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身体論・武術・スポーツ関係を分割してこちらで独立して書いてます 野球評論は辛辣に書いてますので苦手な方はご注意下さい。また基本長いので長文が無理な方はお気をつけ下さい

プロ野球順位予想 というかほとんど横浜推し

 ―と言っても、正直良くわからないというのが本音。プロなら、それでも一応の予測を出きるのでしょうけども、己はOP戦とか全部見たり、人事チェックを済ませたわけでもないので、適当です。何より、今回からパ・リーグの方を中心に見ていかなくてはならないのに、去年までセ・リーグオンリーで見ていたから、予想つきません(> <)。

 ですから、まあ話半分で。見通しを書くのは一周するまで(=それぞれ5チームと対戦し終わって15試合経過した後)にさせてください。汚いけど(笑)。ですから交流戦前まで、それぞれチームの状態を見てみないとどうもわかりません。

 言うまでもなく、交流戦というのはセ・リーグにとっては貯金を吐き出さないため、そして毟り取られてこの時点でシーズン終了、という事にならないための重要な転換点とも言えます。去年ヤクルトが失速し、中日が貯金を作ったことが、結局最後の命運を分けましたからね。特に広島・横浜という球団はまともに戦える実力がなかったので毎年この時点でシーズン終了してましたしね。セ・リーグにとっては交流戦はシーズンの命運を分ける獅子の千尋の谷的なポイントです。マラソンで言えば給水地点でしょうかね?

 ということで予想をするのは交流戦後になるかもしれません。セ・リーグの場合多分、交流戦・8月までにどこが優勝しそうか目処は付きそうですしね。つうかたいてい8月までには予想がつくもんですし。だから8月にも何食わぬ顔で優勝予想するとは思いますが(^ ^;)。

セ・リーグ

 1 巨人

 2 ヤクルト

 3 中日

 4 横浜

 5 阪神

 6 広島

 今年のセ・リーグは面白い。というのはオープン戦ニコ生で何試合か横浜の試合を見ましたが、梶谷が良い。これは非常に期待ができる。彼普通に首位打者盗塁王争いをするでしょうしね。中日から帰ってきた小池も十分戦力として期待できる。小池よく帰ってきてくれたなぁ…。FA補償はないランクだったのかな?小池。

 国吉がいるとか、梶谷がいるとか、そういう選手個人の戦力の問題の話ではなく、今年の横浜は組織として機能することが間違いないですからね。横浜は、中畑…今年もダメか~。なんで工藤じゃねぇんだよ(#゚Д゚)ゴルァ!!。とおもったら、高田GMになって、日ハムばりのいやらしい野球・セクハラ野球を取り入れました。オープン戦みていて、おお中畑ええやん!一点を取る野球をしているやん!と驚きました。

 今年からセ・リーグの構図が2賢・4バカから3賢・3バカに変わる。言うまでもなくパ・リーグは全部賢い野球というか、まあつなぐチームスタイルじゃなくても、その選択はわかるという感じですから。セ・リーグはどっちかというと痛い野球をやってますが、パ・リーグにそういう要素はありませんしね。

 4強・2弱という基本図式は変わらないかと思います。しかし上の図式で言うと、

 巨=強&バカ ヤ=強&賢  中=強&賢 

 横=弱&賢  阪=強&バカ 広=弱&バカ

―となって、強い戦力でもバカなことをやってくる巨人・阪神に対して横浜は去年とは違い、そこそこ食らいつくことができると予想されるからです。まあ巨人に対しては6~7だったかな?借金。阪神に対しては僅か2に過ぎない(阪神ェ…)。優勝するチームというのは、弱い下位チームを叩いてそこから貯金をごっそりいただくというのが基本。去年のヤクルト・広島の躍進というのはまさに横浜からの貯金10ですからね。混セというより、横浜銀行だっただけですね。そういう意味では白けるシーズンでした。ヤクルト・広島を押し上げ、なぜか阪神を叩いたという意味不明なチームだったんですねぇ…横浜は。

