別館、身体論・武術・スポーツのお部屋

身体論・武術・スポーツ関係を分割してこちらで独立して書いてます 野球評論は辛辣に書いてますので苦手な方はご注意下さい。また基本長いので長文が無理な方はお気をつけ下さい

八月のホークス第一週~二週

【エース摂津が崩れるも9連勝の始まりのカード】

8/1in札幌 吉川VS摂津 5-2で負け。

 相性のいい札幌なので、まあ行けるかなと。最近状態のいい摂津ですし、7回までゲーム作ってくれるだろうと思いましたが、ダメでした。6回100球止まりですか。ゲーム見れていないのでイマイチわかりませんが、6回で急に捕まりましたね。それまで押していたゲームだったのに、火消しの森も打たれると。

 森の場合いつものカットボールインコースの厳しい所に投げ込んだのに、近藤にタイムリー打たれてしまいました。対策されて、読まれたのか?稲葉が一発打って球場のムードが変わったということなんですかね。序盤の二度の走塁死があれでしたかねぇ。あそこで早々4点くらいセーフティーリードを広げておけばまた展開違ったのかも?

 9四死球の8安打と塁を賑わせたのですがねぇ。残塁祭りで2点だけですか。7回の勝負どころでサッとピッチャー代えたのがまた勝負の分かれ目でしたかね。まあそんなにホイホイピッチャーつぎ込むようなところじゃないし、そんなに絶対取らないと次が負け確!みたいなことでもないですしね。まあ別にいいでしょ。あえて言うなら、終盤の大事な所で、代打・代走という切り札の使い方の差、役割をきっちりしている差でしょうかね。

 しかし村田のホームスチールってなんなんですかね?どういうことなんでしょう。映像見ないとなんとも言えませんが…。珍しく宮西が三人でピシャでしたね。その後のクロッタが一発で逆転というピンチを作っていましたけど。ハムの後ろは必ず誰か一人崩れるという展開がウチとの試合で多い気がしますねぇ。

 このゲームは5連勝しているハムの勢いが勝ったということでしょうか?

8/2 メンドーサVS中田 8-5で勝ち。

 中田対決で中田に2ラン。その後中村のタイムリーで1-2。4回の満塁、本多が歩くより、1・3塁のところで状態がいい本多が打ったほうが良かったかも。まあ見てないんでわかりませんから、無理に打ちに行って凡退するよりマシですからね。しょうがないですかね。昨日に続いて近藤のタイムリーで1-3また2点差。しかしまあ、ハムは勝ちパターンで付け込めるのでまだワンチャンスありますね。

 先頭出塁の明石を珍しく最低限で3塁までつないでいきますが、内川ダメと。これを昨日のようなちぐはぐと考えるか、それとも打てないまでも嫌らしく食らいついていると見るか。その後どちらもあと一歩がでない展開になります。6回のチャンスで代打松中、歩かされるも考慮に入れて、明石勝負で実らずと。それぞれあと一歩で踏みとどまることになってますね。

 7回、今日もここでハムは投手交代をしますが、途中で増井からカーターに。贅沢な使い方するなぁとおもいきや、これが8回に祟ることに。8回、デホファーボールで代走金子。ここで宮西に。イニングまたぎが完全に失敗します。またしても宮西が抑えきれずに3-3の同点に。これで投手を使っていないホークスが有利の展開になりました。

 しかしここで本多が死球で離脱することに。最近状態がいいだけに痛いところですが、繋ぎが出来ないのでランナー&守備以外そこまで致命的ではありません。あとは穴を埋める選手の競争次第ですね。

 村田走塁死と代走なのに、あんまりいいとこがないですね。そして12回一気に5点とってゲームを決めます。ここだけで3盗塁とかやりたい放題ですね。矢貫を最後2イニング行かせないといけなくなったことが全てでしょうか。サファテの後森・柳瀬と使えたウチと対照的でしたね。こまかく継投刻んで自滅した感がありますね、相性を考慮したとか、疲労とかだったんでしょうかね?前日に細かく動いて勝ったので、今日も動いてズバッと采配がハマるみたいなカンが働いたのかもしれませんねぇ、二匹目のドジョウを狙って大失敗というとこでしょうか?

