別館、身体論・武術・スポーツのお部屋

身体論・武術・スポーツ関係を分割してこちらで独立して書いてます 野球評論は辛辣に書いてますので苦手な方はご注意下さい。また基本長いので長文が無理な方はお気をつけ下さい

四月~五月のホークスメモ(2014年)


ホークス見ててのメモ前回、全然消化しきれなかったので、続き。

 この話、前書いたっけ?西岡・福留の衝突のようにファーストでの怖いプレーがある。送球がホーム・キャッチャーサイドにそれた時に一塁手が手を伸ばして取ろうとするプレーは絶対やめさせるべき。中村がそれやって選手と交錯しかけたシーンが有りました。危ない!と思わず声が出るくらいの危険なプレー。監督だったらベンチから飛び出してもおかしくないくらいでした。あれは許されないプレーだと思うんですが、何故誰もそういう指摘をしないのでしょうか?西岡・福留の衝突でも思ったんですが、受け身の練習をしっかりやっとくべきだと思います。見てて怖いですね。

 4/8の西武ドームでのマッチのサヨナラHRじゃない、九回逆転HRですね。マッチは本当に俺達キラーでよく打ちますね。十亀は左打者のインコースはつけても右にはつけないという投手で、結果楽に踏み込めるマッチはやすやすとHR。その前の打席だったか、その次の試合だったか、西武ドームで簡単にツーベースを打ったのを見て、「やっぱり中継ぎからはよくうつなぁ。一点負けてても、松田に打席が回る。ランナー一人いたらツーベースで追いつくだろうな~」と思っていたら、ど真ん中失投でHRとは…と思わず笑いました。長打は出ると思いましたけどHRとはね、本当ライオンの前の松島トモ子みたいになってますね、マッチと西武の中継ぎは。

 去年も牧田には全然打てずに牧田が替わった途端、増田か高橋から逆転HR打ってましたしね。あそこは絶対ランナー出してはいけない所。松田がツーベース打つと計算しておかなきゃいけない所。牧田に松田まで投げさせれば勝てたんでしょうけど、牧田の球数から考えてそういうわけにもいかないですしね。まあホークスは中継ぎがいいから、負け試合でもその後の失点が増えないので、同点・逆転が増えますよね。


【勝ったはいいもののスカッとしない楽天戦】

 4/16松井先発の試合、星野さんの采配が裏目に出た試合でしたね。投手は寺原でコントロールがなく苦しんでいるPなのにWスチールでアウトになってしまい寺原を助けてしまった。そしてランナー1・2塁でAJでまたWスチール。ランナーを積極的に動かして勝ち試合を作るのが星野采配とは言え…、うーんというところ。まあ誤審でAJのケースはセーフだったんですけどね。それよりも4番AJが不調と言ってもランナーを動かすのはどうなんでしょうか?2・3塁になってもAJと勝負を避けられるだけになるような…?それとも調子の悪いAJが四球、そして同じく選球眼のあるユークが押し出しを選ぶという寺原の自滅を誘う戦略だったんでしょうかね?

 同じくマッチが1・3塁で走れたからといってツーアウトで2塁へ盗塁する意味は無い。ギータを歩かせて鶴岡で勝負する選択肢が増えるだけなのになんで走ったのか?そして実際ギータは勝負を避けられ、鶴岡勝負でチャンスは消えました。ボールになったからカウントスリー・ワンになったが、もしストライクだったら平行カウントだった。ワンヒットで二点のケースを作ることによって配球を制限させようとしたのか?ギータならそれより1・3塁で内野の間を抜くヒットの確率を増やすべきだと思います。打ち損じたゴロでもギータの打球は早いですからヒットになりやすいですしね。二遊間に上手く打つこともギータは結構多いので、走ってランナーセカンドにいたほうが、ランナー警戒で二遊間が動いて結果アウトということになりにくいという判断だったのでしょうか?まあいずれにせよベンチの判断が気になるところですね。

 楽天との二試合カードは相手が良くない投手美馬・松井であっただけに早い回できっちり仕留めて欲しい試合でした。ワンチャンスで同点が考えられるのと、5~7点とってそんな可能性も考えられないでゲームが進むのでは偉い違い。どうも序盤で立ち上がりの悪い投手をきっちり仕留められない展開が今年は目につきますね…。今に始まったことじゃないか…。まあ、この前負け越していたので、この連勝で対楽天戦三勝二敗にできたのは何よりですね。


