別館、身体論・武術・スポーツのお部屋

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空手の型の話

 型をさぼってやってなかったので、やって改めて気づいた話。クーサンクーとか、普通に手順わからなくなってました。(´-ω-`)

 ナイファンチンで背中を使う。中国拳法のタンロ、上下に腕をずらしたり、身体を回旋させるのは背中を有効に利用するためでは?―前にこんなこと書いたような書いてないような。どうしたって正面・眼前にある人を想定する。自分の正面に意識をおいて動く、対処行動しようとする。そこに背面・背中の意識はない。背中からという意識・操作が技を深化させるのではなかろうか?

 ナイファンチの意味がわからない行動、前ではなく左右に移動、腕を動かしたり、足を上げたりすることは、すべて連動性を高める意味がある。最も簡単でも最も難しい方という意味がわかってきた気がする。小さい・細かい腕の動かし方が、下半身の重心を微妙に変化させて、そのバランス変化の重要性を教えるのではないかという気がする。

 三戦が大事とは言うけども、ナイファンチの動きこそ今の自分には重要である気がする。体の側面・背面・正面、下半身と上半身。すべての連動をチェックする、鍛えあげるのがナイファンチンという気がしますね。

 交差立ちで、足を抜くこと=素早い移動の元を作り出すということ。腰・足を落とすだけでなく、肚から落とすこと。肚・胸ということがわかる。腕を単にあっちこっちに動かすのではなく、受ける・落とす・回すということで、腕からではなく、体幹から動かす。全身が連動することがわかる。小さい動きが連動を効率化させる意味があると見ています。

 肚にグッと力を入れると、片足立ちでも身体がぶれない。肚によって下半身が安定する。行動に安定感がまして力強く動ける。三戦をやるとき、下半身がうまく連動しない・安定しない日があって、今日はダメだなという時がありますが、三戦よりもナイファンチン先にやるべきだなと思いましたね。

 前とサイド、横に二つ「空間」がある。計三つの「空間」の意識を高めて、自分よりもその「空間」が動くようにする。自分が動くのではなく、「空間」「エリア」の存在が大事という感じになってますね。身体が動いて、「空間」が動くのではなく、「空間」が動くことで自分の身体がそれにつられて自然に動くという感じ。

 呼吸を意識してもわからないので、あまり意識していませんでしたが、確かに「ハーッ、ハ」という型の本に書いてあるような呼吸に自然になりました。三戦とナイファンチンしか呼吸が書いてないので他の型はどのように呼吸すべきなのかわかりませんが。

 そうそう、三戦の肚と立ち方の関係性、足首を三戦立ちにして(ハの字にして)足首から回して締める感じにしないといけないということをすっかり忘れていました。手首を開く連動性を高めるというコツがあるように、足首を内側に入れることで絞らないといけない。足首を絞ることで、親指から肚まで繋がる。足首も開くという感覚がいるかもしれない?

 ナイファンチンで片足を上げるとき、肚だけで足の繋がりが乏しくならないように足から巻き取りながら、めくり上げるような感覚が連動させる上で重要になる。三戦で腕の連動というのは難しくないが、下半身を連動させるのは難しい。下半身の連動感覚を取り戻すためにも、ナイファンチンから先にやったほうが効率的なんだろうなと思う今日この頃。

 型を改めてやっていて気づいたのは、とにかく交差立が多い。交差に猫足立ち、前屈も後屈もない。不安定な立ち方を作ることによって身体の連動を作り、本当の力、全身からなる力を創りだすという意味合いが大きいのではないだろうか。

 逆半身で入身をする=背中を使う。肩を入れていくというより、背中を入れていく。目に見えない背中の使い方がポイントかもしれない。また交差での半身を前に使うやり方がある。交差により、身体を割る。左右の割体を作り出す意味合いがあると思う。交差により左右で身体が分かれて、左半身を右に、右半身を左にという使い方がわかる。あるはずの支えがなくなるように使う、急激につっかえ棒を外す滑落の使い方があるんじゃないかな~というのが最近の課題。

 三戦で正中線、正面から左右に身体を割る重要性、自分の目の前ではなく体の奥、第三軸を意識するというのも気になる所。

 座る疲れ対策で、腕で体重を支えることで腰をフリーにするとかそんな話があったが、力尽きたのでここまで。