8/3大谷VS岩嵜 1-3でかち。

 この試合は大谷に、岩嵜なんで途中まで見てました。 相手キャッチャーの市川ですか?なんか鶴岡に似ている感じがしました。中嶋さんが教えるとそういう感じになりやすいのでしょうか?何回か捕るときぴょんぴょんしてましたし。今宮の犠打のときシュートして顔付近に。内川歩かせてデホ勝負。まあ打てないですね、デホ。

 復帰先発で4球でツーアウトといういい立ち上がりを谷口が7球粘ってヒット。球数を使いたい、粘らないと行けないという役割をきっちり果たしましたね。左の膝元へのスライダーでしょうかね?ちょっとボールに見えましたが、あれをストライクコールしてくれました。あの球が相当キレてるのでしょう。チェンジアップがあさっての方に行ってしまうのが気になりますね。

 ハッセ/明石と連続ヒット。明石の内野安打はファーストもうちょっとベースよりに投げてやれば、大谷のベースカバー早く入れたとのこと。また細川の顔付近に抜けてしまい、ランナーを進めてしまいます。今宮の時もあって、これで右バッターのインコースにかなり投げづらくなってしまいました。コントロールが安定しない、自滅パターンですね。で、金子/今宮タイムリーで二点取るものの最低限の一点はない…。ここで三点取ってゲームを優位にしておきたかったですねぇ…。でまたデホ。

 市川に98キロのゆるいカーブを使ったのですが、このカーブもっと使って欲しかったんですけど、なかなか使いませんでした。緩急で攻めて欲しかったんですが、どうしてなんでしょうか?珍しく落ちるボールを見事にストライク送球したのに刺せませんでした。審判もアウトコール仕掛けただけにもったいないですね。あとポロリがまたありました。肘/肩・膝/腰などの問題がある、手の震えなどがあって捕れないならともかく、目とか何か異常を疑ったほうがいいかもしれないですね。嫌なミスで進塁を許した所、ハッセのレーザービームでアウト。結果を残せていない岩嵜の心理を考えると回す必要なかった。もったいない走塁だと思いましたね。これで助かった、ゲームを作れる!と思いました。

 そしてこの勢いにのってギータ出塁&盗塁になったのに明石で三盗アウト。大谷はデカイのでどうしても投げるのに時間が掛かる、腕・脚が長い分クイックに限界があるフォームですからね。付け込むのはいいですが右バッターの時にやって欲しかったですね。あそこでリスク犯して行くケースではないでしょう。狙い事態は正解ですが、こういうところをもっと計算して欲しいですね。同じく大谷もこれで落ち着いちゃうことになっちゃいましたからね。

 うーん、中島に一球見せただけですねぇ。カーブ。確かにちっちゃいスライダーが今日の岩嵜はキレてましたけどね。

 ※岩嵜にまた鶴岡組ませるということがのちに来て?となるんですが、今日の試合をいまみて思うに、細川がカーブをまるで使わなかったというところから考えると、岩嵜はカーブ使うのがあまり有効ではないのでしょうか?のちに若菜さんが岩嵜は変化球投げるときに腕が少し緩むからわかると言ってましたので、結局鶴岡でもあんまり変わらない可能性がありますね。それでも打者の気配を読めるので細川がいいと思いますけど。

 イ・デホは本当チャンスで打たないですね。何なんでしょうね。

 ハッセのヒットで、ハッセが大谷キラーというのを知りました。ハッセ曰く球は速いけど、甘い。速い分当たれば飛んでいくとのこと。ハッセがレフト方向へフェン直のいいあたりをしていましたが、楽天戦でも銀次かな?外の真っ直ぐを逆らわずに流して、同じようにフェン直。左バッターがアウトローの速球を合わせるというのが大谷の攻略法になるかもしれませんね。楽天戦で左に立て続けに打たれて勝ち越されてましたが、それを察して左バッターにインローオンリー、と落ちる球の組み合わせだけになって単純な攻め方になってしまいましたよね。外へ逃げるシュートとか、タイミング外すゆるい球。アウトローへ落ちる球を見せるなどしておいたほうが良かったのではないか?と思いました。大野はなんで外へ見せなかったんでしょうかね?見せ球に何かあるのでしょうか?楽天は左並べたり、ボウカーでも盗塁したり、セーフティーやったりなんとかして大谷を崩そうとしていますね、そこら辺はさすがですよね。

