別館、身体論・武術・スポーツのお部屋

身体論・武術・スポーツ関係を分割してこちらで独立して書いてます 野球評論は辛辣に書いてますので苦手な方はご注意下さい。また基本長いので長文が無理な方はお気をつけ下さい

身体の話(2016/11?)


 ようやく首も治ってきて、締切迫っていた本も返して、未消化の野球ネタを消化したいと思います。今シーズンのおかしかった継投のチェックやら、CS・日本シリーズ、来季へのホークス人事・選手の移動で4本は書きたい。落合さんが中日を去ったこととか、巨人ネタとかカウントすると6本は描くことが溜まっているわけですが、1月中に3本くらいは消化して終わってるはずですが、どうしてこうなった…。まあ、そんな愚痴はさておいて、とりあえず簡単に更新できる身体論から更新したいと思います。先月の穴埋めとして回すかな?これ。

 ○ヘッドバンギングでゆるめる―シャワーで頭を洗っているときに気づいた身体のゆるめ方。低い位置にシャワーを固定して手を膝について頭・背中・腰をゆらす。当然やり過ぎたら危険な行為だが、シャワーを浴びながらの姿勢でゆすることで背骨を効果的にゆるめられる。もちろん、よく映像で見かける危険な十代・切れる若者みたいに激しく振るのはダメ。頭を振ると言うよりも、身体・背骨を振る。腰を揺らすことができればそれでも良いと思うが、それを全身にうまく波及させたい。腰より上をほぐすことが効果的にできるやり方はあまりないので良いと思った。軸タンブリングなんか、背骨が上手くゆすれないけれども、この姿勢だと上手くゆれる。まあ、当然軸にはならないけれども、軸を作る前のほぐしとして良いのではないかと思う。

 四つん這いで、四足で地面に手をついた姿勢でゆらして上手くゆるむのならそれでいいと思う。まあ、個人的にはそれではあまりうまく揺れないので、こちらのほうが効果があると思う。直立から自然に腰を曲げて、膝に手をおいて頭・腰・足と横から見た時に三角形に見える形ですね。まあ、そんなに姿勢にこだわらずに、揺らして自分で一番いいポジションを探すのが良いでしょう。膝も腰も自然に任せてOK。

 頭から背中を軽く揺らすことでゆるめていく。逆に足からゆるめて波動を上半身にゆるめるのもいいかと。うまく背骨全体がうねるとポーンと気持ちよく抜けるところがある。地面にスターンと抜ける感じがポイントかな?まあこの場合、地面から天への垂直軸と体軸は切り離されて直角で交わる形になるので、背骨が頭から尻へ地面から見て垂直に抜けるということだけど。そういえば、武田鉄矢さんが尻尾があるようにという意識の話していたっけ。今度は尻尾を意識してやってみるかな。そんなことを思ってやってみましたけど、あんまり感じは変化しませんでしたね。


 ○壁たて伏せ、机などに倒れ込みながら落下感覚を鍛える。そんなことを多分前にも書いたと思いますけど、階段で登る時に、一段ごとに倒れ込みながら練習するというのもいいのかも。人目に触れると恥ずかしいので人がいないことを要確認で。


 ○肩甲骨、骨ほぐし*1と肩甲骨を突き出す腕立で可動域が広がった話。ふと、骨ほぐし・骨ストレッチをやったところ、背中・肩まわりがラクになって気になって本をチラ見してやっていました。手首と鎖骨と頭上でバタフライの腕の使い方で手首を掴んでほぐすやつくらいですけどね。

 で、はてなブログだったかな?肩こり対策云々で肩甲骨の可動域を広げようみたいなのを読んで、久々に肩甲骨を突き出す身体操作をやって、固まっていることを実感。肩甲骨を突き出して、背中あたりの肉が肩甲骨同士で挟めるようにする。椅子かなんかに手をついて、腕立て伏せをする姿勢で、腕力・上腕二頭筋や三頭筋・大胸筋に力を入れるのではなく、肩甲骨を動かす。肩甲骨が突き出るように背中側に力をかける、圧力をかける用にする。肩甲骨はローリング・回転することや左右・上下に動くことも大事なので、いろいろな方向に動かす。お風呂上がりに体が柔らかい時にやると効果的。

 いきなりやると痛めるので、徐々に可動域を広げること。決して無理せずに、ちょっとでも痛いと感じたら間を開けて次の日とかにまたやったほうが良いと思いますね、痛めたという話をよく聞くので。肩こり・背中の疲れ・痛みというのは肩甲骨のそば・周辺の筋肉から固まっていくので、そういう痛みを持っている人にはオススメですね。肩甲骨剥がしが最近ではアスリートの常識になっていると思いますが、必ずパートナーがいるので、一人でもできるやり方なのでいいかと。

 ラジオ体操などにある身体をねじる運動が、年取ってから若い頃より回らなくなった感があったが、これをやって肩甲骨・背中の可動域が広がった結果、スムーズに回るようになった。ちょっと腰をかがめると腰が辛くなるようになったが、背中とかすぐ疲れるようになってきたので、その対策・ケアに有効だと思いました。

 ゆる体操で肩をぐるぐる回すやつで肋骨が動くような感じがまるで無かったんですが、可動域が狭かった。固まってたからなんでしょうね。ちょっとやってみたらちょっと動く感はありましたね。まあ全然肋骨動かないんですけど。

 ○肋骨をアコーディオンのように使う―んで、肋骨を動かすという話になって、そのアプローチとしてアコーディオンのように動かすという話。脇の下に手を入れて、肋骨を抑えて(もちろん力を入れずに軽く触るだけ)アコーディオンのように肋骨を伸ばしたり縮める。左右それぞれやる。肋骨を動かすことで肩甲骨と肋骨の癒着が弱まるのか、添えた手によって支えが増えた結果かわからないが、肩甲骨が背中の中央により易くなる。可動域が広がる。添えた手の上に脇を乗っけるイメージでズルっとやると、より肋骨と肩甲骨が別れる・肩甲骨が浮く感覚があった。

 とまあ、そんな身体で感じたこと・気づきをメモ。

*1:ゆるめる力 骨ストレッチ/文藝春秋

読んだのこれだったのか、どうか忘れましたが。