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身体論・武術・スポーツ関係を分割してこちらで独立して書いてます 野球評論は辛辣に書いてますので苦手な方はご注意下さい。また基本長いので長文が無理な方はお気をつけ下さい

【ホークスネタ】 交流戦優勝も…自滅する投手起用・采配

ホントは交流戦、優勝はしたものの…という感じで交流戦を総括する話を交流戦直後に書こうと思っていましたが、間が開いたので交流戦でのコメントをgdgd書いてから本題に移りたいと思います。


交流戦雑感

 6/2&3の阪神戦でマッチの辺りが戻ってきたなぁと思いました。明らかに外スラクルクル、外の引っ張れるポイントを外して流すしかないところでも強引に引っ張ってセンターorレフトフライという悪い内容の打撃が消えていました。外のコースは逆らわず右に流す。藤浪もそれで打ちましたしね。

 ホークスの打線の中心はマッチとチック。この二人が核となって一年間安定して結果を出すからこそ。特に去年は内川が不振だった分、マッチが一年通じて安定してチームを支えてくれたというのもあって、マッチが不振に陥ると打線が根本から機能しなくなるという恐れさえありました。

 が、外のあの打ち方を見る限りマッチが繋いでくれるので、貧打の問題は解消、打線の方は下打ちされたんで一安心ですね。まあ、無論打線は水物で何度も調子悪い時期が来るでしょうけどね。想定される最悪レベルがこれまでよりも一つ上に上がって一息つける感じになりました。チック&マッチがWBCで一年不調→打線低迷でチームも低迷の最悪パターンが消えたのでね。まあ、まさか交流戦優勝するまで打線が爆発するとは想像してなかったので嬉しい誤算ですね。

 打線絶好調といえば、春先の西武の破壊力を連想しますよね。丁度西武が春先無茶苦茶打って独走するんじゃ…?となっていたのが、今は落ち着いてきてホークスと順位がひっくり返っていますからね。まあ怖いのは楽天と西武なんでまた上がってくるでしょうけど、西武は上がり下がりがどうなるか?ひとつ見ものですね。こんだけバカ打ちすりゃ、そりゃどこでも交流戦優勝しますから。


 甲子園で摂津が大荒れして、対中日で打線が爆発してイケる!と思わせて大隣&摂津で負けて、去年の8連敗の悪夢が蘇って…、うごごご状態。摂津の真っ直ぐが140k行くか行かないかという程度…。キレが無く万全の摂津とは程遠い状態。WBC休養・調整が必要だと思わせた試合でした。しかもスコアは今年を象徴する4-3。今年は4点とられると一点差で負けるというジンクスがあり、非常にイヤなアヤを感じるスコア。5-4もしくは4-3で勝てるようなチーム状況になったとき、ホークスが優勝争いするんでしょうね。

 ※ここで中村一番という打線のキーマンが出てきたことが大きかった。んでそのちょっと前には吉村一番、トゥーシェン二番という日もありました。なんちゅう打順だとなるところですが、吉村足は早いんですね。第二の糸井と言われてトリプルスリーを達成すると言われてたんですなぁ。意外とはまってトゥーシェンがエンドラン決めて、ようやくエンドランをするようになったか~と安心したら、トゥーシェンはバント下手だからエンドランをやらせただけという二段落ちでした。ココらへんは救世主中村の記事(【ホークス】 救世主中村とホークスの採用基準 好守・俊足・強打)で書いたこととかぶってますのでそちらをご覧あれ。

 まさかチーム打率2割切ってるヤクルトに負けるのとは思いませんでした。交流戦得意も今は昔(しみじみ)。五割近辺かヘタしたら去年のように負け越すんだろうなという感じ。その流れが変わったのはやはり巨人戦東京ドームでの連勝でしょうね。

 ドームの解説が桑田さんでしたが、桑田曰く「絞ったり状況に応じたバッティングが出来れば楽しみですね」。桑田さんもっと言ってやって!今宮よーく聞いとけ。本当に今宮は守備意外ヒドいですからね。柳田を名将高木が褒めていたと紹介していましたが、高木が名将…?(笑)。因縁の杉内へのブーイングが凄かったですねw。杉内を打ったというより、内容が悪すぎましたね、杉内。

 この試合、チックがホームで刺されていましたが、チックのホームアウトはよく見るなあ。走らせてはいけないでしょう、基本。んで次ラヘアだし無理する必要ないのに…と思ったら、ラヘアの犠牲フライがギリギリだった。あそこでチックがアウトになってなかったらマッチランナーで犠牲フライが成立せずに、0点だったかも。なるほど、時にノーアウト満塁よりも、ワンナウト一・三塁の方がいい時があるのか。学習させて頂きました。阿部のブロックが後から膝を落とす形でちょっと危なく見えたのが気になりましたね。

 んで、交流戦は帆足が4勝と活躍しました。これまでフォア氏と不安定だっただけに彼が安定して働いてくれるという見通しがたったのは大きかったですね。ここらへん数試合の帆足は内容が良く安心できていました。で、パン祭りもいいけど、そろそろ細川がみたい。キャッチャーはリードだって言う所を見せつけてやって欲しいというところ。でも杉内も山崎だったように、先発左腕はダメなのよね。和田はおkだったけど。

 ※この頃まではこんな余裕の感想ですが今ではあまりに山崎使いすぎで腹たってしょうがないですね。山崎が悪いというより、捕手での代打起用が下手だし、勝負どころで代打出さないなら何のための捕手3人制かわからない。バランスよく使えばいいのに固定的に使う意味が全くわからないですからね。