 そういえば、大谷は表情で真っ直ぐ投げるとかわかるというのがありましたね。せっかくのクセをばらされたらたまりませんね。

 7回表犠牲フライ打てなかったのが嫌な感じでしたが、細川がダメ押しの3点目を取って勝ちました。ホントいいところで打ちますね、まあその分凡退もしているんですが、細川は結構ここでうってほしいなぁ~という時に意外と打ちますね。今年は摂津の時は打たないですが。

 前書きましたっけか?鶴岡札幌ドームだと落ち着くのか、結構いいですよね。札幌ドームの時は鶴岡主体でもいいんじゃないですかね?代打で抑えのキャッチャーで細川使えばいいですし。

【アウェイで打線爆発・クロスゲームを拾って三タテという良カード】

8/5 西武ドーム 牧田VSスタン 3-11で勝ち。

 いきなり栗山ファーボールでおかわりくんのタイムリーとメヒアのタイムリーという展開。メヒア外を流して打っていましたが、本当うまいですね。パワーも技術もありそうですねぇ、良いバッターだ。2-0。

 牧田相手にもう厳しいかなと思うのがホークスですが、イ・デホが本当に相性が良い。牧田専用機のところがありますね、デホ。3回四安打で2-2に追いつきます。5回のギータのタイムリスリーベースで早くもゲームが決まった感じがありましたね。明石もソロHR打って2-5。今日は嘘のように牧田からヒットが出ますね。

 6回、中村・メヒアにシングルヒットは仕方がないという形で、メヒアがポテンヒット。それはいいとしてスチールですか。足もあるんですかねぇ、メヒア。7回が勝負どころでしたね。秋山が歩いて期待のルーキー森が三振。秋山も盗塁失敗で2アウト。その後斉藤・金子と安打が続いただけに結果論ですが仕掛けないほうが良かった、また一点でも取っていれば流れが変わったでしょうか?

 森がキャッチャーになったことでリードが甘いということもあったのでしょうか?こっから滅多打ち。内川のタイムリーツーベースなどがあって、2-9。ゲームが完全に決まりました。パスボールもありましたし、森はまだまだ勉強ですね。バッティングは高卒新人とは思えない素晴らしい素材ですけどね。

 また死体蹴りに入りまして最終的に3-11。9回の嘉弥真がちょっと良くないのが気になるところですね。相手の中継ぎもボウデン・宮田だけ。途中から完全に諦めましたね、明日に切り替えてという感じでしょうか。まあ西武としては今頃首位のホークス叩くより3位のハムに全力という方針なんでしょうかね。もう一人くらい同点時に使うピッチャー使わせておけば、明日の試合に向けて生きたのですが。

8/6 菊池VS武田 1-8

 投げては武田がゲームを作って、毎回のように得点ということないですね。3回にはこれまで何度も言ってきた、デホ出塁・ギータ入れ替わりで盗塁で点を取るというパターンが出ました。まあ、ようやくかよ…という感はありますが。これが大事ですね。

 5回にゲームが決まりますが、ハッセのゲッツーの後に、川島が歩いてつないで1・3塁という形がいいですね。しかしここでコバヒロですか。やはり西武は2点差くらいならともかく、3点差でスパッと見切ってきますね。もしくはコバヒロが何とか使えるという目処があったのか?まさかね。でワンポイントワイルドピッチでみすみす一点献上で、何しに来た状態になりました。

 80球行かないで武田は降板。アクシデントかと思って心配しましたが、足がつったとのこと。殆ど完璧だったので、次回また期待。これくらいの球数ならローテをいじることもあるかも?すぐオリ戦とかがあったら面白かったんですけどね。

 内川のHR。8月に入ってHRが増えてくる頃。これを機にチームHRがグーっと増えてくるといいですね。景気付けの一発になってほしい。本多の代役金子はきっちり選んでつなぐのでいいですね。9回に塚田・牧原、もうちょっと出番増やしてあげてほしいなぁ、代打とか一回こっきりだと経験が少ないですからね。

 9回バリオスはヒット3、四球1で塁を賑わせた、ちょっと心配な出来ですね。川島4-0、四球と盗塁が1あっても、打率1割だとちょっとそろそろ厳しいですかね。明石・金子の下で、吉村上がってきたらオチますね、これ。柳瀬ワンポイントってなんででしょうかね?気になりますね。

