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別館、身体論・武術・スポーツのお部屋

身体論・武術・スポーツ関係を分割してこちらで独立して書いてます 野球評論は辛辣に書いてますので苦手な方はご注意下さい

井岡の路線変更の謎 ロマ・ゴン戦回避に見る稚拙戦術

 あ、まだ五十嵐戦とか全然チェックしてなかったΣ(゚△゚;)。まあ、でもいいか、思いついたんでこれを書きたいと思います。

【ロマ・ゴン戦回避の稚拙さの謎】

 井岡のロマ・ゴン戦の回避があまりにも稚拙だったので、なんでだろ?と考えていました。そもそもライトフライのWBA王者決定戦の時点で、試合後九十日以内で試合をするという条件、スケジュールのタイトさからいって、破談含みだったことは間違いない。ですからロマ・ゴンとの対決自体が延長になることは至極当然。

 今すぐやる必要もなく、二~三年キャリア積みながらベストのタイミングを測って、そこでロマ・ゴンとやるという戦術をはっきり表明すればいいだけなのに、いつやるのか全く明らかにならない。方針がはっきりしないスタンスで井岡陣営が臨んでいるのが不思議でしょうがない。(※①この時点で負ける可能性のある強者・絶対王者的な存在とはやらない亀戦術を取っているという可能性がもちろん考えられますが、それはもう散々言われているので、今回は考慮外。あとで色々書きますが、結局この①亀戦術だったら分析無意味でオワタ状態ですが(笑))

【亀戦術以外なら?②遅延戦術】

 暫定王者がいるので、それとの統一戦をやってからやります。んで向こうも試合を挟んでくるので、スケジュールが一年は合わずに先送りと。んで怪我したとか理由つけて引き伸ばしてもいいし、クエリョとか先に蹴散らしてからラスボスとしてロマ・ゴンとやるとか、軒並みこの近辺の強者を蹴散らして「伝説を作る!」、海賊王に俺はなる!的な精神でロマ・ゴンさんはラスボスなんで順番後になりま~すと言えばいい。少年ジャンプ的な強敵インフレ概念で、あなたは順番最後ですよという感じでね。

 ビロリアを先に倒す!って言ってフライで彼を倒したあとにロマ・ゴンとやると表明してもいいですよね。なんでそうしないのか?(※ビロリアは32でほっとくと衰える、一番強い時期を逃すから、先にこっちを優先する。ロマ・ゴンはまだまだ25で衰える要素はないから後回しにします―といえば十分筋は通る)。

 まあ、要するに引き伸ばし戦術ですよね。しかし、それならそうと今言ったみたいに最終着地点・出口をはっきりさせておく。そうすれば別に批判されることもないのに、何故あやふやなままなのか?(※②遅延戦術、そして当然迷っている、他に会長が馬鹿だから、臆病だから―云々は同上の理由で考慮外。誰もが考えることですからね)

【不透明な出口はヌルゲー方針の始まりか?】

 ビロリア倒して、フライ級で対決!っていう図式を作りたいならそれでもいいですし、とにかく出口がハッキリしないのはなぜか?井岡は三階級制覇を優先したいというコメントも出していた。これじゃ、WBA王座決定戦→転級&ザコ防衛の亀田パターンになってまう!(※井岡は防衛戦は一応それなりなんで今の亀1よりは多少マシですがね)。

 WBA王座決定戦なんてほとんどものまね王座決定戦くらいの価値しかない。1位2位対決でもその後こいつは強い!と言われる挑戦者をクリアして初めて認める。あるいは前王者(衰えていない直近の)・転級の王者経験者同士とかでもない限り、王座決定戦というのは公認しないほうがいいと思います。JBCは日本・東洋タイトルない限り国内開催を認めないとしているのですから、そういう認定もすべきじゃないでしょうか?

