別館、身体論・武術・スポーツのお部屋

身体論・武術・スポーツ関係を分割してこちらで独立して書いてます 野球評論は辛辣に書いてますので苦手な方はご注意下さい。また基本長いので長文が無理な方はお気をつけ下さい

7月のホークス第二週

7/8 5-7 

 オリ戦またしても若菜さん解説、スタンが苦手というかイヤな左打者T岡田に一発打たれました。カーブを投げてHRとなりましたが、意図がわからないとのこと。ボールにしたかったのか、タイミングを外したかったのかそれがわからない。続くペーニャの打席でもインコースの真っ直ぐでストライクだったのですが、外国人投手は真ん中に構えれば、真ん中に投げる。ボールを投げさせるのならしっかり外によらないといけない。また配球はともかく、今のをストライクにしたいのかボールにしたいのか意図がよくわからないと―若菜さんの鶴岡への指摘がありました。

 バトラーはバッター有利のカウントでセカンドゴロ、ああいうバッティングならちょっとNPBでやるのは厳しいのかなとのこと。それでも適応できる、変化できる余地は未だあると付け加えていました。調子の悪い坂口に対して、ヒットを打たれてしまいました。坂口はタイミングの取り方が少し遅いと。そういう殺しておきたい坂口に対して簡単に打たれてしまったのが、この試合・カードの隠れたポイントでしょうかね?TのHRが一番でしょうけど。いつもの悪いスタンで、相手打線にまとめられて一気に崩れました。平野に死球というのがね…。2回で5-0となり、ゲームが早くも決まってしまいましたね。西が良くなかったのでチャンスはまだあったんですが、3点、4点で抑えられなかったのは痛かったですねぇ。

 デホがホームに還ってるかどうか確認するためにサードに行けない長谷川と。5連打の猛攻で一気に3点、ノーアウト1・3塁でゲッツーで1点で流れを止めてしまったのがね…。いいとこなしの鶴岡でしたねぇ…。まあ内野が広いというのはわかりますけど、そこ打っちゃダメですよね。ノーアウトで次晃ということを考えると、三振でいいですし、外野フライ狙いでいい。アウト1つも取れずに苦しんでいる西にゲッツーは絶対やっちゃいけないのに…。相手はヒット、ヒット、進塁打、デッドボールとアウトの意味があったり、繋ぎがありました。平野は鷹戦でつなごうとしているなぁーという印象がありますね。対照的にウチは出たとこ勝負。毎年交流戦後失速するというのはセリーグをボコボコにするビッグイニングがよくあるので、それを引きずってやってまえ!いてまえ!とテキトーなバッティングになってしまうということもある気がしますねぇ…。

 鶴岡のキャッチングでピッチャーが投げる直前にピョンピョンする癖がある。打者の狙いを外そうという意図はわかるが、投手によっては投げづらいと。何故か若菜さんの指摘の後やらなくなって、素直に受けていたんですが、ランナー出たらやるというわけでもなく何だったんでしょうかね?あの鶴岡のキャッチングは。解説を聞いてた偉い人がそういうメールを送ったのか、鶴岡の友達・知り合いでもがメールを送ってそれを実行したのかなんかでしょうかね?コーチがその指摘を聞いて、鶴岡に指示を出してサイン出したら動くなと言ったのかもしれませんね。

 6回森のバント処理ミス。安達に粘られて結果カーブをセンター前に、勝負球としてはどうなのか?使うならもう一つ・二つ下にしないとけないと。個人的には森が鶴岡のミットよりも高く投げていたので、投手と捕手でストライクとるか空振らせるか意思疎通がうまく行ってなかったんでしょうね。浅いセンターへのヒットでしたがランナーが還ってしまいました。中継がカットして正確に送球していたらアウトでしたね。中継プレイのミスですね。

 若菜さんコーナーは終了して、あとは拙感想。この日は鶴岡のゲッツーが全てですね。いっつも右バッターがアウトくれてやって負ける形ですね。下位打ってるバッターがゲッツー二回はないでしょう。しかも二回目は初球外角高めの真っ直ぐを引っ張ってですからね。ちょっと考えられないお粗末さですね。