8/7 in大宮 岡本VS大隣 1-2で勝ち

 直人が上手く止めて、細川を内野安打に抑えたことでランナー帰ってくるのを防ぎました。ここで岡本を崩せなかったのがロースコアゲームの要因ですね。同じく大隣も良い出来で付け入る隙を与えない展開になりました。

 5回、大隣が秋山に打たれ連続ファーボール。しかし右バッターの膝元=左のアウトローコースの出し入れでのファーボールなので、まあ打たれるにしても大怪我にはならないかなという感じで、直人をゲッツーに仕留めて切り抜けました。

 岡本はCSでいいピッチングをしたイメージが有りますが、今年そんなに良くない。そんなピッチャーをなぜ打てないんだ?と思いましたが、この時期に成績が上がってきてるという形。調整ミスなのか、単純に先発での経験が浅くて上手くやりくりできなかったのか、怪我なのかわかりませんが、ここの所好投しているということで、西武の逆転CSのために面白い存在ですね。結局この試合5回とはいえ1点しかとれませんでしたしね。

 ハッセは上がってきましたね。デホタイムリーのあとは、ハッセのツーベースからの細川犠牲フライでの点でした。金子/今宮がつないだので、ここで仕留めてゲームを決められなかったのが痛いですね。メヒア変化球全部三振。おかわりも手玉に取りました。大隣は西武相性良さそうですね。

 森が打たれました。そろそろ疲労がたまってる頃でしょうからね…使い方考えないといけませんね。代打斉藤がタイムリーで一点差&盗塁死。五十嵐・サファテを考えてここでちゃれんじということだったんですかね?五十嵐はおかわりの前にランナーためてゲッツー。ここぞというところでゲッツーで仕留められる投手力で勝った試合というところでしょうか。地方では珍しい感じの投手が光った試合ですね。

 メヒアはサファテから真っ直ぐをヒット。やはりまっすぐに強いタイプですかね。先頭メヒア出して浅村といえども送らせて確実に一点取って追い付くべきでは?とプロ野球ニュースで解説してましたが、後ろ投手の事考えて下手に同点延長がいやだったんじゃないですかね?延長引き分けで戦力がガクッと落ちそうですからね、西武。

 地方・怪我明けで少し不安がある大隣・相手の好投というものがあってもロースコア1点差ゲームをキッチリモノにして三タテはいいですね。

【不調のハムからホームで三タテ8連勝を飾るカード】

8/8 inヤフド 摂津VSメンドーサ 7-2勝ち

 摂津の投球がかなり良かったですね。どんどん本来の状態に戻ってきている印象があります。右でも左でも四隅のコントロールがあり、シンカーのキレが戻ってきています。空振り三振シンカーで取ってましたからね。細川のリードで珍しく三球三振なんてのもありました。

 近藤がソロ打っても別に単発ならまあいいかと見ていましたが、今年摂津被弾が多いのかな?そりゃこの時期は多いですが…。

 緩慢な守備で一塁にいた明石が一気に生還であっさり追い付きました。3回裏今宮のバスターからヒットまとめて4-1。内川が犠牲フライ打てないのがちょっと気になりますね。片岡さんはゲッツー崩れで一点入った所で、大引のトスがワンテンポ遅いということを指摘していましたね。4回ノーアウト満塁からもあっさり三人で終わるというのが今日のポイントでしょうか。最低限で1点入ってればまた流れは変わったでしょうしね。

 4回金子のツーベースで出ながらもピッチャーゴロで飛び出してアウトになってしまうという悪い流れ。そのラッキーな流れなのに、ワイルドピッチとエラーで失点してしまうというのがハムの流れの悪さですね。

 あとはハッセのHRくらいですかね、取り上げるのは。また満塁にしてしまい、代打稲葉で嫌なところですが、一点で抑えてくれれば…というところでキッチリゲッツーで一点止まりでゲームをきっちり作ってくれました。あとは柳瀬・森福でオシマイ。ウチが六連勝でハムが五連敗というチームの状態を象徴するようなことになりましたね。

8/9 中田VS吉川

 若菜さん解説。中田についてー細かいコントロールはないピッチャー、悪い時に真ん中に集まる癖がある。それをどうするか。高めに強いボールを見せて、低めに早い変化球でアウトを取ると。ある程度ピッチャー中心のリードが必要。キャッチャはー細かいコントロールを要求してはいけないが、ピッチャーはいつもアウトローに投げよう、イイトコに決めようと考えて投げるもの。

 イ・デホのゴロ処理をなぜか焦った大引のエラー。デホの足を考えればワンテンポおいても余裕で間に合うのになぜ急いだのか?不思議ですね。昨日片岡さんが指摘していたようなことを、注意されていて早くやろうという意識があったのでしょうか?