【アウェイでロッテと五分】

 4/19ロッテ戦。苦手と言われてきた唐川から内川のHR2本、マッチの1本で快勝。今年の唐川は良くないという評判通りでしょうか。ロッテに対してこの投手やだな…という存在がいるといないでは大違い。暫くは変にロッテを意識したり苦手意識を抱かなくて済むので大きい試合でしたね。5試合終わってロッテに負けなしという形ですし。
 屋外のウルフ、デーのスタンはアカンと言われるように。QVCのウルフの登板はダメでした。二年くらい投げていないんでしたっけ?ハム時代から避けていたといいますが、そういう取扱説明書はどうなってるんですかね?ハムファンの人はそういう取説をしっかり読んでるの?という突っ込みがありましたし。ウルフという投手は人工芝・ドームと言った日本の環境に適した投手ということなんでしょうね、きっと。


トリプルプレーと9本のHR】

 4/22と23ハムの二試合カードですが、トリプルプレーに尽きる試合でしたね。その前細川がバント失敗して、ランナーギータも飛び出してしまって、チャンスをゲッツーで潰すというミスがあっただけに、二人でミスを帳消しにするビッグプレイ。そこまで苦しんでいたスタンを助けて波に乗らせたのが大きかったと思います。ハムでのサヨナラに、西武に9回逆転したり、こういうトリプルプレーが出たり、まあ今年は優勝するなというゲームをしてますね。
 翌日、東京ドームにしてはHRのない一点差ゲームの前日とは打って変わって9本もHRが飛び交う試合に。飛翔癖のある寺原にドームは無謀というところでしょうか。膝の怪我で手術するしないという話がありますが、選手のコンディション把握は一体どうなっているんでしょうなぁ。
 金が打たれてちょっと一軍厳しいと判断される所。ハムの宮西・クロッタ・増井のところも打たれているのがアレですね。点差あるから気にしないとも言えますが、増井がボコボコではないですが、4つのアウトで打者8人かけているのが一つのポイントですね。4/3のサヨナラの日も増井は三人でピシャっと抑えられていないんですよね。好プレーで5点目を与えなかった中村・今宮が三連投の武田久を打ち込むという見事な試合でしたね、あの試合は。ちらっと触れたんで一応書いておこうと。次に繋がる話なんで。


【?なライオンズ】
 4/25西武戦1-2でエース対決、岸にやられてしまいましたが、岸とは長期契約で先発の柱として考えている選手でしょ?いくら後ろが不安だからって、140球も投げさせていたらダメでしょ?彼が離脱することになったらチームの長期戦略成り立たなくなりますよ?何考えてるんですかね?岸はそんなに頑丈・タフさが売りの投手なんでしょうか?
 4/27ようやく先発を初回で仕留める事ができたゲームでした。またマッチは西武の中継ぎから打ってるし(^ ^;)。で、大量点の次の試合なんですが…。まあそう続かないですよね。コンスタントに点が取れるようになって欲しいですね。
 後、伊原さんは走塁意識しすぎて、本多警戒しすぎですね。自分が走塁で相手を倒してやる!って意識だから逆に走られることに敏感になりすぎですね。ノーアウトランナー本多で、キャッチャーに二球連続ウエストさせてツーノーのカウントにして100%走れる状況にしてしまい、かえって盗塁を楽にさせてしまいました。策士策に溺れるというのをまざまざと見せつけてくれました。もしそういうことをするなら逆に三球連続ウエストしないとダメでしょう。相手は必ず走るのですし、次の勝負で相手に心理的に優位に絶たれてしまいますから、墓穴を掘る覚悟で撒き餌をしっかりまいとかないと。本多に、「ああ俺にはウエスト三球くるのかぁ」と迷わせたほうが裏目に出てもその後の駆け引きに生きますからねぇ。走られるわ、本多に手玉に取られるわ、何一つ得たものがない全く無駄な結果になりましたが…。西武ファンが伊原ェ…となるのがわかったような気がする試合・カードでしたね。


