのは難しいですが、アレは吉村とってほしいですよね。ワンバウンドした分取りそこねたんでしょうけど、ファースト慣れていないのが出てしまいましたね。来年はファースト要練習ですね。

 エラー(記録はヒット)から市川バント。なんとなくバントが勝負のアヤになるかな…と思っていたところ、あっさりさせてしまったのは怖い。もちろん状況考えれば無理してどうこうするところじゃないんですけど、「勘」でいうともっと慎重に、もしくは勝負するくらいの気持ちで抑えに行って欲しかった。相手の1・2・3番の状態を見て、3人でツーアウトの計算はそこまで難しくないというのもあったんですけどね、大丈夫かなぁ?と思いました。

 で悪い予感は当たるもので、先ほどと同じようにファーボールで出してしまいます。続く中島に対して簡単に追い込んだ。特に左打者に対して外のボールを広く使えた。このいい傾向が続いているので、簡単に勝負に行くのではなく、進塁打を許さないような攻めをして欲しかったですね。まあ先ほどのファーボール、疲れ、次の陽の不調―などをいろいろ考えた結果だったのでしょうけどね。

 ここでランナー進めてしまったのが勝負の命運を分けた微妙なところなんでしょうか?続く陽は全く内容がなく2球で凡打のショートゴロ。ところが今宮があさっての方向に投げてタイムリーエラーで逆転。そして続く中田で四番の一発でゲームが決まりました、1-4。

 今宮が少しライト側に送球をそらすというのは珍しくないのですが、先ほどのワンバン処理失敗でたたきつけないように投げようと意識してしまった。そのいつも意識しない微妙な調整・投げ方があのようなミス・送球エラーに繋がったのでしょう。確かに今宮は送球エラー多いですけど、あんな形ではしなかった気がします(うろ覚えで自信ありませんが)。

 逆転されたあと、中田のここまでの状態を考えると最悪歩かせて次交代、ここでも交代でよかったですね。武田の最終戦登板や途中のリリーフ起用などを考えるともうここで十分として、スイッチしても良かったかもしれません。1球目は低く行きましたが、2球目がおもいっきり浮いて3球目でやはり浮いた球。その同じような失投を見逃しませんでした。ベンチが指示を出して様子見をさせていれば…。ここで打ち取れ!勝負!―ではなく、「最新の注意を払え」の指示が欲しかったですね。まあそんな指示をだすことないんでしょうね。任せっぱなしですから。

 状況は中田の一発でほぼ絶望的、しかし明日・明後日を考えて少しでも食らいつきたいところ。相手の継投を考えればここで鍵谷から1点でも取れれば大きい。しかし何も出来ずに3凡で終わりました。吉村ちょっと大きいの狙ってたのかな?出塁を意識して欲しかったですね。中田にしろ、吉村にしろ中心打者の振り切るのが目立ちますね。代打の江川はかなり悪い、内容がない打席でした。何でもかんでも振っていました、ボールがまるで見えてないですね。

 7回、鶴岡・岡島でさてどうなるか?ミランダがどうもよくない。多分前日から良くなかったのかな?左ということで杉谷が出てきました。外にキッチリ投げたんですがツーベース…。そして続く近藤にまたいいバントで送られてしまいました。さてそして得点圏強い大引。ここのところはミスというか良いところで打てない、送れないという負のイメージが強い(どうでもいいところですら打ててない感じがします)ですが、さて?

 外・外・内・外と全部まっすぐで二球目がスクイズ警戒の外しで、まるでいいところがなく三振。内に見せられた真っ直ぐで腰が引けて最後のボール球のまっすぐを空振り。多分最初の外のストライクがかなり遠くても取っていたというのでゾーンが広がってしまったんでしょうけどね。ビッキーは粘りでいやらしいイメージが強かったんですが、なんかここのところ安牌イメージですねぇ。

 最低限の1点という状況で無失点で抑えたのは大きいですね。そしてその裏、向こうは白村を使ってきました。この白村いいボール投げるんですよね、コントロールはまだまだなんでしょうけど、球に力があります。経験積んでいけば間違いなく勝ちパターンで機能するでしょう。ハムはやっぱ来年本命ですかね?