 やっぱ王者と言われる相手を倒してのチャンピオンですからね。WBCとか他団体との王座統一戦をやる上で、統一王者が生まれると興行上防衛戦組みにくくなるから、統一戦は及び腰になって結果ファンが見たいその階級で一番強いボクサーは誰だ!という試合が見れなくなってしまう。

 それを回避するためのスーパー王者制度は、その階級で本当に一番強い人間を決める上では素晴らしい制度だと思いますが、5回・10回防衛したら格上げって意味不明ですね。そんな状態での王者を~階級制覇の公式カウントにしてはいけない(戒め)だと思うんですけどね。名誉・称号だけにすべきでしょうスーパーは。団体統一戦以外のスーパー王者の称号は認定すべきではありません。亀田はいい加減モレノとやらないとあきませんね。暫定のウーゴ・カサレスを退けただけでは不十分でしょう。

 ―そんなWBA批判はさておき、決定戦でロマ・ゴンとやらないこの王者に価値はあるのか?他にこの階級の猛者を倒して、フライ級でもいいので最終的にロマ・ゴンを倒さない限り、ケチがつくことは間違いないでしょう。二階級制覇(笑)になることは間違いないですね。たとえ今後ロマ・ゴンとやってもあーだこーだ言われ続けるのは間違いないでしょう。プロセスが不透明ですから。

 そういや、ロマ・ゴンの方は方でなんで階級上げないんでしょうか?新井田を破って二年くらいで階級あげて、もう二年経ってそろそろ階級を上げるんじゃないかって時期に確かに来ていますが、ロマ・ゴンはなかなか階級を上げないですね?やはり彼のリーチ・体格を考えると、このへんが限界と見ているのか?彼の破壊力から言ってバンタムくらいでも普通にやれると思うんですけどね?そりゃ相手のリーチに苦しむ事にはなるでしょうけど、スーパーフライくらいは余裕。どうして未だにこの階級にいるのか?正直敵いないでしょう。なんか防衛記録とか、向こうでの興行の理由とかあるんでしょうか?確か帝拳と契約してましたよね?よくわかりませんが。

【新説③前人未到&日本人初という記録狙い】

 ロマ・ゴンの事情は置いといて、そういうリスクがあるのに、なぜこういった道を井岡は選んだのか?彼なら別にWBCのライトフライ王者取りに行ってそれで王者に十分なれたでしょうし。(※エルナンデス?メキシコにWBCライトフライは釘付けで動かない、敵地挑戦しかないから嫌だったとか?それでもちょっと待ってWBOIBFでもいいし)

 ここに変な感じを抱くわけです。そして新説(といったほどの大げさなものでもありませんが)を思いついたわけです。決定的な理由は三階級制覇を優先したいといったことと記録を作りたいといったこと。これでピンときました。亀田がいるように、日本人でも三階級制覇をした人間はいることはいます。しかし彼は一度敗戦を挟んでいる。よって無敗でしかも最速三階級制覇というレコードを欲しているのだと見ました(※③日本人初記録が欲しい説)。

 というのも、日本のボクシング界の現状では強い相手と戦ってそれで評価されるという現状にまだなっていない。亀田大毅が内藤の世界タイトルに挑戦した時ファイトマネー一億円でしたからね。今のドネアと一緒ですよ、これ(ドルとかレートで多少差はあるでしょうけど)。んで内藤は千万でしたっけ?確か。ちょっと考えられないですよね。ベガスで本物と戦い、本当のボクシングをするより日本国内でおもしろマッチをするほうがはるかにカネになるという現実があるんですから、こっちをとったということではないでしょうか?

 王者のファイトマネー相場が10万ドル~30万ドルと言いますから、内山のV7で興行収入がどれくらいあったか知りませんが、おそらく3000万はいっていないでしょう。あれ、これって事務所収入と本人収入別でいいんだっけか?そりゃ、ベガス挑戦で無理するより国内でV15!とかほそぼそやって長く稼ぎたいですよね…。それでも一つ下げてドネア・リコンドーが上がってくるのを叩き、マレスやガルシアやクリス・ジョンを叩いて前後二階級に敵なしで世界の内山としてライト級まで乗り込んでほしい…!もしくは誰か一人階級上げてそれを倒してから下げるとか。残り試合数を考えて二桁やれるとは思えない年齢に入って来ましたし(年間試合数に、ケガなどで変わってくる微妙な問題ですが10試合を一つの基準に置いていいと思います)。無駄な試合・弱い相手との防衛やらないで強者と戦って欲しい!