オリックス首位決戦】

 4/29西相手なんでまあしょうがないとはいえ、負けていたがようやく追いついてこれからの2-2というスコアから森福を投入して負けました。森福は結果を出していても、調子がこれまでよくなかった。球がかなり浮いている。構えているところに行ってないので左キラーとして完璧ではない。それでも森福だから何とか抑えてきたという感じでしたが、調子のいいオリ打線平野・T岡田・糸井には通じませんでしたね。まあ、この試合は仕方ないにせよ、これ以後の森福の使い方を考えるべきでしたよね。以後、それを考えずに失敗するケース、無理に使う展開が目立ってイラッとしましたね。ハムでの三連投とか。
 スタンのボーク判定がありました。盗塁の可能性が高く、盗塁の魅力がNPBのウリ。だからこそ厳密にいうと、ボークかもしれませんが、スピードアップのためにアレは許容すべきでしょう。日本の野球は、メジャー知りませんけど、間が下手に長く開きすぎてテンポが悪いです、間が悪い・間抜けになりやすいですから、止めたほうがいいと思います。闇雲に何でもかんでも早くしろというのではなく、手品師のように適切なプロセスを踏む動き・身体の使い方をすれば遅くても見えない動きになります。見えない動き=相手に悟られにくい動き・技術は一つ一つを正確にかつゆっくりやること。ゆっくりやるためには間を詰めないといけない。間延びさせて時間を取ることは決してゆっくり正確にやることにはつながらない、技術が向上するわけではないので気をつけないといけません(多分、言いたいことあまり伝わらないでしょうけど(^ ^;) )。
 まあ、それまでも状態いいなぁ~と思ってましたけど、Tがよく打ちますわ。ペーニャは落ちてくるでしょうし、糸井は安定するでしょう。しかし糸井・平野などはちょっと怪我があるのでフルシーズンどうか?という恐れがあり、やはりこのT岡田が中心になるんでしょうね。彼がキモになりそうですね。ホークスの試合でも活躍しているところを見ると厄介だなぁという感じです。首位を走っていて、今年は強い!と言っても、ホームのヤフドで連勝した時は、「やっぱ他でたまたま勝ってるだけでウチは勝てる余裕だな」と思っていたのがこのザマ。何か嫌な感じですねぇ。
 首位対決で三連敗は出来ない所、寺原を落として大場か帆足かどっち先に使うかという話になって帆足に。個人的に帆足はもうちょっとダメじゃないかな?と思っていた所、予想外の好投。工藤さんも球威があってバッターの狙いを外せたから、芯を外してバットボキボキ折れたと褒めてました。巨人と西武とソフバンよく工藤さんは解説してるけどそこら辺に復帰するつもりなんですかね、やっぱり。院に仁志さんとかと進学してましたから暫く現場復帰無いような気もしますけど、どうなんでしょうかね。まあそんなことはさておき、帆足には内容が良かっただけにもっと投げて欲しいところでしたが、中5日で次のファイターズ戦で使うということ。9連戦という日程も考えてやむなしか。
 相手の投手岸田は全く使いものにならないという感じですね、これでオリは先発どうするか考えないといけなくなりましたね。金子・西・ディクソンの三本柱はともかく、吉田・井川・松葉では先発としてキツイ気がしますね~。誰かもう一人そこそこ計算できる先発がほしいですね。
 って、今見たらこの前の松葉の試合は95球投げて中五日だった。つまりほとんど捨てゲームだったんじゃないか…。それで落としたのか…、かなり痛いですねぇ…、18日のオリ敗戦は…。


【摂津リベンジ・中田初黒星・マッチ大爆発】
 5/2で、則本・摂津対決のとき、対松田であってないスライダーでなく、真っ直ぐを選択して打たれていました。スライダーにタイミングがあっていないのにどうして真っ直ぐを選択したのか?よく言うまっすぐ以外で打たれると悔いが残るというやつだったのでしょうか?だとしたらバッテリーの若さですよね。菅野=阿部が去年鷹との交流戦で、ラストのボールに真っ直ぐを選択して、完封を逃してなんでまっすぐ?とノムさんに突っ込まれていたのがありましたが、やはりあれもまっすぐ以外で打たれると悔いが残るというやつだったのでしょうか?キャッチャーがここは変化球じゃないと打たれるよ!という主張をするものの、投手が真っ直ぐでいきたいと駄々をこねたパターン。結果投げさせて打たれたのならキャッチャーの信頼が高まるので、無駄にはならないですから、そういうあえて打たれた&打たせたというのならいいんですけどね。
 この楽天のカードはマッチが三試合連続HRとフォームを変えた結果だそうです。動、動くこと・止まらないことを意識して打席に望んだ結果上手く行ってるとのこと。このHR三本で一気にHRキング争いに食い込めるようになり、これまでマッチ・ギー太がなかなか安定せず、打線がつながらないと困っていた不安が消える結果になったので最高の形ですね。それまではくじ扱いされてましたからね。個人的には二軍行って再調整し直すべきと思ってました。それくらいゲッツーばっかり打って辛いさんかよ…という酷い出来でしたからね。まあマッチは対西武戦考えても外しづらい選手ですけどね。
 欲を言えば中田が初めて負けた試合、最後の六点目ゲッツーで最低限の一点というダメ押し点でした。あと一点取られていなければ、マッチが3ラン打って一点差というのが同点になってましたからね。9連戦の半分でそう早いイニングで交代できませんから、中田・鶴岡の力量が問われるところでしたね。もうちょっと悪いなりに何とかして欲しかったですね。


