別館、身体論・武術・スポーツのお部屋

身体論・武術・スポーツ関係を分割してこちらで独立して書いてます 野球評論は辛辣に書いてますので苦手な方はご注意下さい。また基本長いので長文が無理な方はお気をつけ下さい

九月のホークス第四週

 日本シリーズも終わったのに今更こんなん書いてますが、まあ一年書いたものなのでね。まあ誰が読むんだこれって話なのはいつものことなので気にしない(^ ^;)。

9/23 inヤフド対楽天4連戦 大隣VS松井裕樹 2-3で負け

 ここまで素晴らしいピッチングを続けてゲームを作り続けてきた大隣ですが、今日は調子の悪い大隣でしたね。まあシーズン26試合、毎回良い状態のピッチャーなんかいませんからね。去年の田中はだから凄かったわけで。

 二球ボールでも三球目には、ストライク決めてくれるのが大隣。それがちょっとまとまらない感じでしたからね。初回いきなり岡島にタイムリーで0-1。2回稼頭央を歩かせてしまい、完全に盗まれてワンナウト2塁。左Pということで西田がセーフティーをしたのですが、狙いはわかりますがカウントにまだ余裕があったので、あんなピッチャー真正面に行ってしまうのなら諦めたほうが良かったですね。バント上手くないとセーフティー・揺さぶりの意味が無いですね。

 4回にピッチャー強襲でもない当たりをゲッツー出来なかったのが痛いですね。まあ確かにいいあたりでしたけど。で、状態のいい稼頭央を敬遠して岩崎勝負。数字が低い以前に打点を残していないんですね。初打点と。まあ確かに敬遠しますよね。なんなんでしょうか?カットなのでしょうか?クロスのストレート?うまーくもっていきましたよね。あんなバッティングできるんならもっと早くからやって欲しいですよね、楽天ファンも(笑)。

 3回にマッチが浮いた変化球を捉えてHRにしていたので、1-3。若菜さんは右バッターにはいいとこいく、左にちょっと決まらないかな?と大隣についてコメントしていましたが、松井裕が今日は良くてそれでもマッチがきっちり捉えたように、左腕対決で右バッターがしっかり捉えられるかどうかがキーになるんじゃないかな?と見ていました。まあ初回は岡島のタイムリーでしたが。

 あの晃(アウトコースの低めに強い、好きなんです)が明らかなアウトローの真っ直ぐを変化球と見てかなり下を空振りしたように、左は打つの難しいだろうなぁと。相性のいい内川、デホ、吉村、調子のいいマッチ。ココらへんがポイントでしょうね。マッチHRのあと吉村も細川もアウトでも捉えていたので右が打つこと。あとは左が粘って歩くことでしょうね。

 5回藤田に16球粘られたのが痛かったですね。で裏にマッチがまたきっちり弾き返してヒット。明石が歩いてチャンスで細川の所にカニザレス。バッテリー代えるならともかく早い段階でどうかな?と思いますが、まあ勝負どころでしょうね。6・7回は大隣も戻って、きっちりボール行ったので良かったですね。若菜さんも言ってましたが、4回のミスさえなければ7回1失点で余裕でゲームを作れたのに、もったいないですね。

 今日の松井裕はファーボールを出さない。前半のようなドタバタ・自滅がなかったのが全てでしょうね。いつものごとく相手が自滅しなければ四球選べず、空回りで完投ペースで投げさせてしまいました。今日の松井裕を見る限りでは、これまでの天を向くような背負投のような「どっこいしょ」感覚が消えて、上から腕が来るんですけど、引っかかって角度があるような感じ。叩きつけるような印象でした。こういう言い方だと普通悪いピッチングに使うものなんですが、よくひっかかっていたという感じですね。鎌みたいなイメージでしょうか?ただそれがずーっとつづくかどうかはまだ微妙ではないでしょうか?まだまだ回を追う毎にコントロールが乱れたり、キレが落ちてくる気がしますね。

 カニザレスは外のボールを先っぽだった分フライで終わりました。もうちょっと芯だったら行ってたでしょうね。しっかり振り切れているし、なんでこのバッターをもっと使わなかったのか…。