 高めに来た球を思わず手を出したギータ。しかしヒット・ミート意識した結果かこねてゴロ。今宮も高く浮いた球をきっちり流したのですが正面。内川も同じように捉えても真正面。内川の場合はアウトローでした。内川に粘れというのは役割的に酷ですが、粘って欲しかったですね。リズム・テンポが打撃陣にまるでなくなっていますね。4回のチャンスが嘘のようなグダグダ内容です。相手のリリーフは連戦で疲れてるから、ガン振りしていけという指示だったのでしょうか?今日負けるにせよ威圧感与えておけということなんでしょうかね?

 8回、西川に対して森福。もはや森福出しておけば100%アウトと言えなくなった西川。先頭を出してしまいます。近藤が送ってワンナウト2塁。ワンポイント森福という使い方に疑問符がつく…さぁ継投残り4試合どうしましょうか?森福続投でもいいんですが、調整&テスト柳瀬。ところが未だ沈黙の陽に抜けてデッドボール。

 おもいっきり抜けてボールを投げた時点でかなり危ないかな?やっぱり中田に打たれました。アウトローがインハイ言っちゃいましたね、変化球を三塁線破られて1-5。こりゃ柳瀬はビハインド以外使えないですね。しかし打たれて開き直ったのか、大谷には全部いいところ行きましたね。左の方が投げやすいのかな?あるとしたら左へのワンポイントか?柳瀬の起用は。

 クロッタにまるでダメ。いいとこなし。9回岩嵜が出てきました。ここで良ければ勝ちパターンで出てくるでしょう。一発病が怖いですけどね。近藤・大引を見る限り1イニングならいけそう。しかし大引まるでいいとこないですね、今日はヒット判定されましたけど、実質ノーヒット仕事できず、次スタメン外されるかな?

 代打大野。大野は岩嵜に5-3と相性が良いのですね。きわどいところ際どいところを狙ってストレートのファーボール。相性はわかりますが、もうツーアウトなんですし、ファーボールよりもヒットオーケーで力押しして欲しかったですね。西川もサードゴロでまともな当たりなしと。試合展開次第で次の勝ちパターンで岩嵜が出てくるでしょう。

 吉村・長谷川・明石と三凡で終わってしまいました。吉村きっちり捉えてヒットだ!と思いましたが杉谷にとられてしまいましたね。ハッセが次・その次で代打で仕事できるか…?どうでしょうか。まあ打線がなんともな内容ですね。打撃感がまだまだでしょうねぇ。吉村・内川に繋ぐこと。その前にランナー貯めないとどうもならない感じですね。

【第三戦】 摂津VS吉川 4-12

 先頭西川へのすっぽ抜け、逆球。インコースへ少し行ったのに、思ったより西川がのけぞったのがどうなのか?中島外へシュート(シンカー?)見せて内へ三振。一球カットされたのが、次にネバネバやられるかも?というところ。摂津はシーズン中、1~3番・中田までは抑えるが、陽によく打たれたと。で、さっそくHR。これまで眠っていた陽がHRというのが嫌なところ。逆に行ったとはいえアウトローのいいところでHR。よっぽど摂津にあうのか?

 中田の当りをマッチ強襲ヒット。うーんとってほしいが打球が相当早かったのか?まあ今の中田は一発さえ打たれなければOKですね。陽の一発を考えると、大谷次第でゲームが決まりそうな感じ。逆とはいえ、また低めなのにきっちりライト前…。うーん、立ち上がりの問題なのか?今年の摂津ということなのか?