【謎の森福三連投】
 そして9連戦最後のカードの5・6・7日の試合ですが、なんともまあ不思議な試合になりました。まさに勝ちに不思議の勝ちありで相手のエラーで打てなかったメンドーサから勝ちを拾った。サードがキャッチャー近藤であまり経験がないというのがラッキーでしたね。イップス?という記事を見ましたが本当でしょうか?だとしたらいくら小谷野がいなくて苦しいとしても白井さん使わないと思うんですけどね。
 大場はまあまあと言った出来ではないでしょうか?ゲームの流れから言って一点勝負、先発を代えて勝負に出るという選択はわかりますが、中5日の帆足で中継ぎを使わなくちゃならないことは目に見えているのですから、この試合勝ちを拾った後で、森福を使わずに3試合目は負けてもいい位の感覚でやるべきではなかったかと思うのですけどね。

 帆足が5イニングで降板なら次は行けるとこまで投げられる嘉弥真でしょう。右のロングリリーフ役(と言ってもこのケースでは2イニングですが)がいればベストなんですが、いないんですから2イニング任せられそうで登板しなかった嘉弥真でしょうに。森福三連投させて勝ちにこだわる意味がどこにあったんでしょうか?三連勝しなくてはならない理由は?ハムが強いチームで今は小谷野がいないとか、選手の不調が続いているから勝てる時に勝っておくべき!勝負師の勝負所と見た!感が働いた&そういう匂いがしたという話なら別に構いません。相手のミスもあり流れがきていた、そこで全力を注いで勝ちを取りに行ったというのも間違ってないし、時にそれは重要だと思います。

 が、そう判断するなら、ハムが全く対応できなかった森福をオリ戦で使うべきではなかったはず。オリでというか全体的に今の森福は良くない。ハムがそれ以上に悪かったから打ち損じてくれただけであって、西川のようなどんな球でも絶対打てないという相性の問題であっただけで、使える状態にない投手を使うべきではない。最終カードのオリ三連戦では柳瀬が2日続けて、そして森福が打たれて三連敗を喫しましたが、投手コーチはコンディション把握という仕事を本当にしているのか?と疑いたくなるような状態でした。最後の試合はウルフの肘の炎症ですしね…。

 日ハムで不運・不調の相手に全戦力投入なら、逆の好運・好調のオリには最低一勝すればいいという考え方で戦力の温存を考えて戦うべきではなかったのでしょうか?初戦の今季初登板の山田というのを見てもそういう采配をすべきだったと思いますが…。9連戦の真ん中だったり、どこかテキトーな所で、今日はもういいや中継ぎ休ませるために今日は捨て試合というゲームがないのは何故なんでしょうか?この時期まだ早いと言われるでしょうけど、100%捨てなくても70%くらい捨てて、投手が大場・山田だからとか、アクシデントあったからじゃあいいやとすることが出来るどっしりした姿勢が監督に見えないことは問題でしょうね。まあこういう使い方をしている以上、必ず後半息切れするというか、CSで誰か後ろの投手が不振になるでしょう。