 去年はヤクルト・広島にそれぞれ借金を10しましたが、今年はそれほどしないと思います。5つ勝てばそれだけでプラマイゼロですしね。一点を取る野球をする今年の野球からして、序盤で投手が崩れてオワタもあるでしょうけど、勝てる試合は確実に取るでしょうからいけると思います。去年の基本図式、横浜銀行にはならないですから、根本的に図式が変わります。そういう点で今年のセ・リーグはパワーバランスが変わって面白いと思いますよ。

 どの評論家を見ても最下位は横浜ですね。本当は己も横浜なんですけど、期待を込めて4位にしました。バカなことをやってるチームより上ということで。まあでも8月過ぎたら戦力、特に投手先発のコマが足りないんで一人・二人怪我してオワタになる可能性が大ですね。今でも筒香・ラミレスが怪我と最悪な状態ですし。弱い下位チームがさらに怪我したらもうダメです(ただでさえ主軸が高年齢で一発が期待できない中、筒香がいないのは致命的かもしれません…。走って繋ぐ野球にシフトチェンジしたと入ってもね)。

 今年は違うぞ!ってところをアピールするために始めのスタートダッシュ、特に阪神・広島・ヤクルトとの対戦では7-2でごっつり貯金を作りたいですねぇ。

 国吉・高崎・三浦・ジオ・山本省・ブランドン、去年の印象でブランドンの先発はまあまあイケそう。ただし一年投げられるのかという未知数な面がある。山本省は去年こんなやつなんで、寺原とかえたんや!っていうくらいの投手でしたが、オープン戦見る限り、ああいいピッチャーだな~という感じ。ただしオープン戦特有の短い回数なのでこれもまた投球回が消化できるのか…。ジオも同じく、オープン戦は良かった。んで一年間and長い回を投げきれるのか?三浦は言うも更なり、二回くらいローテを外れるでしょう。というか10回くらいじゃないか?先発できるの。国吉・高崎は問題ない。国吉は今年彼が軸になってエースと言われる働きをしてもらわないと困るというところ。

 抑え・後ろは本当に充実していますからね。さすが尾花投手を整備した。これでよくもまああんだけ負けたもの。そりゃそうよ。あんだけむちゃくちゃな攻め方してるんだもの。落合に名参謀森がいたように、投手のことは本人がよくわかっただろうが、打つ方に関して参謀、全権を任せきれるような存在がいなかった。つうか、こんだけ走れる選手がいて、なんであんなに走らなかったのか本当に意味不明ですよね…(ホークスは行くな!というサインはあっても行けというサインがないというのが象徴的ですよね、去年はいけと言われなかったから、走らなかったという有様ですからね…)。粘って四球&盗塁orヒットエンドランor揺さぶり戦術でいくらでも相手投手攻略できたろうに。まあ去年ひちょりを使えなかったのが痛いというのもわかりますけどね。彼はネバネバ、日ハム野球ができる絶好の選手です。

 高田GMのコネか日ハムが多い。日ハマ~ですね。日ハマベイスターズです。他に林・藤井と揃ってます。横浜が強くなるだろうと思う理由は、GM制度で日ハム野球を導入すること。んでこれまでいい選手が出て行ってしまったとは言え、いたということはフロントはともかく、スカウトはそこそこしっかりしているということ。そのフロントが代わって、GM制ですから、スカウト一から育てなくていいんですから、必ず強くなるでしょう。

 んで、次に横浜強くなるロジックはラミレス・鶴岡・藤井然り元日ハム・ヤクルト閥がちょっとありますが、言うまでもなく去年の巨人組ですね。特に鶴岡というキャッチャーの流出。投打にわたって巨人の情報がごっそり手に入る。これは非常に大きい要素だと思います。加えて言うまでもなくラミレスは頭脳派のバッターで配球を読んで状況に合わせたバッティングをする=併殺が少ない・賢いバッティングが出来る選手ですからそういう面で良い影響を与えるでしょう。

 外様組が異常に多い横浜というチームは、血の入れ替えが活発。多くの人材が集まれば集まるほど発展するのは組織の常。一から生まれ変わるためにこれはいい傾向だと言えます。そしてそれだけ情報戦という点で優れているということです。