 7回今宮のファインプレーがありましたが、糸井の打球は三遊間方向が少ないということなんでしょうかね、いまみーは二塁ベースにかなりよってましたからね。

 イ・デホは取った意味なかった、あまり戦力になっていない(プラスよりマイナスが上回る)と今のところ見ていますが、西のアウトローのボールを簡単に弾き返していました。まあ彼の好きな所で、いつもより力がなかったということなんでしょうけど、それでも次の打席デッドボール。右のシュートを苦手としないのだとしたら西キラーとして存在価値が出てきますがどうなんでしょうか?今日の西はデホに対して少し投げにくそうな感じがあったと個人的に思います。

 内川が西に対してはまるでダメ、バッティングをさせてもらえていませんでした。よほどシュートにイメージが有るのでしょう、全く踏み込めませんからね。西に対して123番がまるで駄目だったことが今日の全てでしたね。右バッターがシュートを意識して打ちづらいというタイプなんですから、左の中村はちょっと何とかして欲しかったですね。18試合だったか?連続ヒットという記録を作っていましたが、それよりも出塁、ファーボールが中村本来の持ち味なんで、粘って何とかして欲しかったですね。中村がヒット量産しても四球が減るのでは打線の繋がりが切れてしまいます。ですからフロント・コーチは注意しなくてはいけないのに、今のままやらせているというのは、やはり出塁率や四球よりもヒットを、そしてそれ以上にHRを評価するという草査定なのでしょう。草査定ってなんだ(^ ^;)、まあ糞でも草でもおんなじだからまあいいでしょう。

 西はギータにも投げづらそうでしたね。4回ギータはバトラーの緩慢な返球の隙にレフトフライでタッチアップしたんですけど。その後本多がしっかり最低限でサードにランナー進めていたらパスボールで一点入っていましたね。相手のミスに付け込んで一点取れる取れないというのも今日のゲームの大きなポイントでしょうね。オリはバント処理ミスで一点取りましたから。

 3回にゲームを決められてしまったと思います。一点差に追い上げた直後の一発で流れが行ってしまった感があります。HRは本当空気変えるんですよね。見事な意味ある一発でしたねぇ。ペーニャの一発で若菜さんはインコース攻めないといけない。怒るということはそれだけ打てないということだから、当てちゃダメだけど攻めていかないと打ち取れないと言ってました。細川はああいう強打者に確実にインをついていきますけど、鶴岡はまず外行ってしまいますね。以前書いたように、HR打たれるならインコースで打たれないといけない。外で打たれたらなんにもならないんですが…。

 ペーニャにHR打たれてまた動揺して連続ファーボール。そこでKO出来たと思うのですが、なぜ伊藤にバントさせて、上位につなげていかなかったのでしょうか?安達からタイムリー打っているところに繋がって行くのが一番嫌だと思ったのですけどね。連続ファーボールでまた四球取れる、取りたいというのもわかりますが、バントで確実に進めていくところだと思ったのですが…。まあ、あれだけ荒れてしまえばバントしようがないというところでしょうか。ランナーを動かそうとしてバスターとか色々試したんですけど、結局カウント作れずエンドランも出来なかった。スリーバント強行よりも11球粘った伊藤に任せたと。伊藤も平野もインコースのボール球を空振り三振していましたが、コントロールされた球ではなかったので想定外だったということでしょうか。外を狙われていた、外に絞っていたということかもしれないですね。フルカウントだとそこに手が出てしまうということでもあるんでしょうけど。

7/9 7-6 帆足VS東明

 先頭フォアからの糸井・Tの連打で2点失うもののペーニャをゲッツーに。まあ糸井は本当ようウチますなぁ。首位打者なんだから当たり前ですが、印象に残るヒットが多いですねぇ。幸先悪いとしても相手はここの所長いイニングも食えず結果を出せないルーキーですから、2~3点は全然余裕。大事なのはこの後。