 今日の中田はバッターを見て投げられている。相手の調子・状態を把握して投げられている。陽の想定外のゆるい球でのみのさん、甘い球をセンター前に返されたのを今宮のファインプレーと良いプレーが続きますね。

 4回にギータがランナーに出て、フルカンにしてしまい最後の球が甘く浮いてハッセがスタンド直撃。自動スタートでギータが生還、送球乱れてサードまでハッセが行く。そしてきっちり一打席目で選んだ金子がタイムリーと。金子は選球眼いいですね。これならホークス打線では欠かせない繋ぎのパーツになりそうですね。まあ、ウチの首脳陣がそういう判断を出来るかどうかは別ですが…。吉川は細川がエンドランをバット引いた瞬間見抜いて少し外してゲッツー取りましたね。そういうとこうまいですね。

 前回、細川が3ランかな?吉川から打ってゲームを決めているので、多分細川を警戒するはずなんですよね。そういうところもあって、逆におもいっきり打たせても良かったかなという気はします。おもいっきり振り切っての三振で次にプレッシャーをかけていく作戦とか。まあ結果論ですけどね。

 中田の投球がここんところ見ないくらいいいとのこと。確かに良いと思いましたが、制球というより、まっすぐの球威と変化球のキレが良かったと思います。コース自体は浮いたり、真ん中甘いところに行ってしまうものの、相手が空振ったり、詰まったりしていたので、多分中田の良い時は、外スラや落ちる球すとーんとか特定の球種の冴え、そして今日のように真っ直ぐがはしるという形になるのではないでしょうか?

 若菜さん曰く、吉川は2ストライクまでは行くのだが決め球がうまくいかない。スライダーなりカーブが上手く決まってズバッと三振・アウトが取れない。個人的には4回失点を重ねた回以外は、そこそこいい内容だったと思います。真っすぐ走ってましたしね。多分珍しく2ストライクに追い込んでからの方が打たれた、早いカウントでの方が被打率低かったんじゃないでしょうか?カウントしてないので印象なんですが。

 あんまり色んなボールを要求しないで、スライダーならスライダーをずっと投げさせといたほうが吉川も安定するのでは?と若菜さんの言葉。組み立ての問題なのか、大野のリードがそういうリードなのか。多分ホークス打線を警戒するがゆえに、そしてここの所そこまで安定していると言えない吉川だけに、吉川の状態を考えてリードするというよりか、相手打線の苦手とか状態を考慮した上での配球だったのではないでしょうか?ギータにインハイ厳しいところを続けて、よんたま。ギータは一発以外おkで、そしてハッセは打たれても単打でという感じで考えていたんじゃないでしょうかね?まあ、ハッセの勝負球また浮いて仕留められましたけどね。

 そしてまた金子によんたま。金子に最後カーブを投げさせて歩かせて交替。ここで交代になるということがわかっているなら最後カーブだと悔いが残る。どうしてカーブ投げさせたのか疑問と、若菜さんも吉井さんも言ってました。

 ピッチャーは考える生き物、コントロールをよくしよう!とか、低めにキッチリとかしっかり投げようと考えてしまう。だから投手がそういうことをいちいち考えないように、もうちょっと早いテンポでサイン出してあげた方がいい。大野の状況中心でのサインの出し方になってしまっている、もうちょっと吉川のテンポでサイン・間合いを考えてやらないといけない。早くやったり・怒ったり・褒めたりピッチャーによって違う、そういうところがまだ足りないと。ハマればいいけど、ハマらないと今日のようなことになってしまうと。なるほどなるほど。