 小谷野に落ち切らない変化球を振り切られて3ラン。これで0-4。四点差とはいえ、向こうの先発は吉川。何があるかわからない、立ち上がりで1点でも取れば、球数を使わせて早く引きずり降ろせば、継投で苦しいハムに何が起こるかわからない。

 ギータが内野安打、ベースカバーが少し遅かった吉川。これでピッチャーが動揺する!というところでバント。四点差でバント…。今年苦しんでいる吉川を助けるワンナウト献上とは…。内川三振でデホがタイムリー。左のPのアウトロー少し入ってくるボール本当うまいですね。結構きっちりアウトロー行ってましたしね。大引がこぼしてマッチも出塁(結果ヒット)。デホがランナーなので、そんなに焦る必要なかったんですけどね。

 金村さんはまだ初回だからバント当然と言ってましたけど、どうですかねぇ?一点取れば、摂津が立ち直る&吉川を打ち込めるという展開とは思えませんでしたけどね。ここは何が何でも「2点」を取らないといけない場面だとおもいましたけどねぇ。

 未だヒットのない晃がライト前に。これまで沈黙していた陽と晃がキーになるのか?当然デホなので帰ってこれず満塁。そして吉村。落ちる球二球で簡単に追い込まれたあと。カウント作って3-2。しかし落ちる球をひっかけてサードゴロ。サードの送球が怪しかった。どうも両陣内野がバタバタしてますね。まだまだエラーがありそうな感じ。

 バント策が成功なのか?と一瞬思いましたが、まあこうなりますよね。デホが帰って2-4なら正解だった。立ち上がりに点を取ったのでまだまだ試合はこれからになったことはなったのですけどね。

 2回、大引は本当ダメですね。怪我らしいですが何故はずさないのでしょう?守備で大引優先なのでしょうか?今宮がまたそらしました。吉村が取りましたが、怖いですね。デホの方が投げやすいかもしれませんね。西川の二遊間を破るキレーなヒット&盗塁。

 中島を打ちとったと思ったら細川のエラー。やっぱりですか、細川の送球がまずかったのはそうなのですが、吉村の入り方も?という感じ。微妙なズレが感覚を狂わせているという要素もあるのかも?心理的にプレッシャーになってるかもしれませんね。次はデホにしたほうがいいでしょう。

 陽のところで中島が走って、1・3塁の形のほうがいいんじゃ?と思ったら先ほどと同じようなHR。なるほどあんだけ長打の可能性があるなら走って一気に2点という形でリスクを犯してもいいですね。その後の中田が甘い浮いた球を狙って空振り、今のを仕留め損なったのは状態が落ちていると見ていいのか?もう摂津は50球を投げてしまった、さあ継投どうするか?

 エラーのあとの一発で早くもゲームが決まってしまいました。あとは消化ゲームだとしてもどうやって戦うか、一矢報いて明日につなげるかになっていきます。しかしこの日はそういうものもあまり見られずワンサイドになってしまいました。

 明石・今宮ヒットも捉えきれず。これで二回終わって6点差だと相当難しい展開ですね。インローを拾っていく今宮。これが次にどう繋がるか。

 3回、摂津を見切って東浜のテストへ。6点差ならもう思い切ってこれでいいでしょう。真ん中低めのストライクからボールへ落とす球がいいのかな?東浜?近藤を歩かせるも三人を打ち取りました。

 吉川はタイミングをずらすためにフォーム変えたんでしょうか?なんか投げ方がスーッとせずにどこか変な奇妙な感じがありますよね。吉川だから6回まで1失点でいくとは思えない。どこかで捉えて引きずり下ろすでしょうが、点差が開いたのでのびのび投げられているのが気になりますね…。

 左へのインハイ・右へのアウトロー落ちる球、今日の東浜はいいのかも。5回には大谷に打たれ、近藤にタイムリーでしたけどね。しかしこの試合全部2アウトからの失点ですか。ハム打線の勢い・試合感ということですかね。摂津もいけなかったんですが、失投をきっちり逃さず仕留めましたからね。まあ陽が打てるのは相性いい摂津だけ!ということで陽に打たさなかったのは良かったですね。

 このシリーズファーストで吉村が声をかけるシーンが何回か見られますね。それ自体いいことですが、経験やタイミングピッチャーの修正ポイントをきっちり伝えられているのか気になるところ。ファーストの声掛けの上手さとかどっか特集やってくれないかな?お立ち台とかでリーダーシップを発揮しようとする吉村には好印象なんで期待は大きいですけどね。

 細川が東浜を受けて調子を確かめたので、もうあとは鶴岡調整でということになりました。あまり光の当たらなかった元ハム鶴岡がのちのち大きな枠目を果たすでしょうか?