 二回に昨日の失敗を取り戻さんとばかりに鶴岡がタイムリー。なぜ昨日その右打ちが出来ないんだ…昨日打てと言いたくなりますが、まあいいでしょう。プロ野球ニュースだと、思い切っていけみたいな指示が出ていた、右打ちの方がいいんじゃないか?と言われてましたが、そりゃそうですよね。なんであの状況でおもいっきり活かせる必要あるかわかんないですよね。

 大事なとこで打てるような強打者じゃないですしね、そもそも鶴岡は。ハムのようなチームとして統制がとれている所で、しっかり指示があってこそ打てる。組織的攻略の中で生きるということなのでしょうね。フリーで打たせたら結果を残せなくなるということは。そしてこの時走塁で足を痛めてしまった吉村。せっかく松田以上に繋ぐ働きをしてくれている吉村が抜けてしまうという最悪な形になります。細川も吉村もいないと、見どころが…。

 今宮の同点HRが飛び出しましたが、インコースのゆるい球・遅い球は無茶苦茶引っ張って行けますね。あれが真っ直ぐでも同じバッティングを出来るのならいいんですが…。まっすぐだとフォームをめちゃくちゃに崩して、くるーんですからね。インコースのボール球は絶対手を出さないという見極めができるということでもないでしょうしね。

 せっかく追いついたのに、帆足はすぐまた2点を失いました。大事な得点直後のイニング失点が多いですなぁ…。そこは相手も思うことですぐさまその次の回で3点とって東明をKO。しかしチャンスでなぜ鶴岡ショートライナー…。相手だってそりゃ右打ちを予想してますけど、インコースの失投を粘って待つ。ファースト・セカンド方向に転がさないと…。デホと言い鶴岡と言い、なぜ右にもっていけないのか…。

 代わりばなの岸田が暴投でランナー3塁にやってしまい、HRを打ってる今宮を警戒して歩かせて内川のゴロ間1点。HRのあとのビビらせ四球がおおきいですね、やはり。HRよりもこちらを個人的には褒めたいと思います。

 6回八木、なんとしても左のリリーフとして計算できるように再生させたいんでしょうね。以前松葉が左のリリーフでみたいなこと書いてましたが、右に強いタイプなんで左のリリーフは無理ですよね。今中山がその役割を担っているんでしたっけか?ある程度今日の負けは計算していたはずですから、八木にチャンスを与えてきましたね。789の終盤の回ならともかく八木相手に6回でバント?と言いたくなりますが、鶴岡の内容が先ほどアレだったことと、今日は今宮がHR打ってますので、まあ相手が嫌だなという形に持っていけるのでいいでしょう。

 で、桑原にスイッチして今宮・内川で2点追加して、7点目が入りゲームが決まりました。デホが歩いてつないだのに、ハッセ・ギータが仕留められないという珍しい形。なんか嫌な予感がしますね。

 勝ちパターンに入る岡島が安達に一発浴びて、2点失い五十嵐にスイッチ。五十嵐におまかせで何とかしのぎましたが。岡島もキツくなってきましたね。まあ去年獲得した段階で一年安全・安心とまでは想定していなかったでしょうからね。森福が上がってくれば入れ替えるでしょう。一度下に落としてリフレッシュも考えていいかと思います。

 五十嵐のイニングマタギが怖いところでしたが、ランナー三塁にやるものの、8回もしのぎました。サファテもランナー出してしまい、あげく牽制をとんでもないところに投げてワンナウト2・3塁の形に。こういうことになって、切り抜けるというのは前にもあった気がしますが、本当ヒヤヒヤですね。リリーフの使い方を考えなきゃいけない時期に入ったということでしょう。しかしいくら高めに絞ったと言ってもTもあんな高めの糞ボールに手を出さなくてもいいと思いましたけどね。Tの好調が序盤の快進撃のキーと見ていましたが、Tがちょっと機能しないと厳しくなるかもしれないですねぇ、オリ。

 

