別館、身体論・武術・スポーツのお部屋

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ドラゴンボール改を見て

 久々に見て、野沢雅子さんやっぱり凄いな~と思いました。目玉の親父さんが亡くなってしまったとき、非常に大事な人だったと言ってますが、今の声優会で大御所といえる人の中でも、ナンバーワンといっても過言じゃないでしょうね。ただやはり年をとって,声が劣化してますね。少し震えているというか、落ちているというか,濁りを感じます。むしろこの年まで良くぞ、その声を保ったと言わざるを得ません。イチローという天性がそれほど恵まれているわけでもない人間が、良くぞあそこまで上り詰めたという人間の素晴らしさを見せました。しかしその打聖と言っても良い人間の衰えていく姿を見て、イチローでもやはり劣化していかなくてはいけないのかという、絶望と切なさと虚無を覚えたときと同じ感覚ですね。当時少年役の声優を探して、実際の少年を当てるわけに行かず、その少年役をこなせる野沢さんが当てられましたが、孫悟空が大人になっても、プラス子供二人分の声優をこなすという、鬼神っぷりの働きを示しました。まさに、八面六臂の大活躍、阿修羅ですね、まるで(^ ^;)。

 

 で、DBを見て思ったんですが、ネットでフリーザ=黒人、サイヤ人=アジア人というより日本人、ス-パーサイヤ人=白人として欧米で受容されているという噂を聞きました。己はこのアニメが世界中で愛されていると聞いたとき、知識人・むこうの文学者は反日的になるのではないのかと恐れたものです。なぜかって?だってまんま大東亜戦争じゃないですか!?

 

 まぁ、大東亜戦争じゃないにしても、このストーリーは西欧人がどんどんそのテクノロジーに従って領土を拡大し、星を好き勝手に売る。漫画・アニメでは出てこなくとも、実際映画では侵略された惑星の人間が奴隷化されているシーンも出てきます。んでその片棒を担いでいるサイヤ人=日本人ですね。悟空は地球を植民地にして搾取・支配する先鞭役だったが、地球に感化され、殆ど地球人になる。ス-パーサイヤ人はつまり明治維新下で欧米文化を吸収した象徴でしょう。風体は完全に白人のカッコになっても、根本ではそのアイデンティティを失わず、巨悪を討つんですから。その条件が甘さを捨てる・完全に非情になる=白人化ですから。日本人が米に立ち向かった姿とまんま同じじゃないですか。何故そう解釈されないんでしょうね?不思議です。ベジータが死んで悟空に頼むところなんて感動的ですよね。あえて言うなら日本と同じアジア国だが、日本とはスタンスを共有せず、立ち向かったが破れ、その意志・大義を託すという。だから己的にはDBはフリーザ編が一番好きなんですよね。