別館、身体論・武術・スポーツのお部屋

身体論・武術・スポーツ関係を分割してこちらで独立して書いてます 野球評論は辛辣に書いてますので苦手な方はご注意下さい。また基本長いので長文が無理な方はお気をつけ下さい

世界陸上(2011/08)

※旧ブログを消すついでに一応残しておこうかなと思った過去記事です。本当メモ程度での話ですが一応。 
 世界陸上の話です。ウサイン・ボルトが失格になっちゃいましたね。しかし陸上なんてあんまり競技人口いなくて、マラソンか短距離くらいしか注目が集まらない。その花形競技で本命が一発目のフライング失格ってねぇ…。興がそがれる事この上ないですね。

 一回は許す許さないというより、ボルトだけはフライング失格あっちゃいけませんよ。もう彼だけのための競技と言っても過言ではないくらいの存在なんですから。記録1・2・3位を持っている人間だけはフライング失格廃止するとか、そういう特例を設けたほうがいいでしょうね。

 どうでもいい話ですが、人間の反応速度を0.2秒と設定しているから、それを上回る反応をした場合フライング・失格ということになります。実際は達人レベルになると、柳川さんが科学的実験をした結果、その反応の平均速度は0.02秒。やっぱり他の人の逸話を聞いてもそれくらいで反応をします。確か高岡さんの実験でも0.02秒だったはずですね。肉体を鍛え、精神を研ぎ澄ますと、0.02という領域に入ってしまうわけです。

 I didn't moveで有名な抗議をして追放された彼は動いていない、聞いてから反応したという確信があるから、あそこまで抗議したんでしょう。これは間違いない。なぜこういうことになったのか?高岡さんいわく、世界のトップの選手はあえて遅らせてスタートしている。ルールで失格になったらしょうがないから、そこまでトレーニングしているわけですね。彼はその常識を知らなかったんでしょうかね?そういうことを教えてくれるまっとうなコーチがいなかったんでしょうね。

 まあ、ボルトもあまりにも調子が良すぎて反応してしまったんでしょうね。神経が研ぎ澄まされて聞こえてしまって、体が反応してしまったんでしょう。もったいなかったですね。

 そうそう、室伏選手が金取りましたね。一回ダメになったし、もう引退かと思ったら良くまあ持ち直しましたね。彼は研究熱心で非常に尊敬してます。背骨一本、一本動かせるほどの身体操作に長けているそうですしね。

 そういえば今回本当は男じゃないか?って疑われたキャスター・セメンヤ選手は怪我で出ていないみたいですね。もしかしたら疑われて嫌になってやめちゃったかと思いました。ああいうふうに世間に奇異な目で見られる・嫌な目にさらされても、頑張って続けてほしいですね。彼女の存在でインター・セックスが少しでも理解されるといいんですけどね…。おいおいありゃ女じゃなくてオッサンだ!男だろ?なんていう人がいましたけど。ああ、両性具有なんだろうな、ってすぐ気づきましたけどね。己は。そんなことも知らないでよく表舞台で発言できるなぁ、言論生業にする奴が…と呆れたことを思い出しますなぁ。

アイキャッチ用画像

1式陸上攻撃機 (世界の傑作機№59[アンコール版])