7/10。金子VS岩嵜。5-6

 岩嵜は逆玉、浮く玉多くてよくありませんでしたね。初回に甘い球を糸井にHRされて二回は良くなったかな?というところもありましたが、やはり甘い球がある感じ。早いうちに失投を痛打されてKOされるだろうなという内容でした。中日の時は良かったのにもかかわらずまとめられて3失点くらいしましたから、そういう感じになるんだろうなぁと思いました。

 平野に粘られてファーボールを出す場面がありましたが、長打があるバッターではなく、粘ることを意識しているタイプですから真っ直ぐを思いっきり投げる、コースを意識しないでいいバッターなので、そういうバッターに早いカウントから俺の真っ直ぐを打てるもんなら打ってみろとおもいっきり行ってもらいたい所ですね。シングルヒットおk。ツーベースでも2アウトなのですから大量点にはならないのですからね。

 全ての球種でカウントが取れる金子ですが、その金子もこの試合は甘く行く球がチラホラありました。晃がヒットを打って、今宮がゲッツーというのがありましたが、カウント次第でバント・エンドラン・単独スチールいろいろあるケースで初球ゲッツーはいただけませんね。右打ち意識はいいのですが、インハイ初球は割りきって見逃さないと。相手も2番が右打ちで繋いでくるということは想定内でそこに投げてゲッツーを取ろうと考えるわけですから、注文通りのゲッツーになってしまうのは2番としては一番やってはいけないことでしょう。フルカンとか投手有利のカウントならまだしも初球はいけません。

 ペーニャに対してファーボールがありましたが、いつもの外角のスライダーでクルーンのパターンかと思いきや高めのつり球を失投して結局最後の外角真っ直ぐが外れて歩かせるという形。ボールからボールという明らかに制球がつかない球が見られ、インコースへのボール球、見せ球がこの時点でないのは大丈夫なのか…?と気になる所。ペーニャのようなHRバッターを歩かせてしまうのはある程度は想定内ですから、ここで歩かせるにせよ、きわどいボール球で歩かせることをある程度は視野において攻めるべきではなかったでしょうか?ペーニャは配球読んで次はスライダーだなと割りきっていたように見えましたから。初球のアウトローのスライダーのくるーんは例年の悪いペーニャで、頭が突っ込んでしまう悪い癖が出ていました。これなら簡単に料理してしかるべきなんですが…。

 トリプルプレーだったのかどうだったのか映像ではよくわかりませんでしたが、ワンバン判定で追加点でワンナウト1・2塁のチャンス。三連打で金子から一点取れたとはいえ、ここで仕留めておかないといけないという場面で本多のいつものぽpはいただけませんね。ランナー進めないと。今日はランナー進められずに負けるという感じがしてきました。状況無視したぽpアウトは坂本を想像させますね、劣化版坂本・坂本の下位互換でしょうか。

 しかし明石はこういう嶋プンテみたいななにか変なことが起こりますね。セペダのエラーで一気に巨人から3点取ったりしましたからね。こういう変な運、アヤは大事にしたい所ですね。今年の明石はなにか持ってる気がします。その次のオリのカードでエラーで西から1点取りましたしね。金本を意識してるんですかね、明石は?なんとなくそんな顔つきになってきたようなイメージが有ります。レギュラー松田・吉村のいないチャンスで、彼らからレギュラーを奪うためにもプンテスキル(?)なにか起こるというアヤ・ツキを明石は活かして欲しい所。吉村の次の日のスタメンでこれですからね、変なツキを勝負に活かしてほしい。戦争でも運は重要なファクターですから。

 続く裏にすぐ同点に追いつかれてしまいました。良くない岩嵜VSエース金子、そういう時にキッチリとした戦いをしないとこういう嫌な流れになってしまいますよね…。右バッターに生命線のアウトローへのスライダーがきわどいどころか全くコースに行かなくなっていました。1点で抑えたとはいえ、これは厳しいだろうなと言わざるをえない投球内容ですね。

 五回の今宮の内容ですが、んー、金子とはいえ甘いボールがあるのに、しっかり高めの甘い球を打てないと言うのはいただけませんね。結果はどうであれその甘い球を軽打しないと。ランナーもいない所で粘るというふうでもない感じでした、何を考えていたのでしょうか、ちょっと意図が見えない感じがしました。