 6回、先頭晃がヒットで今宮が送って内川・デホで決められなかったのが全てですかね。あんな真ん中近辺でも仕留められないのか…。仕留め損ねが本当に多いですね、デホは。プルヒッターなのでヤフドに向かないんでしょう。

 7回、HR打ってるマッチの前の吉村が選んで繋ぎます。この回に既に浮く傾向が見えてきたのでマッチはゾーン上げて欲しかったですね。高めに絞っていたら仕留められたような、もったいないですね。続く明石も捉えたと思ったらセンターフライ。外野の頭を越すか?という感じがあったんですけどね。松井のボールがいいということなんですかねぇ。

 先頭西田の出塁に島内ランナー入れ替わり。5回かな?西田が上手い守備を見せましたね。レフトに稼頭央を置いたように、来年に向けて試す事が多いですね。ノープレッシャーの分伸び伸びやれますね。4回岩崎の三盗は調子に乗りすぎた意味不明プレイですけど(笑)。島内完全にアンツーカーから足が出てる。スライディングもいい。これでどうして盗塁がもっと伸びないんでしょうかね?島内も来年復帰すれば楽天はほんとうに面白いのですけどね。藤田がランナー進められませんでした。転がそうという意識が強いぶんかぶせてしまってショーフライになってしまったと。

 森福のリードの時、なんか鶴岡ドタバタしないですね。試合をきっちりコントロールしている感がありました。ようやく慣れてきたということなのか、落ち着いて出来るようになってきたということなのか。次の打席でヒット打ったように状態が上がってるということなのでしょうかね。

 鶴岡ヒット、パスボールで晃が続いてノーアウト1・3塁。松井の荒れてきてる感じで粘れば四球取れる!振るな!と思いましたがスリー・ワンからアウトロービシッ!だったので、粘れば行けるとも言えなくなってしまったので、これどうすっかなぁ?と困る場面になりました。が、それでも晃が見事に1・2間を抜きました。打ったことは晃流石!になるんですが、松井が自滅しない、カウント悪くして痛打という可能性が低くなるので捉えるのは厳しいかな?というところ。今宮犠牲フライで1点OK。最後まで計算してきっちりゲーム作ってきましたね。そしてそのまま終わってしまいました。

 後付ですが、この試合でしたね。捉えるとしたらそんなに苦手でもない松井祐を組織的に打ち崩しておけば…。まあテキトーに打って負けるのはいつものことなんであれですが。

9/24 摂津VS塩見 3-7負け

 さて、優勝を決めないといけないし、CSに向けてのテストもしないといけない難しい感じになってきました。ギータ一番で得点圏高い晃を後ろに回すというのもいいのでは?と昔書きましたが、この時期にいきなりやるのはどうなんでしょうか?もっと前に試しておくべきだったような…(※あとから西武戦確認したので気づいていませんでしたが、西武戦に既に試してますね。まあでもやっぱり試すのが遅いことに違いはありませんが)。晃の一打席目の出塁率が悪いですしね。ギータの出塁率&盗塁成功率を考えて初回で出れば、走って今宮バントで一回いきなり1点という最高の形が作れますが、CSでどこまで出来るでしょうか。

 せっかく2番においたのなら晃バントも試してよかったのでは?まあ初回バントは好きではない策なのですが、まあエンドランですよね、このコンビでのエンドランをやって欲しかったですね。昨日に続いて左腕からなら松田がポイントかな?というところ凡退ですがいい当たりでしたし。

 はよ明石外せというのに、ギータ以外走れそうなのは明石っぽいのが…、うーん。カニザレス試すべきですし、スタメンでいいのですが、何故吉村を外す?外すならデホでしょ…。

 この日は三回に摂津が崩れて負けますが、初回、二回と内容はかなり良かった。まあ逆球とか普通にありましたけどね。ところが一気に崩れます。というのも、主審が逆球通ったのに取ってくれなかったんですよね。それで「エッ!?」となって集中力が途切れてしまったのでしょうね。崩れてしまいました。