 落合という名監督がどうして日本シリーズで勝てなかったという説明で、これを思いつきました。FA・トレードの欠如です。それを封印することで組織の結束・安定した職場環境を提供する・安心して野球に取り組ませるといった代償に、組織がマンネリ化してしまう。何より情報が入ってこないということが非常に大きいのではないかと思います。

 特にセ・リーグというパ・リーグより劣る球団に所属するなら、率先してパから選手を引っ張ってこなければならないでしょう。中で実際にプレーしている選手が来るということは、それだけ内部の人間でないと知らない貴重な情報が提供されるわけですから、それを生かして戦うことはペナントを勝ち抜くためには必要不可欠な戦略だと言えますね。もちろん今年村田が巨人に行きましたが、巨人がその情報を活かそうという視点があるとは思えません。橋上さんが孤軍奮闘して終わるだけという気がしますしね。

 まあそれでも今年の巨人と互角には戦えないでしょうね。前半何とか、後半はキツイでしょう。日程にもよると思いますが。面白いのが広島のジオ取り。これはもう明らかに広島対策の一環でしょうからね。去年いたリーチだっけ?アレ鍛えたら使えるんじゃ?という感じがあるのにわざわざ取ってきたのは対策以外の何物でもない。今年の横浜のテーマはおんなじ位の戦力の広島叩きですから。出来れば広島から貯金を作りたいと思っているでしょうからね。逆も然り。最弱決定戦カードですから。

 んで広島なんですが、チーム編成がむちゃくちゃですからね。こいつら一体何考えて編成やってるんだとびっくりしましたもん。江草トレードはいいなぁと思いますが、31の投手が投手の中でチーム最年長ってどういうことなのか…?バランスが悪すぎる。広島は投手が揃って今年はイケる!って言ってましたが、やはり躍進の要因が横浜叩きの上でのそれなんで、特にバリントンは去年横浜から四勝したのが二桁勝利の要因ですが、そううまく行かないと思いますよ、今年は。

 まあヤクルト同様、投手の駒が足りずに、延長で苦労するのは横浜・広島の宿命ですね。阪神は普通は苦労するはずないんですが、練習してない&先発我慢できずにすぐ替えて、後半必ず後ろに負担かかって自滅しますからね、ちょっと違います。

 んで、いつも言っているように、広島・阪神は身内ばっかりの閉鎖的コーチ・監督なんで、弱いです。采配むちゃくちゃですから。阪神は監督代わったといっても、無理だと思いますよ。そんな突然変異的に、ダメな土壌から名将生まれないですもん。唯一優勝した黄金時代の監督は誰でしたかねぇ?広島さん。まあ、この2チームはオーナー変わらない限りこのままでしょう。

 ダメ2チームが下で、金のない戦力の劣る広島が最下位って感じですね。まあ実際横浜落ちるでしょうけど、ダメな組織が悪い結果が出るべきということでね。こういう予想です。中日・ヤクルトはどっちかわかりませんが、落合さんいなくなったということで中日を三位に。川崎とか山崎とかなんかチーム内が混乱しそうだなぁという感じがします。山本昌はナゴド以外無理じゃないっすかね?10試合先発できるかなぁ?というところだし。あとチェンがいなくなってその穴がうまるかな?と谷繁・井端が今年やれるかなぁ?というのも注目。下が育たないとドラゴンズは厳しい高齢化が来てますからね。

 12回延長ではなく、今年も3時間半ルールなんで、ヤクルトにも勝ち目があるという感じで。青木の穴を完全には埋められないでしょうが、上田がいいですし、飯原もキャンプからいいという…。育てるのウメェな…相変わらず。去年からしたらこんな奴使いもんになんねぇよ(笑)レベルだったのに。すごいわ。阪神の駿太?隼太?ヤクルトに預けたほうがいいんじゃないっすかね?

