腸内細菌の話とか
絶好腸! ! ストレス、こころの不調を解消する腸の鍛え方/清流出版
―をさーっと流し読みました。現代の鬱の流行りは、日本人の食生活の変化、腸内細菌の変化にあるという話ですね。というのは、腸でセロトニンなどの大事な物質が作られる、それが不足するとうつのような症状を引き起こしてしまうと。だから穀物、野菜や果物が重要、腸内細菌をいい状態にするには食物繊維だと。
まあ、そこら辺はありきたりの話なんですが、エピソードに米が日本兵の駐屯していたところの便を調べたら、たくさんあったので日本兵が多いと判断して引き上げたという話がありました。その話が事実かどうかわかりませんが、昔の日本人は米人の倍の量排便していたのでたくさんいると思い込んだという面白い話。それくらい昔の日本人は多くの便を出していたという事例ですね。んで、今の日本人はその量が減って米人と変わらなくなっていると。
腸炎をつい最近患いましたし、なるほどなぁと。そういや子供の頃と比べて内臓が固い、呼吸をしてみて簡単に、というかスムーズに内臓動かないですし、便の量も減ってるという感じがあるのでちょっと意識的に野菜・果物を採る量を増やしてみようと思ってます。そうすることで腸、及び体調・やる気など何か調子が変わるかも?と試しています。ホント、最近はやる気がでないですからね。
んで、ヨーグルトや納豆は特にいいから、採るべきだと。腸内細菌の善玉菌・悪玉菌というのがあるのはよく知られていますが、あんまりそこまで大きな意味は無いみたいですね。善玉が多ければそれはそれでいいんでしょうけど、悪玉がなければないで、また別の問題が起こってしまうようです。菌のバランスが大事だと。あと乳酸菌は弱いものなので、ヤクルトみたいなのをとっても殆ど腸内にまでは届かないみたいですね。ヤクルトだけに選手の育成が大事だと。腸内で育つ環境が大事ということですね。
食品に含まれているソルビン酸は菌の繁殖が抑えられてしまうため、腸内細菌の活動を妨げるのでは?という話があったので、やっぱそういうのは避けたほうがいいんでしょうかね。
最後に血液型なんとかというのがあって、そんなのあるのか?と思いましたが、意外にあたってたので面白いと思いました。硬水がいいみたいですね。寝る前にいっぱい飲むことでいいとか。そういやヨーグルトも寝る前にとることで腸にいいとか言いますしね。
メキシコ人はなぜハゲないし、死なないのか (文春文庫)/文藝春秋
で、こんなのが挙げられていて、そういう研究かなと思ったらルポみたいな感じですね。いわく、メキシコはトマトや唐辛子、とうもろこし・豆という食が中心でそれがいいのだと。腸が正常に機能している=鬱にならない=自殺が少ないと。それならそれで民族別腸内環境とかも調べて欲しかったですね。自殺率が高い国のそれと、低いそれで違いが見られると面白いんですけどね。
まあ、そんな小話で穴埋め