 去年までの摂津ならコントロールの良さ以外にシンカーでクルーと無双一歩手前の感がありましたが、今年はシンカーでそれが出来ないので、審判のジャッジが合わないとダメですね。今宮がいい守備でせっかく追い付いたのに送球を逸らしてアウトに出来ないとか流れが悪かったので、ファーボール出してこりゃアカンなと思いましたね。逆球取ってくれない主審佐藤ですか、ですからこの審判のときには摂津を使わないという判断がポストシーズンでは必要でしょうね。言うまでもなくそういう傾向のある審判を避けるべきでしょうね。東浜の時はミット通りに行ったというのも大きいですが、結構広く取ってましたからね。

 今日の収穫は東浜ですかね。0-2の時はまだ準備程度、一回作る程度で、0-4になってから行くぞ!ってなったはずですしね。あまり先発で東浜!と考えるよりも、ロングリリーフ・第二先発という形で何試合も投げて貰う形がいいかもしれません。3試合×3イニングくらいでポストシーズンで地味にいい繋ぎをする感じになるのがベストでしょうかね。去年もこの時期に状態あげてましたし、この時期に良いタイプかもですね。美馬みたいな感じでポストシーズン活躍してくれるといいのですが。

 カニの守備がどうなのか、ライトへのあたりが取れないか?まあ取れませんか。守備がいいとファースト固定したいんですけどね。4回にタイムリーを打って、やっぱりいいじゃないか!なんでもっとチャンスを与えなかったんだ!って感じですね。怪我していた時期があったとはいえいくらでもデホと入れ替えられたでしょうしね。9回フライ取るのを見ても、まあ大丈夫でしょう、守備。

 5回先頭ギータが出て、晃・内川で進塁で3塁へ。デホで返せない所で勝負あったというところでしょうかね。まあ5点差ですけどギータですから、走らせて晃進塁打で内川最低限に仕掛けたかったですね。内川なら下手に繋げるより一点やってOKにしてきたでしょうしね。4回で明石がカニタイムリーのあと進塁打を打てないのもアレでしたね。ここで三塁に進めて一点取っていれば…。6回で5-6となって、東浜の好投もありましたし、どうなったかわからなかったでしょうね。まあこういうところですよね。6回明石は進塁打ウチますがさっきやれよという感じです。だから金子にして欲しいところなんですが。

 7回マッチのゲッツーは何なのか?本当シュートに弱いですね。見えていない。で、鶴岡にかわるわけですが、そんなに悪くない感じですね。所作がシャカシャカしてる、細川のようなどっしり感・落ちついた感じがないのがアレですが。ボールを外す時、一つ・二つ分くらい外し過ぎな感じもしますね。まあその時AJだったのでそれはしかたないかもしれませんが。

 身体のサイズが小さいというのがあっても、ちょっと頼りない感じ、身体の使い方が浅い。小手先感が強いですよね。メリット・長所があるとすると、フットワーク、バントや動いてくるチームに向いているということですかね。キャッチングはいつものことですが、捕球してからピッチャーに返球する間がちょっとどうかな?ビシッと取って、相手の球を受けて、そこからいいよ!とか、ダメだよ!とか意図を伝えて気持ちを伝えているのかな?と思う返球の仕方ですよね。やっぱ、細川と比べてあっさり捕ってあっさり返しているぞんざいな感じがしますよね。

 逆玉でも抑えられていたのは鶴岡のリードがあったといえるのでしょうか?確か楽天に相性が良かったんでしたっけか?東浜は?東浜の状態が良かったように、やはり投手が良くてこそという感じはありますね。細川のキャッチングには「奥行き」を感じますよね。彼はなんか全部浅いんで、そういうところを研究して欲しいですよね。テンポ・リズムも淡々としていますし、そういう風に自分のリズム・タイミングでドンドン投げたいというタイプはいいんでしょうけど。

 半ばゲームを捨てたとはいえ、9回の1点はイヤでしたね。内安・バント・タイムリーというきれいな流れ。これが明日につながらなければいいんですけどね…。

9/25 武田VS則本 7-8負け

 で、この試合。今宮のランニングホームランで、ようやくこれで勝てたな、苦しいムードを晴らすことが出来たなと思ったのですが、まさかの逆転負けですね。まあそりゃそうなるなという試合なんですが、やっぱりポイントは武田の使い方、継投でしょうね。確かに早い回から毎回ランナーを出すという打ち込まれる展開だったのですが、5回の先頭西田にヒットを打たれた時点で交代というのが果たして正解だったのでしょうか?