 六回糸井に逆に行ったのが、大きな当たり・フェン直になりました。あたりが良すぎてシングルで済むという結果に。糸井とはいえ、これを見て八六球の岩嵜はこの回までというところでしょうね。いつもと比べて内容よくないですし。追い込みながらもTに真ん中高めの甘い球を打たれて、ノーアウト1・2塁に。そしてペーニャにどまんなかを3ランで試合を決められてしまいました。

 インコースに要求した球がどまんなかに。その前はフォークボールを要求してペーニャに見られてさあ困った。んでインコースを見せて身体を起こそうということだったのでしょうか?鶴岡は本当にスライダー頼みのリードですねぇ…。スライダーが使えなくなってくるとどうしようもない感じがしますね。こういう時にカーブで緩急を活かすという選択肢が存在しない。

 ですから、まあこうなるのも事前に予想出来たことですね。ランナーいないとき、ここで一発打たれても最悪一点で済むというところでインコースを見せていなかったことが全てでしょうね、このゲームは。ペーニャもインコースでゲッツー取りに来ると読んでいたみたいですね。そういう談話をしていました。完全に相手に上回られてしまいましたね。やはり今年は読みを入れてきてますね、鷹にいたままではそのような成長はありえなかったでしょうね、移って正解ですねペーニャは。

 おそらく伏線としては安達の手首へのデッドボール。早い段階で右バッターのインハイを攻めることに失敗してしまったこと。それで厳しいところをつけなくなってしまったのが、ペーニャへのど真ん中失投につながったのだと思います。そういう意味でも一発という可能性があまりない安達に対してインハイ要求でデッドボールを与えてしまったプロセスが問われるでしょうね(あ、そうか前日岡島からHR打ってるのでインサイド見せておきたかったということですね。しかし安達というバッターはそうそうHR打つバッタじゃないですからねぇ。むしろ安達がHR打つようなバッティングして大丈夫なのか?と心配したくらいですし)。

 キャッチャーのリードのポイントとして、いかにインハイを意識付けさせるか、投手のインハイへのコントロールをいかに引き出すかというのがありますが、岩嵜のような経験の浅い投手に、ぶつけたあとでもまだリードのしようがある、配球の組み立てのしようはあるから大丈夫だよ―と引っ張っていけるかどうかが腕の見せどころでしょう。状態が良くなかった岩嵜、逆行ったり浮いたりしていた岩嵜に対していかにインハイを使うのかというのはもうちょっと考えるべきだったような気がしますね…。日本シリーズの沢村みたいにインハイにスライダー・カット投げられるとまだ良かったんでしょうけどね。

 4点目はいらないとか何とか分けのわからないことを監督は言ってましたが、それまでの状況を考えれば、岩嵜は打たれるべくして打たれる状況に陥っていったわけです。代えないほうがむしろ問題でしょう。打たれる覚悟を持っていないほうがおかしい。そもそも岩嵜を鶴岡が上手くリードできないということはわかっているんですから、ここは絶対細川を使うべきだった。怪我の心配があるなら岩嵜を使うべきではないし、敗戦を覚悟して仕方ないと割り切るべき。大事なゲームで5回まで細川でという選択肢でも良かった。その次の試合摂津で細川が受けているんですから、絶対無理だというわけでもないでしょう。摂津はまだ経験がありますからその摂津で鶴岡でもいい。オセゲラ・岩嵜は絶対細川じゃないと無理。そんな当たり前のこともわからず、部活じゃないんだからとかわけのわからないことをいうコーチの能力のほうが本当にプロなのか?と言いたくなる有り様ですね。

 ※去年・一昨年か?帆足続投でボッコボコという継投の根拠がわからないというものがありました。バティーヤもそうでしたが、序盤には先発を無理させない。だから中盤以降は先発は引っ張っていく。序盤は先発を大事にして、後半先発は頑張って当りまえみたいな観念、思い込みがあるのでしょうかね?偏った継投法というのは?