振り逃げサヨナラ】
 で件の振り逃げサヨナラなんですけど、ホークス・ファイターズ共に疑問が残る采配というか、下手に動いて、そういうチグハグな結末になりました。まずマッチはしっかり走るべき。そして大野=増井バッテリーは猛省すべき。プロとして勝負するべき所は勝負しないといけない。GW連休で子供も多い、ファンあってのプロ野球であり、興行が成立する。楽しませないといけないのに、何だあの勝負の選択は?と識者が激怒するところですね。
 コントロール出来ていて、間違いなく打ち取れる。そしてキャッチャーの自分も捕れる!というのならわかりますが、その前フォークがスッポ抜けてなんとかキャッチ出来たという感じなのに、何故それを要求したのか?理解不能ですね。アップアップでもう投げる球がないとしたら、プロとして勝負をしないといけない。打ち取る可能性が高いにしても、サヨナラパスボールの可能性があって、客がなんか変なもん見ちゃったなぁ、なんだこれ?というような結末になるものを選択してはいけない。そういう指摘をする人が評論家でいないのはちょっと…うーんどうかな?と疑問に思うところですね。
 マッチの前にデホの打席で、「真ん中から外への半速球が怖い、タイミング合っていない不調のデホが打てるとしたら、それかな?」と若菜さんが言ってたところにまんまそのスライダーを投げさせた大野のリードはどういう意図があったのでしょうか?全くタイミングがそれまであってない不調のイ・デホがまず打つとは思いませんでした。あそこは結果的にヒット打ったと言われても、状態から言って間違いなく代打を送るべきところだったでしょう。原監督ならためらわずに代打を送ったでしょうね。
 そしてワンナウト1・3塁サヨナラの場面でランナー長谷川を動かしたことでランナーが目に入る。松田のバッティングが中途半端になる。松田のファーストスイングは中途半端に止まって、結局追い込まれる結果になってしまいましたしね。いくらゲッツー王の松田でもHR3位のバッター、打率・得点圏でもチーム内で安定しているんですから、フリーに打たせるべきでしょう。動くなら初球スクイズとか思い切ったことをやればいいのに中途半端な仕掛けが目立ちますね。一球一球状況を見て適切な指示を送れている気がしないですね。行くな!というサインはあっても行け!というサインはないと言われるホークスですが、こういうとき、時には「うろちょろするな!」と一塁ランナーを動かさないサインも出すべきでしょう。出さないならランナーとバッターで走る・走らないの意思疎通をしっかりしないとチグハグな攻撃になってしまうリスクが大きくなりますね。結果論で成功しても、失敗するときはゲッツーという最悪の結果になりやすいでしょうから、ここをチームとして方針をしっかりすべきでしょう。各打者はランナーとバッターでどうするかをケース・バイ・ケースできっちりシミュレーションしてコーチ経由で伝達しないといけないでしょうね。やっぱりそれは本来ベンチの仕事だと思いますけどね…。
 そしてフォークのコントロールががつかなかった、スッポ抜けた直後に同じ球を要求したのはどういうことなのでしょうか?理解できないのですが…。一点を守り切るということではハッセ歩かし、満塁で松田勝負。同点になっても再び満塁で柳田勝負という方が次へ繋がったのではないでしょうか?最近、あまり一点を守るための敬遠満塁策という選択を見ない気がしますけど、何故でしょうか?
 浦野が5回まで完璧で降板、継投リレーで一点を守ろうとしましたが、その後まさに「こんだけピッチャー出せば誰か一人は悪い人間がいる」という法則が発動してしまいました。増井・宮西はそこまで鷹打線は不得手にしていない。何故か武田大将の方が打てないんですよね、ウチは。打てたのは三連投で球威が落ちていたからでしたし。クロッタのような投手を後ろに回したほうが良かったと思いますが…?
 前に書いたように増井はホークスに完璧ということがない。この試合では宮西の方が出来が良かった。クロッタもそう。七八九という順番にこだわらずに相性・調子を優先すべきでしょう。ハムも割合バカスカ中継ぎ使うので心配ですよね。チーム状態上がっても最後に足が残ってない感じがしますね。

 ※今振り返ってみると、ハムとは八試合やって五-三で二つ勝ち越しという数字ですが、ホームで六試合でハムはホームは東京ドームの二試合のみ。ホームで今のうちにきっちり勝ち越しておかないと…!という計算もあったんでしょうね。それでも継投は…どうかなぁ?というとこですね。


 キリの良いとこで交流戦前まで書こうと思いました力尽きました。12と13日のオリの試合もなんかオリダメだな~とか思うことがあったのに忘れちゃいましたね。谷の走塁とかだったかな?まあ、結構な量書いたと思うんで、また次回で。