 イニング・カウント・状況別での判断とか、コース・球種の是非とかは考えますけど、サインのテンポとかはちょっと見れないし、わからないですよねぇ。そういうところはやはり実際にサイン出して球を受けてた人ならでは見方ですよねぇ。ほんと、さすがですね、若菜さんの着眼点は。

 鶴岡の嫌らしさという話がありましたが、どういうのが鶴岡の嫌らしさ何でしょうか、気になりますね。細川は頑固と、同じ球続けるところなのでしょうか?かと言って、タテの変化球を上手く使い、まっすぐ一辺倒にならない―と。そういえば今日の細川のリードを三連戦マスクをかぶったから、三試合通じてのリードそういう計算が働いているという指摘もしていましたね。

 6回途中まで中田はパーフェクトピッチング。7回バッター中田に対して、初めてのファーボール。こういう時にすかさず間をとりにくのは細川うまいですね。今日の中田は並行カウントに必ず戻してくる。ツーボールのあと必ずストライク取れる。あと逆玉でもしっかり勢いがあるのが好投の要因と。

 うーん、7回デホに代走を出しておくべきじゃないでしょうかね?そりゃもう一打席廻る可能性はありますが、3-0でホークスの後ろ考えて4点目で決まりですからねぇ。もう守備固めしていい時ですし…。こういう時にデホかえないのが本当理解できない采配ですね。

 8回大引がスリーノーから二つストライク取られてフルカンで三振。もし今日ファーボールをいくつも出していたらあんな簡単に三振にならなかったでしょうね。一つしか出してないからこそ、コントロールミスの可能性はない、少ないと降ってきてくれるんでしょうね。

 晃について、松田と違い、打つポイントが身体に近いところがある。故に追い込まれても対応ができる。松田のようにポイントが前にあるとそういう見ていくとか、対応は難しいと。しかしこれで52試合二桁安打とか本当にヒットが出ますなぁ。これでファーボールも取れていたらスゴイ打線になるんですけどね。

 うーん、まさか中田のこの内容で完封・完投出来ないとはねぇ…。8回7回と満塁で0点というのは嫌だなぁと思っていましたが、まさか明石のエラーという形でまとめられるとはねぇ。ホント小谷野はウチとの対戦でいい仕事しますねぇ。そして松中がハム戦でいい仕事するお返しというばかりに稲葉が同点タイムリー。しかし代走杉谷は牽制アウト。この場面でこれはちょっとねぇ…。

 サファテはランナー背負ったケースで使うと、ダメなんですかね?とするとCSとかペナント終盤もしオリとせってる展開になったら、ちょっと困ることになりますね。

 松中がヘッスラしてつないだんですけどね。判定はアウト、リプレイではからタッチだったのでもったいない。ヘッスラにチームを鼓舞する以外、意味は無いと思ってましたが、ああいう送球が逸れてタッチが必要になるときにセーフになるということを考えると意味はあるんですね。

 森について、右打者の外のボールをカットさせて投げているから、甘くシュート回転して入ってくることがない。なるほど。それでいてゆるい球も使えるというのが森の持ち味ですが、大引きを外のカーブで見逃し三振。この球が森にあるのは知っていましたが、鶴岡が最近カーブ要求するの目につきますね。やはり勉強して、ホークス投手陣をリードするにはカーブが大事。カーブの重要さに気づいて、その使い方を研究したんでしょうか?結果論ですが、それなら8回満塁細川代打というのでも良かったかもですね。相手は3点差ひっくり返すために細川代打ならそれでいいやという判断でしたしね。

 森の声、気迫凄かったですね(^ ^;)。鳥越コーチが明石をベンチで叱ってましたが、あのタイミングでやっちゃいけませんねぇ。お客さんに見えるとこでやっちゃダメですよね。で、晃の当たりをサードがエラー。明石もそうですが、会場として色んなイベントで使うから人工芝でも変なイレギュラーがある。あそこら辺の芝がなんか変な感じになってたのでしょうか?そして一塁牽制ミス。バントシフトを頭に入れずにファーストに投げてしまい労せずランナーを進めてしまうと。

 まあ、以前指摘したとおり宮西は本当ウチになるともうてんやわんやですね。今宮のバントも浮いて危なかったですしね。よく守備妨害にならなかったですね、今宮。内川敬遠で、新人塚田がサヨナラ犠牲フライと。初ヒットの前にサヨナラ打点というのも面白いですね。今日は守備→攻撃のリンクが面白いですね。森の好投が産んだサヨナラですね。