 もちろん、たられば・結果論になりますが、武田がダメな時というのはランナーを歩かせてためてしまう時、四球の連発ですよね。そうでもないのに代えてしまうのは果たしてどうなのか?早めの継投で森福を投入してしまったことが、五十嵐の不調という現状でも打つ手をなくしてしまった最大の要因ですよね。若菜さんだったか、誰だったか、解説の人でやっぱり五十嵐はブルペンから良くなかったという話を聞きました。毎回ブルペンの出来がマウンドの出来につながるとは限らない、難しいとのことですが、それでも状態を見極められないのは郭コーチの能力の欠如を意味するものでしょう。

 相手はエース?則本で1-3、ここで1点取られればゲームが決まってしまうという判断だったのでしょうか?ウチは元から則本、速球派投手を得意とするチーム。個々の能力が高いので、球が速いだけならそんなに苦にしないんですよね。則本みたいな投手は自分の渾身のまっすぐを投げれば、腕を良く振ればそれで抑えられるというのが殆どで、その速球を捉えられるとどうやって抑えていくかということがまだ分からない、身についていないということなのでしょう。これは大谷にも通じることですし、確か初めての田中をKOしてましたよね、ウチは。こういうのは全て通じている話という気がしますね。

 デホが得意にしている投手で今日HR&ヒット、ランナーを貯めれば一発で状況がひっくり返る。そういう展開でうーん、5回で武田を降ろしてしまうという判断が少し問題だったのではないでしょうか?1点取られてもこの回を投げ切ってもらうという判断が正解だった気がしますねぇ。まあランナーたまって森福でそれで抑えられる保障もないですけどね。せめて連打を浴びてからではなかったでしょうか?この継投がアレだと思うのは、投手コーチが出てから間があったんですよね、交代まで。つまりはじめから方針が決まっていたわけではない、迷いの中の決断ですよね。

 尾花さんが投手継投で今日は何点取るゲームプランなのか、ハッキリ教えてくれないと、こちらも継投のプランが立てられないからきっちりしてくれという話を王さんにしたというエピソードが有りますが、試合に望む前にゲームプラン・方針がかなり怪しかったのではないでしょうか?負けが続いて後ろに余裕があるから早めにつぎ込もうということくらいしか考えていなかったのではないでしょうか?そういう雑なプランだからこそ今回の系統の失敗があったのではないかと思わざるを得ません。

 三連打で明石にバントはどうだったのでしょうか、明らかにこの回乱れだした所でバントで助けてしまうのは…。そしてバントミスが有り、ギータ・今宮で6-3。内川も続いてツーベースで先ほどHR&ヒットのデホが三振でうーん大丈夫か?とつまらないミスで思う所。ハッセがようやく代打で結果を出せましたが、代走も必要ということだとうーん難しいですね、使い方が。

 ヤナセがぴりっとせず、早くも6回で森を投入しなくてはならない展開に。そして同じく7回途中で五十嵐。6人に対して5つファーボールを出すというちょっと見たことがない展開になります。これについて鶴岡云々いう展開ではありませんでした、それくらいコントロールが悪かった。明らかにあさっての方向に行ってましたから。粘る楽天にとってはこれならもう、粘ってさえ於けばいずれ四球取れるということで俄然やる気が出たというところでしょうかね。

 細川に代打長谷川でこういう怖さがあることは承知のうえですし、そのリスクをとっても攻めたことは全然問題ないでしょう。問題は五十嵐が明らかに状態が悪かったのに、二人目のファーボール・押し出しを出した時点で代えなかったこと。一回投げきってないのに41球ってちょっと考えられない内容ですよ、投げさせすぎですよ、肉体的にも精神的にも壊れちゃいますよ。何を考えてるんでしょうか?失敗しても二回に一回はアウトを取れるだろうというような雑な想定でいたとしか思えません。三者連続ファーボールの時点で既に何かに魅入られてしまっていた。どう考えてもそこで交代でしょう。