 平野にまっすぐで押していけないのはもう限界でしょう。なぜ代えない?最後の球はボールコールされましたが、入っていたでしょうね。コントロールが良くないという印象に鶴岡のミットでストライクを取ってもらえないということでしょうか。大事なホームでの首位決戦でなぜ継投が遅いのでしょうか?無論九連戦ですから中継ぎが使えないとしても、この三連戦がポイントで勝負所でしょう。なんで勝負に行かないのか理解が出来ませんでした。このカードで負けてもトータルで勝ち越せば必ずオリとの競争に勝てるという確信があるのでしょうか…?まだまだ焦る段階じゃないというどっしりした戦略があるのなら特に文句をつけることはないのですが…。

 七回本多はよく粘ったのですが、インコースの厳しいところを上手くカットしていましたが、このイニングではなく勝負所の五回にそれやって欲しかったですね…。どうも勝負所というかやるべき所で出来ないというか…。まあ本多にすれば初球の甘い球を見逃さず積極的に振っていくことで自分が決める!ということだったのでしょうけど、うーん本多にそのバッティングは許されるのか…?主軸ならともかく本多がそれをやってはいけないと思うのですが。ベンチの指示はどうなってるのでしょうか?例のごとくイケイケドンドンでなんにも考えていないのでしょうか?

 最後にエラー絡みで金子を苦しめた、ギータも平野から一発打ちましたし、負けるにせよ、ただでは負けなかった。最後まで苦しめただけよしとすべきなのでしょうか。

 糸井へのHRと安達へのデッドで勝負が決まったというところでしょう。そしてこの三連戦糸井・岡田・ペーニャをどう捌くかというポイントでペーニャにまんまとやられた。三人とも良い働きをされてしまったというところが負ける要因でしたね。対照的にウチのクリーンナップは印象的な一打、一発を三人が試合毎に働いた、キーマンになった!という展開にもっていけませんでしたからね。完全に力負けしたカードでしたね。

 しかしまあ大事な首位決戦でキャッチャー細川がない。細川見てるようなものなのに、見どころがない。勝負の駆け引きが見られないのでここんとこの試合はつまらなくてしょうがないですね。早く細川を見たい。

7/11摂津VS浦野 2-12

 陽にヒット打たれて走られたくらいでしょうかね。危なげない立ち上がり。4回ヒットをまとめて2点ハッセが走塁でアウトになってしまったのと、前回の今宮にひき続いて明石がゲッツーを打ってしまったことはもったいないですね。しかしハッセがあんなポカをするとは…。やっぱ疲れがたまってるんじゃないでしょうか?怪我を招く前に休ませましょうよ…・得点直後をきっちり抑えるのがさすがの摂津。ここでは細川も刺しました。二回連続はさすがに陽といえども難しいでしょう。警戒させてエンドランとかの方がいいですよね、まあ次が中田なので動くとしたら単独しかなかったのでしょうけど、四番に任せといたほうが良かったんじゃないでしょうか?前の打席でも動いたのですし。

 7回追いつかれた直後にギータのヒットから盗塁、明石のバントをミランダがエラー、また明石(^ ^;)。そして明石も走って本多のタイムリーと。札幌で本多と明石は活躍しますねぇ、ホント。細川も送って、晃のタイムリーで三点目。5-2と勝ち越してゲームが決まった感がありました。しかしその後今宮のバントはやり過ぎじゃないでしょうか?一イニング3度のバントはねぇ…。ゲッツー&2三振とはいえ、ピッチャー代わって最初のアウトを与えちゃうのはどうでしょうか?流れがきてるんですから打たせてよかったと思いますけどね。

 8回にビッグイニングでとどめを刺しますが、うーん、細川にセーフティスクイズ。悪くないし、良いと思いますが細川に打たせても良かったかもですね。まあ怪我明けでランナーに残ってなんやかんやあるといけないのでバントオンリーでもいいでしょう。だとするとなおさら今宮は打たせて欲しかったですね、さっきの回で。この回はまともなアウトがハッセのみということに。変則ツラゲをハッセがやるという絶不調でしたね。

 摂津は最後の大谷もきっちり抑えて8回2失点にまとめてくれました。9回にも追加点を奪ってました。こういう時にも大振りせずにきっちり四球を選んでいく江川は本当にいいですね。そろそろデホを外してDH江川にしないといけませんね。10点差ついて最後の締めが森。経験のため9回の最後の舞台というのはわかりますが、クロスゲームじゃないと無意味では?登板感覚的に一番森が開いてたのならいいんですけどね…。大隣行かせても良かったのでは?10点差ですよ?

