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別館、身体論・武術・スポーツのお部屋

身体論・武術・スポーツ関係を分割してこちらで独立して書いてます 野球評論は辛辣に書いてますので苦手な方はご注意下さい

【身体論】 漢語由流体操で気付いたこと「抜く」重要性

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 ココらへんで漢語由流体操を見て、書こうと思って書いていなかった話を一つ。下腿膝擦法(かたいしっさつほう)、溶粘歩動法(ようねんほどうほう?)の話。ゆる体操での膝コゾコゾ体操と足ネバネバ歩きなんですが、ゆる体操の裏ということでより学術的なものにしようとしているのか?いずれにせよそのなかでもこれを真っ先に取り上げているのはかなり重要だということでしょう。

 膝コゾコゾ、ふくらはぎをケアするのは単にやるだけではなく、3×3や5×5と言った風にドンドン細分化してアプローチすることが大事だと。ふくらはぎを13×13という領域にまで細分化、身体認識ができると。身体操作=脳にそこを使っているという感覚が発生すること。身体操作・開発=脳開発ということでも有りますから、ふくらはぎからアプローチすることはその能力開発を一番やり易いということなのでしょうか?脳領域からすると手の方がいいんじゃないのか?という気もしますが。

 ただ、ゆる体操で指摘した以上に、狙うべき効果としてまず浸りきってそこに入り込むというのはもちろん、ふくらはぎだけでなく骨・骨髄に至るまで認識出来るようにならないといけない。また腸腰筋の大腰筋・腸骨筋の個別の認識、プロアスリートでもこの二つを別々に認識して使っている選手は稀。それにも向いていると。さらには横隔膜、呼吸と運動とのリンクにも適っており、脳幹への全身連動運動でリラックス、連動効果があると。そこまで深い効果があるんだと。なるほどねぇ。

 以前本で読んだように手をこすり合わせるとつやつやすべすべする感覚が出てくるというのがありましたが、ゆっくりふくらはぎをケアしているうちに、そのようなすべすべ感覚がありました。どうも無造作にガンガンやっちゃいがちになってしまいますが、もっとゆーっくりやったほうがいいということですかね。やっぱり退屈ですから動かそう動かそうとダイナミックなものを求めてしまうんでしょうね。

 んで前脛骨筋かな?足の親指に至るまでダラーっとぶら下げる感覚が少し強くなった気がします。ああ、繋がっているなぁという感じ。

 そういう感じが出てきた中、足を動かす際にやはり「抜く」ということがポイントだなということをより実感しました。

 まっすぐ上に挙げるだけでいい。挙手の足版みたいな感覚。ただ挙げればバランスは崩れるそのまま倒れて前傾するだけで足に無駄な筋力を使うことはない。地面を蹴ると足、下半身の下の方を固めることになる。足をその場で抜く、抜くことで重心が一度上に行く。身体の全身の力がそのまま着地の際に重心が下がることで無駄な筋力を使わずにスムーズな動きができる。

 実際に足を動かす行動でなくてもこの重心の使い方は基本になると思う。思うに居合道、刀を抜くとは、抜ける身体を作ることが目的であるし、腕も脚も「抜く」ということを目的にしているように思える。抜いて身体がフリーになった状態を如何に保つか、そして如何に上手く運用するかそれに尽きるのではないか。

 そういうところで肘の使い方が気になっていて、肘を使う、肘から腕を抜くということも波及して考えているのだが、なかなかうまい表現が見つからない。合気道の天地投げは肘の使い方を教えてくれる有効な型というのは何度も書いたと思うが、中国拳法に特徴的な肘打ちや套路で一見無駄な動きに思えるダンスのように手をねじりながら左右の手を上下に分けていくような動きは肘を使い胸を上下・前後に動かしていくために重要な意味がある。

 空手の型でも壮鎮というもので特殊な受け方があるが、この一件奇妙な受けの構えでどうやって実戦に活かすのか意味不明な動きは肘の使い方というものを知るとなるほど肘の使い方に重点を置いた型なのだなということが理解できる…ってこれ書いたっけ?なんか以前こんなことを書いたような書いてないような?

 で、肘の使い方でもう一つ、呼吸法でクロスするというものが有りましたが、空手の押忍のポーズのように腕をクロスすることも肘からやることで胸・肚が繋がるというのがわかりました。三戦でいちいちクロスするのはそのためなんでしょうね。

 

 で、溶粘歩動法=その場足踏みの話ですが、力尽きたのでまた今度。かなり全身運動、疲労回復、創健方として有益なものだろうと思うので結構ハマってます。いつでも手軽にできるというのがいいですね。