 5回、一点を失った東浜で、1-8というスコアで相手が勝利を確信したところ。失点直後に何点かとって揺さぶりたいところ。1~2点失うのは向こうとしてもOKで来るでしょうし。ギータの出塁で先ほどインローを拾った(たまたま当たった?)今宮がまたインロー狙いましたが陽の守備範囲。しかしそのあとの内川がインローを見事に持って行きました。ギータが出ること、内川が決めるという役割が決まってる感じですかね。今宮と同じインロー打ち、右バッターはそこをねらえという指示かな?

 結果論ですが、内川はここではなく、初回で打つべき・打たなきゃいけなかったんですね。まあ、その後もろくな反撃がないのでどうでもいいっちゃどうでもいいですが。消化試合として早々確定したほうが明日につながる、切り替えられるならそれに越したことはないですし。どういう過程であろうとあと2つ勝てばいいんですからね。

 6回も東浜。4イニング目は果たしてどうなのか?もう勝敗度外視な継投になるはずですが、続投の意味があるのでしょうか?中田にまた一発打たれました。本当に今の中田はすごいですね、神がかかってます、先ほどのミスショットでようやく落ちてきたと思ったのもつかの間でしたね。最終回もレフトフライでしたがいい形でしたからね。ああ、怖い怖い。

 大量失点のあと打線の感覚が狂うといいますが、そうなるでしょうかね?後ろの投手を休ませるためだけに東浜を続投でいいのでしょうか?うーん。それならば摂津を4回くらいまで投げさせて、東浜は3イニングで明日・明後日何かあったらまたロングリリーフに使えるようにしておいたほうが良かったのでは?摂津を1イニングでもいいし、ロングリリーフとして使おうという意図があったのでしょうか?それとも日本シリーズを計算に入れて、先発の可能性があるので東浜にロング(6回)を投げさせておこうということだったのでしょうか?それならそれでいいんですが…。

 まあ、摂津以外に打てない陽ということでまた明日から殺しておきたいところですね。矢貫もカーターも抑えましたが、荒れてますね。これで明日以降僅差で使えるのか?という感じですね。

 8回、9点差でデホがツーベース、そこでデホに代走出さないんですか…。奇跡の逆転よりも少しでも点を取って明日につなげる道を選んだほうがいいと思いますが…。短期決戦は全員で戦う、その意味でも控えを使い切るようにして戦わないといけないんですけどねぇ…。マッチはエラーがヒット扱いになったのでヒットありますが事実上4タコ。デホ・松田・晃ココらへんの期待感がまるでなくなると厳しいですね。

 そうそう高谷も出てきましたが、どうでしょうか?可もなく不可もなくですか、やっぱ先発・ロング被ってくれないとよくわからないですね。

【第四戦】 中田VS木佐貫 5-2

 この試合、タイムシフト忘れて見過ごしたので軽めになります。森が次やらかすのでその内容を見直したかったんですけどね。見れませんでした。

 これまでエラー後のHR(中田・陽)でゲームが決まっているだけにエラーと一発がポイントですかね?ハムで9回までパーフェクトで行った時の中田であれば頼もしいことこの上ないですが、さてどうか?木佐貫は今シーズンの出来でこの大事な場面で使っていいのか?という感じはありますね。まあ他にいないのかもですが…。まあベテランなのでその経験を買ったのでしょうけどね。上沢・メンドーサで最後までもつれてしまったら切り札大谷でいいんじゃないでしょうかね?栗山さんの判断が…。投手に関しては?って感じのシリーズですね。

 で、さっそく立ち上がり、今宮送球エラー(内安)でおいおい昨日の悪夢再現か?という空気になったあと、中田は陽・中田連続三振。中田様様でしたね。25球も使いましたけど。

 ギータはアウトローを泳がされたような、ちょっとタイミング外した感じでHR。あれが入るのに、高目は入らないというわけわからない感じですね。

 しかし中田は上位にきっちりボールが行くのに、下位に行かない感じですね。またミラ・近・ビッキーに四球連発で大野にタイムリーを浴び、西川・中島には完璧というわけのわからなさ。タイムリー打たれたボールは外す要求だったのにちょっとストライク気味に行ってしまったのがもったいなかったですね。2回で47球、さてどこまで中田が投げられるのか?