 打者によって岡島を挟んでということを考えるべきだったでしょうね。ヤナセがダメで森・五十嵐と早め早めでカードを斬らなくちゃならなくなっただけに、そういう展開になったら岡島にということでよかった気がします。無論、岡島が完ぺきに抑えられるとは思いませんけどね。どう考えても五十嵐を晒して変なトラウマを与えるよりはスイッチしたほうが良かったでしょう。

 カニがきっちり犠牲フライ、んーやっぱカニザレスもっと使って欲しいですね。そして9回サファテで高谷がマスクかぶってたんですけど、やっぱ高谷いいんじゃないですかね?もうトレード要員で必要ないキャッチャーだろうと思ってましたけど、所作、サインの出し方とか落ち着いてますよね。後ろで使う分には高谷の方がいいのではないでしょうか?先発スタメンマスクはいけるのかわかりませんが、おそらく自分に与えられる出番は代打あとの二番手ということで中継ぎ陣とよくコミュニケーションを取ってるとかそういうことをしてるんじゃないでしょうか?サファテが良かったと言われればそれまでですが非常に安定していましたね。五十嵐の時やはり、細川のようにタイムでマウンドで確認して投手を落ち着かせられないというのが鶴岡の捕手としての限界と言うか、まあそういう捕手なんだろうなという気がしますね。

 この日であってるかな?残り4試合なら一つ前ですか、二勝二敗で行ったら、相手は七勝二敗でいかないといけない。キッツキツの日程でしかも直接対決があるのだから、慌てることは何もないんですよね。どっしり構えればいいのにモノすっごいウキウキしてましたね。まさに浮足立つという良い見本でしたねぇ。この四連戦は。

 三連敗してオリにM7が点灯して本当もう胃が痛い思いですね。見てる方がこうなんですからやってる方はたまらないでしょうね。ここ15戦4勝11敗とか新人力士か何かという状態?いい加減、秋の風物詩状態・秋に弱い状態何とかしていただけませんかね。楽天に古田持ってかれる前に古田監督にして欲しいですね。

9/26 中田VS菊池 3-9 4連敗

 先頭ギータのHRといういきなりの幸先の良い一発。そして1・3塁で細川のゴロをポロリがあってランナーが挟まれるゲッツーの間にホームインで二点を取るまずまずの序盤展開。

 中田が暴れずにゲームを作れるかそこが心配になるところでしたが、昨日のリードを追い付かれてしまった悪い流れを考えると、まあこうなるよなという試合展開でしたね。初回ランナーが飛び出して挟殺になったり、先ほどの守備ミスだったり、相手のミスがあるのにこれですからね。菊池に対してとにかくバッターは淡白に討ち取られる。楽天打線のようなとにかくカットしてといういやらしさがないですからね。

 こういう展開だと四球でランナーたまったり、満塁で粘られたら昨日の嫌な流れで押し出しというなんとも言えない嫌なムードになって自滅してしまうんだろうなと思っていましたが、まあ本当にそうなりましたね。この時期細川というのは、CS日本シリーズ見据えてのことなんでしょうけど、いつもと違うということで中田にプレッシャーを掛けてしまったかもしれません。リズムもいつもと違ったでしょうしね。

 4回AJの当たりがヒットとなりましたが、マッチのエラーですね。確かに身体に当てて前に落とすのが難しいバウンドしましたけどね。こうなるともうあとは予想通りでしたね。細川がよく何度も前で止めていましたね。何か本人の中で変わったのでしょうか?状態が良くなったのでしょうか。以前あんだけポロポロしていたのがなくなりましたよね。どうしたんでしょうね?