 なんか話があっちへ行きましたが(^ ^;)、要するにバンダムくらいでドネアくらいの才能・実力がなければベガス行ってもしょうがない。日本でやってリターンが同じなら日本市場を選ぶということでしょう。彼の伝説になりたい!は「日本での」「日本基準での」伝説ということですね。「ラスベガス基準」の、「世界標準」の伝説は多分興味ないんでしょう。井岡の体格だとスーパーバンタムが限界でしょうから、向こう行ってもドネアの一億の壁は超えられないでしょう。ベガス目指す価値は低いですね。それで最強とは言わないまでもそこそこ強い相手と無難にマッチメイクしていって勝つという方式、ストーリー。

【新説④井上による路線変更説、亀化ならぬW井化】

 上にあげた説だと井岡舐めんな!とファンが怒りそうですが、もう一つファンが怒らずにまあ納得できそうな説を持って来ました。もう一つとは④井上最強ライバル説。井上はまあいつかは井岡とやるんだろうな~くらいに思っていましたが、その実現が意外と早そうなことに気づきました。4戦目で日本王座戦が決まったと報道され、7戦以内に世界王座を取ると宣言していること。井岡が同門宮崎のタイトル返上の決定戦で6戦目で日本チャンピオンですから、彼の記録を塗り替えることになります(史上最速っていくつだろ?まあいいや)。

 多分6戦か、記録重視で5戦目でいきなり行ってしまうかわかりませんが、ライトフライの誰かでもミニマムに一個下げて記録狙いで取って、すぐあげてライトフライ最速二階級制覇の可能性だって無くはありません。WBOIBF考えるとミニマムとライトフライで全部で8つあるわけですから、最低でも最速世界王座はまず達成出来るでしょう。

 面白いマッチメイクとしては最速5戦目にいきなり井岡を指名することです。指名されたらこりゃ大変!負けたら笑いもの出し、勝っても最速であの井岡に挑むとは…と相手に株を上げさせるだけ。こう書くと井岡がなんか小さい人物、セコセコ虫に思えますが、要するに「日本ボクシング界で」重要なのは商品価値の問題ですから、キャラ被るボクサーが出てこられたら困るわけですね。井上の存在は井岡の商品価値が下がりかねない死活問題だということです。(※追記、井上の「強い奴とやりたい」発言がありますが、もしかしたらこれも日本人を優先するロジックが働く可能性があります。日本人対決に拘る、高山とか宮崎にこだわって対決・マッチメイクをするのならば井上及び井上サイドは商品価値を高くするのは日本人対決しかない!と理解してそれに沿ったプランを展開してくるでしょう。個人的にその可能性は結構あるんじゃないかな?という気がします。でも井上もロマ・ゴン問題は至上命題でつきまといますからね。彼がいつ挑むのか!というのも気になるテーマですね)

 ということもあって、早く階級をあげておきたい。出来ればタイトルを同門で回したいので返上→宮崎に決定戦という形にしたいと思っているはずでしょう。日本王座もパスしてもらった恩があるので、お返しに宮崎にミニマム王座をあげた説を考えてますが、そんなとこじゃないでしょうか?ジムの興行面でも王者がもう一人いたほうがやりやすいでしょうしね。なにより報酬が違ってくるでしょうから。王者継承システム、返上&弟分に決定戦は今後の主流になりそうですね。

 んで宮崎が井上の露払い役。宮崎VS井上→井上という化け物王者誕生!井岡の新ライヴァルのお披露目が済んだ所で、井岡VS井上ライバル対決を盛り上げて煽っていく。そのために一番いいのがフライ級という舞台―そういうプランなんじゃないでしょうか?