 3回、マッチ・吉村であっさり勝ち越し。晃のバントで最低限作ってというのは当然ですが、1点を守りきれるのか?と心配になるところ(2-1)。ところが2回クリーンナップに連続三振。スライダーのキレが完璧でしたね。

 で、いきなり木佐貫からメンドーサへスイッチ???ちょっと理解できないですね。継投で戦うことを考えていたとしても、順番逆じゃないでしょうか?メンドーサを苦手にしているウチはどちらが先発がイヤかといえば、メンドーサ。そして交代してロングリリーフで丁寧にゲームを作るなら木佐貫のほうがいいのでは?という気がしましたけどねぇ…。

 いずれにせよ中途半端な策に見えましたね。で内川・デホを出して、マッチがタイムリー、4-1。このまま上位に安定して強いのならば、下位で失っても2点までで、7回まではリードしてゲームを作れるかな?と勝ちを確信出来る。大きな二点になりましたね。

 5回、中田が下位からで大野に先頭四球、西川に繋げられて陽で最低限の1点を失うも小谷野三振。不安すぎる内容でも最小失点で切り抜けるのが中田のハムへの相性の良さを感じさせますね。防御率はそれほどでもないんですけど、ファーボール一番出さないんですよね対ハムに。一番相性いいのはロッテですけどね。

 大野にタイムリーで失点のきっかけになる四球、大野がアヤになるのかな?大野の調子・経験を考えて大野固定の方が良かったのでは?という気もしますけどねぇ。第二戦で終盤大野がファーボールをもぎ取ったのなんか象徴的で大野のほうがいいんじゃ?もし大野だったらどうなってたのかなぁ?と思わずにはいられないですね。

 その裏、4-2となってまた満塁。ここで1点でも返せばゲームの流れは一気にこちらになるところ。晃あるかせて満塁策で吉村。一試合目のヒーローに対して思い切った手を打ちました。ここでハムサイドの思惑通りゲッツー。まだゲームは決まらないと。ランナーが賑わう最後まで分からない展開になってしまうのか?

 ハムとしては中心の内川・吉村をなんとしても打ち取りたい。そこで上回れば鷹打線をコントロールできるという発想なんでしょうか?まあこのケースはゲッツーがあったのでまたちょっと違うのですけど。殺せるバッターをしっかり仕留めるという無難な策でいいと思いますが、市川から強気の姿勢が目立ちますね。まあロッテ然りCSは勢いですけどね。

 6回また満塁で森福。西川・中島ならパーフェクトでアウトという感じでなくなっただけに怖いところでしたが、森福の勝ち。やはり大引はだめ判断で代打赤田。ラッキーな三塁線切れないもうけものヒット。こういうので流れが変わるのが怖いところだったんですよね。大野もまた選んでつなぎましたし、赤田・大野がラッキーになってくるか?細川もコンスタントにヒット打ってるので、キャッチャー・下位のつなぎがポイントになるのかしら?

 谷元VS明石で、明石がレフト前。ここでカーターをつぎ込むも、クイックがうまくない隙を突いて明石の盗塁。盗塁がなかっただけに非常に大きい盗塁。内川が最低限で、デホが犠牲フライで5-2。これで勝ち確。ぎりぎりのフライでしたが、明石のスライディングが勝ちましたね。相手のブロックをねじ込むいいスライディングでした。日本シリーズの前から明石はこういう光った点があったんですねぇ。

 残り二試合を考えると谷元・鍵谷を勝ち試合に使う方が良かったのか?まあ継投はいっぱいいっぱいで難しいところとはいえ、ここでカーターはどうなのか?内川にHR打たれている印象が強いので一発を警戒してカーターだったんでしょうか?

 森・五十嵐・サファテといつものパターンでぴしゃ勝ち。なるほど、これが次の布石・フラグでしたか。森は345、陽・中田・小谷野を抑えたからこそ次の試合の、あの采配につながるわけですね。シーズンの勝ちが決まる試合とそうじゃない試合じゃまるで違うとおもいますけどねぇ…。

次回へ続く