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別館、身体論・武術・スポーツのお部屋

身体論・武術・スポーツ関係を分割してこちらで独立して書いてます 野球評論は辛辣に書いてますので苦手な方はご注意下さい

【雑誌】 月刊秘伝 2014年06月号

 

月刊 秘伝 2014年 06月号

月刊 秘伝 2014年 06月号

 

 日野さん特集、胸骨を動かすことで全身をつなげる。これはカヌーのスラローム競技の大学生の技術向上のために考えていた時に生まれたと。甲冑という殻に包まれた時、動かせるのは胸骨だけ。


 サイバーヨガの人の協力で、脳波の測定を行っていますね。ここでは「同調」となっていますが、達人は調和するというやつですね。相手と向き合え!と言いますが要するに相手と調和するには脳波の切り替えが上手く出来ないといけないわけですね。練習してどうにかなるものなんですかね?
 
 攣縮、観察すると攻撃される時人はビクッと反応を見せる。人間は脳で判断する前に無意識で反射・反応する。この身体の無自覚な反応を利用する。「錯覚」を利用した技。

 盲目のお母さんが、見えないはずなのにいたずらした子供を叱る。そして子供が逃げ出すと道路までおっかける。なぜか?これは本来当たり前のこと。我々は「目の見える障害者」になってしまっている。か細く自分の意見をハッキリ言えない若者が、山でイノシシに出会って攻撃された瞬間、気合でイノシシを退けた。気合が、声が、意志がイノシシに届いたからこそ起こった現象。

 システマのミカエル・リャブコさんと保江さんの対談、武術と宗教の話。合気道・植芝先生には祝詞・宗教があった。それを取り除くと不完全なものになるという話。まあシステマロシア正教で云々かんぬんいう人がツイッターにいて、大丈夫かなぁ…と思ったことがあったので、メモとして。


 岡野功、柔道バイブル。無差別級で体重の少ないものが勝つための足攻めが今のルールではできなくなってしまった。完全にルール・制度の失敗ですね。捨て身技が印象的ですね。横車というのがあって、審判の判定が決まったかどうか見れる人が少なくなって今じゃ使えないとか…ですね。

 拘束背芯・拘束腰芯の話。これはどこか本に書いてあったな…、かぶってますね。雑誌に書かれていることと。本で読んだことがあるので、カット。


 平直行さん、例の剛身(こわみ)の話。肘にエネルギーの発電所・送電所がある。親指は強い力ここ一番で使う、小指は持続力・普段使う。人差し指は押す力、薬指は引く力。中指は押す引く、瞬間と持続力の中間で回転の源。開く力と締める力を同時に使う拍打手、命を取るときに使われるから、ケンカは拳でやれと言われると。


近藤孝洋 ついに最終回!
武術極意の深ぁ~い話「必殺の一撃(其の弐)」
 強力なライフルが三脚を必要とする用に、強力な一撃を打つために第三の支点・脚が必要。第二の集合点というものが存在する。胃とへその中間点から前に約45センチ。そこから約10センチ右。人体外の空間に存在すると。ここに手をおいて捻ってもらうとランダムなところでは捻り上げられるのが、わざがかからなくなる。
 正中線にかかる位置エネルギーを運動エネルギーに転化させる。全体重を垂直から水平にベクトル変換させる。殆どの人ができない理由は、腹筋と正中心に力がはいってしまうから。また強く吐く呼吸することでもエネルギーが横隔膜でストップする。呼吸は止めずゆるめず、腹筋・腰筋に力が入ってはダメ。
 百会から急降下した加速エネルギーを、地表すれすれで引き起こして一気に相手の奥の方の足裏へ持っていく。自分と相手が接触していると、相手は必ず浮く。自分にかかるエネルギーが相手にも作用して「浮く」と、なるほど。1キロの刀を左腰にさしただけで、正中線は約15センチずれる。同じように位置エネルギーを垂直から水平に転換させる時、術者の足の踵の方へズレる。接触している相手はこの時支えを失って微妙に水平方向につんのめる。わずかに前方にバランスを崩した分、後ろに戻ろうとする。そこに合わせて打つ、あるいは投げると。合気で相手が勝手に吹っ飛んでいくという所以ですね。

シリーズ「ネクスト・ジェネレーション 秘伝の継承者たち」

第三回 常心門少林流空手道 池田亜衣

 特にないですが、型?か演武の写真が非常に美しかったのでメモ。美しいというよりは凛々しいですかね?

藤本さん。自発呼吸、「思う」と内観の違い。内観は外側の世界から自分を見るOutside-inだが、「思う」というのはInside-out。内観でOI的なアプローチをすることにより自己調整の機能を働かせるというのが基本コンセプトだが、外の環境の影響を受けやすく、スペースが確保されるような反応が起こると限らないために「思う」Inside-outがあると。内側から自分を支える方向性を持つ感覚が「思う」。
 肘の前後を触ってもらいながら、呼吸の波を届かせて筋膜にアプローチする。また「息を入れる」。こうすることで拮抗筋など個別の筋肉を意識せずともバランスが取れる。
 前後だけでなく全身に筋膜の一体感が広がる事が大事。左右・側面はセンサーのスイッチが切れがち。ビニール人形のように全身均質になること。ビニールプールなどを膨らませると、末端から膨らむように、人間も谷間部分は簡単に膨らまない・膨らんでくれないと。そのため股・脇・嚥下・骨盤底に呼吸の波を届かせるようにする。骨盤底を広げる・引き上げると意識するより、呼吸の波が骨盤底を通って足裏の土踏まずまで届くという連動をさせるほうが有効。同じく脇は手のひらにとどくとする。
 やりやすいところ、得意なところから始める方がいい。左膝が悪いから、そこからやろうとしても、意識が届かない。反対の右膝から始めるほうが呼吸の波を感じやすくなる。問題のあるところというのは渦になっていて流れが滞っているので意識が届きにくい。遠いところから反応を広げて伝えていく。

 天野さん、武蔵の『兵道鏡』というものに、発勁のやり方が書いてあるという話。

 平上信行氏の知源流という失われた専門棒術の流派の話。世界中に棒術はあっても、日本独特の「扱き」というものがあって独特華麗なのだとか。