 井上も最速8試合くらいで二階級か、それとも三階級制覇して井岡に挑んでくるのかわかりませんが、フライなら間違い無く最速記録同士とか、日本人無敗&新記録持ち対決になることまちがいなしで、視聴率=ファイトマネーがっぽ―稼げること間違いなし。

 というのも無名だった八重樫が王座統一戦をやることで一気に注目度が高まりボクサーとしての価値を高めたように日本市場では日本人対決がウケるということですから。亀田・内藤が40%というお化けを記録したように、そこまでは行かなくともここまで新星同士がぶつかったらどうなるか!!!という興味は掻き立てられることまちがいなしですからね。出来ればまた団体統一戦が見たいですけどね。

 そしてそういう流れもあり、いち早く一つ飛び越してフライ級に上げた八重樫は流石と言わざるをえないですね。この二大ボクサーの中に雑草魂的に入り込んで三つ巴にして自分の価値を高めるにはこれしかない。階級の壁を超えてビッグファイトを続けるという、ボクサーの王道を走り続ける姿には尊敬の念を抱かずにはいられませんね(もしかしたら八重樫ではライトフライの世界戦に時間が掛かるとかそういう事情があったのでしょうか?)。井上とやってかませになったあと、是非再起してどちらかを倒して欲しいですね!(一回目の井上かませ役は決定事項というぐう畜発想)。

【おまけ亀田はどこへ行く…】

 んで、どうして井岡は亀田のようなことをしているんだろう?と考える切っ掛けになったのは亀田問題があるからです。亀田は5階級制覇したら引退すると言っていて、多分今までのように王座決定戦を繰り返せば5階級は間違いなくできるでしょう。できるでしょうが、5階級制覇(笑)で確実に馬鹿にされることは間違いない。今や世界王者より、防衛記録より、パッキャオを持ち出すまでもなく、誰とやるか=どんなビッグマッチをするかが重要な時代ですからね。IBFWBOで日本人世界王者はこれまで以上に増えるでしょうし、複数階級制覇は、しかも軽いクラスでは何人も出てくるでしょう。ン階級制覇は結局目的でも手段でもなくて、戦ったあとについてくる数字でしかないと思いますけどね。

 亀田が五階級制覇をしたら、それによって複数階級制覇にしっかり中身がある内実伴うものなのか!という疑問・批判がつけられて検証されていくこと間違いなし、必然的に井岡の決定戦もおかしいんじゃないか?といわれることはもう今からわかっていますから。どうしてこういう不合理なことをしたのか?と疑問におもうわけです―そういう逆算をすると、こういう答え④の井上をメインターゲットにおいているが一番妥当かと思います。

 亀田はランダエタ戦見た時、アウトボクシングがうまくてあれなら結構やれるなと思っていたら全く足使わなくなりましたね。足使う=リーチを活かせる階級がフライがギリなんでしょうか?まあフライでは足使わずに負けてましたけどね。バンタム無理でしょう。スーパーフライでやって井上や井岡とか日本人対決に焦点絞ったほうがいいと思いますけどね。商品価値考えて山中と日本人対決やって負けても価値が上がっていいと思いますが…。んで八重樫とかどんどんやっていっていけばいいかと思いますけどね。バンタムは弟の後釜に返上戦術待ちなんですかねぇ?日本代表のパスサッカーみたいに世界王者の地位もパスされる時代ですかねぇ。

 そういや亀3のWBOは日本・東洋タイトルがないため国内開催不可になっていますが、このタイトルとったあとも不可なんでしょうか?だったら防衛戦を日本でやるために変則で日本か東洋をとりに逆挑戦しに行く形になるんでしょうか?どうなんでしょうかね。WBO王座で日本王座を挑戦者指名してケースクリアにするとかになるんですかね?

 ※ニカラグアナミビアと開催地は一体どこ?と変わっていきましたが、フィリピン・セブ島ですか。どちらもホームではない中立な所でのっていうケース珍しいですね。判定にホームタウンデシジョンがないという意味でいいですが、興行面・収益で大丈夫なんでしょうか?テレビ中継しないかなぁ?亀3のボクシングはかなりレベルが高そう(強くなりそう)なんで見たいなぁ