 塚田は若いころの星野監督に似てますね(笑)。しかし今の形だとハムがCSに入ってくると思っていますが、そのハムがこれで6連敗と。うーんまだまだ最後の椅子一つどうなるかわからなくなるかもしれませんねぇ。ホークスは7連勝と、エラーをきっちり得点に結びつけました。連敗するチームと連勝するチームというのはやはりエラーですよね。まあこっちもエラーで追いつかれたのですが。

 大家さんは細川のリード褒めてましたね。中田のその回その回、良い球をチョイスして組み立てていたと。最後の中田の場面でフォークでタイミングあってなかったからフォークでよかった。まっすぐなんで?と言ってましたけど、若菜&吉井さん解説でカット、スライダーの失投と言ってたように、引っ掛けさせてあわよくばゲッツー で完封狙った、欲張ったんでしょうね。ここまできて完封できないなんて嫌だという心理が働いたんでしょう。ココイチの場面で最高のスライダーが投げられる!と考えたんじゃないでしょうかね?いいピッチングしただけに完封させてやりたいと考えてもやむなしじゃないでしょうかね。

 そういや月間MVP内川&五十嵐のW受賞でしたね。月間12Hというのが新記録というのは知りませんでしたねぇ。

8/10 帆足VS大谷 6-4で勝ち 8連勝。

 初回今宮の悪送球で失点、守備機会が多いとはいえこういう送球エラーを減らさないと行けませんね。藤田プロや鳥谷から送球技術を盗んで欲しい。宮本さんをコーチとして呼びましょう。古田監督なら、ヤクルトの監督になる前の勉強としてコーチを引き受けてくれそうですし。

 2回にすぐ大谷の悪送球で追いついてもらって、3回フィルダースチョイスで失点。うーん、まあ中田相手にゲッツー間の一点なので最少失点で抑えたといえるのですが、帆足の出来がちょっと良くない感じですね。スロースターター的なところもあるのですが…。

 4回明石・中村のタイムリーで逆転、金子はフォアボールとデッドボールと繋ぎますね、やっぱり金子はいいですねぇ。3-2で逆転してもらって、5回帆足は中田のタイムリーツーべーで金にスイッチ。ここの所連勝で使いドコロがなかったのでというのもありますが、こういう使い方だとあとが心配になりますね。というか帆足厳しいですね、途中から出てきてこういうことでは。

 早くも5回で代打松中という賭けに出ました。昨日の感じから行けると見たのでしょうか。松中のタイムリーで4-3。

 中村ヒットで悪送球が重なり、労せず2塁。こういうつまらないミスをすると必ず点につながるぞと中日森ヘッドの言葉通りの失点。大谷の課題でしょうね。今宮バント失敗、晃が挟まれるとかちぐはぐだったのにデホのタイムリーで5-3。これで決まったかとおもいきや柳瀬が小谷野に打たれて5-4。これでまだ何があるかわからない、今日はずっとシーソーだなこりゃと思う所。

 その後やはりハムの中継ぎということで、鷹打線に捕まります。カーターがハッセにツーベース明石が送って鶴岡スクイズ。初球何の反応も見せなかったので不用意に行ってしまいました。というかまあカウントとか状況見てのスクイズサインでしょうからね。鶴岡コケてキャッチャーの守備妨害みたいなことしていましたが、キャッチャー関係ないとこボール飛んでいましたね。むしろ一塁走って内野焦らすほうが良かったのでは?あの打球なら。まあスクイズ精一杯でコケただけかもしれませんが。

 五十嵐・サファテで安全安心の展開ですが、城所代走でカーター=市川で盗塁死が少し気になるところでしょうか。

 アウェイということもあってあまり見なかったので、9試合まとめました。結構適当になってますね。暑くてあまり試合見る気になれなかったというのも大きいですが、8月第一週~二週でした。不調の連敗続きのハムに当たれたというのも運がありますね。この大型連勝を見ると夏場を制して、こりゃ優勝決まったなと思っていましたが、後半にボロボロになってきますね…。最後の試合もそうですが、ハムのカードはミス・拙攻・ちぐはぐが目立ちましたしね。8月の不調も必然でしょうかね…。