 谷口プロ初HRですか、なんか今年はこういうHRバッターじゃない打者からの被弾多いですねぇ。去年は満塁弾が多かったですが、今年はこういう被HRのとしなんでしょうか。

7/12 2-4 中田VS斎藤佑

 しかし最近の晃は本当初回、一発目に出塁が出来ませんねぇ…。どうしたものか…。粘って出た今宮を牽制でアウトにしたのが大きかったのではないでしょうか?昨日陽・中田で上手く行かなかったからか、1番陽で3番大谷4番中田。まあこの形のほうがいいんでしょうね。しかし初回のワンナウト3塁のチャンスを活かせずと。

 内川にHR打たれてランナー貯めるもフォークで三振を取りしのぎました。直後に中田のタイムリーで次の回の中島の勝ち越しでランナー貯めると5回で早くも森福に。こういう時にさっさとピッチャー代えるなら。なぜ大事な首位決戦・岩嵜の時にそれをやらなかったのか疑問ですねぇ。西川・大谷なら森福は絶対。ハムで森福を贅沢に使いたいということなんでしょうかねぇ…。

 復帰の斉藤も5回で降板。復帰だからとはいえ、もう1イニング行けなかったのでしょうかね?そして7回の宮西から崩れることになりました。本当宮西はウチ相手にダメですね。ウチに強い武田久がなくて、宮西が打たれるということで、相当継投難しいでしょうねぇ、ハムさんは。ウチとロッテ・オリと防御率は同じくらいですが、投げている打者はダントツ多いのでやっぱウチに一番打たれてます。被安打も四球も多いですしね。苦手意識があるんでしょうねぇ。

 こういう時に大谷レフトという初めての守備につかせるというのはどうなんでしょうね?大谷はレフト上手いという確信があったのか?大谷じゃなかったら取れたような?大谷を使うしかなかったんですかね?

 代打で江川・松中を使ったとはいえ、捕手は高谷から使っていくべきでしょう。怪我で温存させていた細川を休ませてもいいし、また最後の9回で矢貫からチャンスを作って代打を送る可能性もありますし。毎回高谷を必ず挟めとは言いませんが、あまりにも使わなすぎですよね。

 松中が一年ぶりくらいの打点に、森の初勝利と。そういや森は勝ちがついていなかったのですね。まあ今後もどんどん数字を残すでしょう、目指せ新人王。ただし酷使はノーサンキュー。

7/13 東浜VS中村 1-5 

 2回、イ・デホ/ハッセが出て、ノーアウト1・2塁でギータがサードフライ。バントもエンドランもちょっと難しい。せめてランナー入れ替わってくれるだけでも良かったんですけどね。こういうときにどう進塁させるか、最低限をこなすべきなのか。東浜ですし1点・2点取ったら勝てるってわけじゃないですからね。連勝してますからバントで送って―というのもさせにくいですよね。まあでもたまにはギータにバントさせていいと思いますよ。この場面じゃないにせよね。

 今宮の走塁死多いですね、このカード今日2つ目で計3つでしょうか?きついですね。3回犠牲フライで失点、満塁でもしのいだのは東浜ならではでしょうか。WHIP悪そうですねぇ、東浜。その直後の4回で追いつく・逆転しときたかったですね。ワンナウト1・3塁の状況で代わったファースト小谷野にギータがゴロ。ゲッツー崩れでランナーがファーストギータで1点取ってそのあとギータが走るという状況を作りたかったんですけどねぇ。せっかく帰ってきたミランダがまた故障と、ハムの追い上げの起爆剤になりそうだったので、ハムはかなり厳しくなりましたね。