 期待の星かとおもいきや、スカウトの評価はそこまで高くなかったとか…。キャンプで誰かな?立浪さん?イマイチどころか、イマ二と言われたとか…。外野の守備が課題の阪神にとって致命的ですね。もう巨人の松本とか鈴木とかそこらへんトレードでもらうしかないかも?俊足外野手ロッテあたりからもらうの考えるべきでは?阪神京セラでやることがありますからね。この点きっと後半響いてくるでしょう。守備がダメすぎでしょう今年の阪神は。マートンに続き、何より藤井の怪我でもう駄目でしょうね。キャッチャー代わりがいない。これでもう終わったも同然です。

 怪我という点で中日以外トレーニングコーチ・コンディショニングという点で取り組んでいないのがあれですよね。いい加減ケア専門コーチ置けばいいのに、怪我で戦力ガクッと減るんですから。去年怪我で苦しんだ巨人は何を考えているのか…?まあ中日以外はどこもあれなんでね。そういう点では計算しきれない不安定要素ですね。どこも同じですけどね怪我というリスクは。

 巨人はソフトバング=日本一のチームからとってくるということで、いい補強ですね。日本一のチーム戦術・情報を得られますから。ただ監督があれで、捕手が阿部、守備も巨人。それで同じ活躍ができるかという疑問がありますよね。ホールトンは隔年でしか活躍してませんし。まあ先発ローテが揃ったということ。何より宮国という新戦力の台頭で久保の出遅れでも、後ろに回せる余剰が出ましたから、今年は巨人でしょうね。投手の層が抜きん出ていますから。789整備するまで手こずるかもしれませんが、問題ないでしょう。数の多さから。

 ただ、巨人の一番の弱点というかダメな点は1・2番不在ですから、松本・藤村が働くかどうかというところ。その二人があまりオープン戦調子よくない。ですからそれが問題ですよね。345打てるのはいくらでもいますが、12を打てる選手が極端に少ない。せいぜい長野がこなせるくらい。しかしなぜか長野を1番に置くことはないんですよねぇ…。開幕してもこの二人を使うどころか1・2番セットで置きもしない( ゚Д゚)ハァ? さすが名監督(笑)。あえて89に置いてまた上位につなげるというならわかりますがね…。もうよくわからん構成ですね。足使わなかったら、普通に長嶋時代のオワタ打線じゃん。松本・藤村使わないという発想がないから、理解できませんね。さすが、戦力が足りないというだけあります。

 あと親会社の混乱・脱税問題で選手が集中できないという要素も無視しきれないですよねぇ。当初は絶対的に見えましたが、巨人はそこまで絶対的に優勝できるという感じがしませんね。

 パ・リーグはいいや、もう疲れたし(笑)。パ・リーグそんなにわからないから順位書くだけしかないしね。1ソフトバンクホークス、2オリックス、3西武、4日ハム、5ロッテ、6楽天。いい加減(笑)。今年一年はパ・リーグの勉強ということにさせてくださいm(_ _)m

 正直1位6位以外はどうかわからん。投手抜けても投手王国ホークスは今年も一位でしょう。補強の豪華さから駒が揃ったオリが対抗。西武は評価高いのですが、岸・涌井といった統一球後ダメになってしまった二人が復活するかわからないので3位。789投げるミンチェがオリ行ったり、不安要素は完全に埋め切れていないと思うんですがね?揃うのかなぁ?ダルが消えたということでハム4位。以前書いたように斎藤・吉川次第でAクラス(【ポイントは投球回!】 北海道日本ハムファイターズ斎藤の開幕投手の是非)。5位ロッテは藤岡は大きいと思うし、ホワイトセルとかグライとか面白そうなんだけどもやっぱり先発足りないかな?という感じで。楽天はもう論外でしょ。先発いないもん。

 各チーム楽天銀行状態になるでしょう。マー君といつ当たるかということが問題になる。ババ引いたみたいな感じですね、マー君は。楽天をきっちり叩けるかどうかがペナント制覇の鍵かな?あとセ・リーグ銀行=交流戦ね。交流戦あるからソフトバンクホークス安定ってのもあるんですけどね。ソフトバンクホークスオリックス、西武、日ハムは貯金作ってきますから、交流戦でどれくらい貯金作るかってのが前半のポイントですね。