 押し出しのあと、サッと間を取って確認をして投手を操縦するのが細川の良いところ。こういうのが出来るキャッチャーって今何人くらいいるんでしょうか?谷繁は出来るとして里崎いなくなりましたしね。今回は岩崎に打たれてしまいましたが4回途中でKOというのは困ったところですね。ここでロングリリーフいないので、あと2点は取られるとして、3点差をひっくり返すのはもう無理という展開になってしまいましたね。最終的に9点取られるわけですが、この段階で先発が降りたらそうなりますね。

 岩嵜がこの段階で出てきても調整仕切れていないでしょう。あまりいいようにも見えませんでしたし。タイムリーでランナー全部返されて2-6でここで勝負ありというところですね。その直後に吉村が1・3塁でタイムリー打って乱打戦に持ち込めたらまだワンチャンありましたけどね。相手のミス、嶋がボールを見失うというところに付け込めたら展開はまた変わったんでしょうけどね。

 岩崎ロングリリーフには向かないですね、というか適正がないのか。ロングリリーフ、いつ行くかわからない、途中で出て行ってしかも長いイニング投げるのは難しいってWBCでも言われてましたしね。去年のように一イニングがいいでしょう。というそれ以前に状態が悪いのか。良いボールもありましたがあさっての方に行くボールも何球もありましたしね。3ラン打たれましたが、やっぱりボール飛びやすいですねぇ。

 7回の吉村の守備、やっぱり危ないですね。慣れてないので送球とかミスが出るでしょうから、吉村ファースト固定できないのが厳しいですね。先に送球してからベース分でも良かったんじゃ?というプレイもありましたし。

 代打ハッセがまたヒット打ったことくらいですかね、救いは。で、見たいと言っていた高谷がマスクをかぶってくれました。これもCS関係でしょうか。特にいいね!とも悪いなぁ~もありませんでしたが、普通に使えるんじゃないか?もっと使ってやっていいんじゃないか?という感想はしましたね。ファーボール出してすぐ確認行ったのは良かったと思います。左腕の嘉弥真も点差あってですけどこなしましたし、次は勝ち継投・パターンとか先発でみたいですね。セカンドへの送球見たかったですね。嘉弥真に岡島相手にインハイ、それよりちょっとしたかな?二球続けて要求して、きっちりそこ行って打ち取ったのとかどういう根拠があったか聞いてみたいところですよね。

 せめて最後代打カニがヒットで明るい材料となったら良かったんですけどね。最後の方はもうどうにもならない無駄な試合になっていましたね。このゲームで岩嵜がロングリリーフをこなせなかったことが日本シリーズでの東浜ロングリリーフになるんでしょうね、やっぱり。

9/28in札幌 中村VSスタン

 直接対決前の試合でひとつ勝って連敗を止めて流れを変えておきたいところでしたが、デホの走塁ミスでカニのツーベースが無意味といういつもの展開でうーん…になりましたね。

 で中田同じく魅入られた連続押し出しでおかしくなって2回でKO。試合が決まるという形になってしまいました。五十嵐の継投ミス/判断ミスがその後の2試合まで響いてしまった形ですね。谷沢さんがスタンが押し出しだすなんて考えられないということをおっしゃってましたけど、スタンはいきなり四球連発することがあるので別におかしくはないんですよね。問題はその後打ち込まれたことでしょうね。四球やヒットを同じイニングでアウト挟まずに続けることはオリ戦以外そんな見ませんでしたからね。

 市川のスクイズにスタン飛びついたんですが、追いつかない。どうも空回りする感じでしたね。7回谷元・河野を打ち込んで4点返しますが、内川のヒット性の当たりを陽の好守備で取られてしまったのが効きましたね。あれが抜けていれば6連打となって勢いがついてどうなったかわからなかったでしょうね。うーんやっぱハムの外野は厚い。 

 この月は八勝一四敗ですか。楽天の一七勝八敗と対照的ですね。この月だけで7.5ゲーム縮まってますね。楽天は星野さん勇退ブーストか!?とおもいきや10月は五試合全敗してるんですね。なんだったんでしょうか?

 まあ優勝したことは優勝しましたが、薄氷を踏む勝利でギリッギリになりましたよね。どうしようかな、ラストの試合ポストシーズンとまとめて書こうか、書き方が難しいですなぁ。大隣が凄い(こなみ)くらいしか書くことないしなぁ(^ ^;)