 その裏、陽に2ラン浴びてゲームがほぼ決まったかな?というところ。ノーアウト2塁から犠牲フライ一点を狙った市川へのバントで中島三振の後だけにこれは痛い。一塁開いてるんですから西川勝負でよかったんじゃないでしょうか?陽はその前ヒット&犠牲フライで西川はバント&三振でしょ?大量点を恐れたということでしょうか?東浜がいつもの塁をにぎわす内容で、ロングは持たないことはある程度想定内ですから、最小失点で抑えるためには5回でおわってしまうとしてもこの西川を全力で打ち取る方が良かった気がしますが…。まあ結果はそのご四球&四球&中田に死球ですからねぇ…。制球が厳しいですね。もう次はないかも?

 しかし、エンドランが減りましたね、ハムさんは。手堅いバントが多い気がします。後ろのリリーフに自信があるのでしょうか?よそ相手はわかりますけど、ウチには増井・宮西安定しないので揺さぶるべきではないでしょうかね?しかし今日の先発は両方共、若いピッチャーでグダグダ感ありますね。2アウトから中村は点取ってもらった後三連打で1点を失います。ホークスにまだワンチャンスあるというゲーム展開にしてしまいましたね。

 ギータ・本多が歩いて、代打松中VS増井。ここで打ってくれると代打策で後半勝負の選択肢が広がっていいんですがねぇ。さすがに2日続けては無理でしたね。そしてまた6回から2番手にキャッチャー細川、どこまでも高谷拒否ですか、そうですか。

 で、7回カーターで先頭中村出て2点差でバント。まあそれはそれとして、内川歩いて、デホで2アウト1・3塁に。こういう状況で今宮バントということは1点を取りに行った。その1点が大きいということですよね?もしくはランナーセカンドに背負うと失点の確率が大きくなるとか。そういう勝負の選択肢を選んだんですから、もう一巡回る可能性があってもデホ代走とか不調のハッセに代打とか更に勝負手を切るべきでしょう。勝負どころでここで全力を注ぐ!という選択肢がないのは、果たして采配としてどうなんですかねぇ?

 で、ここで点取れないからまあそうなるよねという形で、柳瀬・嘉弥真が打たれてダメ押しと。攻めるという点では先制、中押し、ダメ押しといい形でしたね、ハムは。

 向こうのバントは実ってこちらは実らない、バント采配対決で敗れるとは…。宮西が出てきて、崩すならここという形になりますが、まあ4点差ですからねぇ。この回なのか、その前の回なのか勝負所をはっきり出来なかったこと。好調ならどこからでも点取れますけどね、不調の時こそ指揮官の判断が問われるわけですから。7回で勝負に出ても点取れるとは限りませんが、意志・選択がハッキリしない、戦術が乏しいのは問題でしょうね。前から指摘していますが。

 江川・松中しかカードがないなら、三枚目の打者として鶴岡か高谷落としてバッター上げるべきですし、高谷育成を重視しているならもっと高谷使うべきですし、大事な所で経験を積ませるという意味で代打牧原でもいい。選手を育成するのか、勝ちにこだわっているのかまあよくわからない采配ですね。序盤勝ちにこだわっておんなじ選手ばっかり使うから、アクシデントの怪我でこういう選手スカスカになるわけでね。まあ、春先に言ってたとおりになってますね。

 細川代打で高谷が出てきて、大隣。大隣に対しては高谷を組ませるのかな?だからこそ高谷が後だったかな?と思いましたが、やっぱ違いましたね…。大隣が帰ってきたことはかなり大きいですね。

 オールスター明け東浜の所で大隣が投げるというカードになるはずですから、これでまあまあの結果を残せたのは大きいですね。次の三連戦が8月真ん中の京セラでやるローテでもありますから、勝負のカードになりますね。天王山というか、ひとつの山。7月のポイントは対オリ戦。ニカード目がどうなるかですね。

 次はロッテ―オールスターロッテですね。あー、なんか相変わらずムダに長くて疲れた。