 で、この試合の巨人戦は相手が警戒しないということを読んでのギャンブルスタート。相手の隙を突いたチックが二盗でハッセがレフト前に運んで追加点という理想的展開…。この前エンドランも決めたし秋山目覚めた!?これは交流戦最多優勝チームホークスですわ―と簡単せずにはいられない試合運びでした。

 東京ドームではハッセが初回に3ランで試合を決めてくれたように、一発という要素が大きく、巨人がセで走ってるように意外な一発で連敗する恐れがあった。それを連勝で決めたのでこれはぐう鷹が帰ってきた?と強いホークの復帰を確信させるカードでした。それでもこの時は交流戦順位が…、あっ(察し)というレベル。でもまあまだ全然巻き返せる範囲内こっから、こっから。

 確信したのは広島での圧倒的な打力でしたね。これでいけると確信しました。去年唯一交流戦で勝ち越した広島カードでしたが、ままそれを思い起こさせるヤフドでのピッチャーKO連発。バリが二回持たずにボロボロに成ったのを思い出しましたもんね。

 寺原に続いて大隣も離脱して…というのはありましたが、以後柱として活躍するように摂津がようやく先発で安定してくれましたから、これでひとまず交流戦のあいだは問題無いだろうと(ただし、以前書いたように阪神戦での信じられない継投采配、また4-3のジンクスがありましたが…詳細はこちら→秋山采配では勝てない 工藤・古田新監督を望む)。

 摂津はそれ以前まで変化球が決まらない、シンカーが落ちずにカーブで何とかしようとそれ主体になって打ち込まれていました。この試合の立ち上がりも悪く大丈夫か?という状態でしたが、シンカーが決まりだしてからはもうあれよあれよという快刀乱麻で大活躍でした。

 そこから六連勝して交流戦優勝も決めました。ポイントはラストの巨人戦、今年は巨人からカモれそう、相手の本拠で思わぬ連勝をしただけに、ホームでしっかり叩いて貯金を二桁にしたいところでした。交流戦でリーグ戦再開までに日が空くだけに後ろもつぎ込めますしね。ところが思いもよらぬ連敗…。


■二連戦の戦い方が最悪な采配

 交流戦最終カードの巨人戦での連敗…。西武戦では連勝したものの、オリ二連戦で連敗をしたように、ハムで二連戦を二回も連敗したように、この変則カードをやりくりするのが非常に下手くそだということがしみじみわかりました(怒)。

 ペナントというのはいかに勝つかというより、いかに負けるかという性質が合って、どうやって上手く負けるか、捨てゲームを作るかというのが監督の妙だと言えます。二連戦で連敗、連勝で最低・最高の試合だった!となるのではなく、後ろの投手を使わないで済ませられる先発の完投で連勝が最高のゲームになり、言うまでもなく勝ちパターンをつぎ込んで、多くの後ろの投手をつぎ込んで負けるのが最低のゲームになります。ハム戦のスコアを見ればわかるように勝ちパターン使って結果連敗ですから、最悪の負け方です。

 本当に稚拙としか言いようが無い戦い方。チーム状態、中継ぎの状態がどうも良くない、というのならどちらかは捨てて一勝一敗で乗り切ろうと考える、計算してやりくりするもの。その結果打線が噛みあわず&向こうの投手の出来がよく連敗してしまったなら仕方ないですが、下手に両方勝ちに行って消耗して連敗ですからなんとも言いようがありません。最低最悪です。

 そもそも交流戦の優勝も僥倖、ラッキーの面が非常に大きかった。野球というのは不思議なもので、こんな投手の状態で一体何点取られてしまうんだろう?という先発の出来でもなぜか一点だけとか、零点で切り抜けてしまう、相手がミスショットして済んでしまうということがあります。そういう試合が何試合もあった。相手のミスに付け込めず、点をとるべき所できっちり取れないと結果流れが相手に行ってしまい負けてしまうという展開が交流戦では幾つもありました。

 相手が不思議とミスをしたり、こちらのミスを見逃したりそういう試合が多い試合でした。巨人戦はまま、それが逆になったという感じでした。試合内容云々以前にあんだけミスを連発すればそりゃ負けるよと言わざるを得ない展開。小学生でもやらないぞ!というミスをやってればそりゃ負けます。

 ※福元の危なっかしい守備もそうですが、トーシェンもなんで1塁にランナーいて、二遊間を狭めなきゃいけないのに二遊間抜かれて、1塁方向に向かおうとしたり、意味不明な守備していましたしね。本当に二遊間のサブがいませんね・・・。

 この試合まで菅野も内海もいい投手でありながら調子が良くなく、今のウチの打線なら点を取ってくれるし、中継ぎも使えるので連勝を期待できる。最悪でも1-1で交流戦貯金8を維持していけるというカードでの連敗…。

 巨人戦は秋山采配以前の問題でしたが、この巨人戦は去年4タコを食らったカードであるだけに勝っておきたい。そしてセで巨人が走っているだけに叩いといて少しでもセをゴタゴタさせて楽に巨人を優勝させないという重要な意味合いがありましたが無為になってしまったのは日本シリーズを考えると嫌な傾向でした(まあ原さんも投手継投無茶苦茶なのでそんなこと関係なく酷使して中継ぎ潰してくれるでしょうけどね、あの人もウチと同じく勝ちたい病の監督ですからね)。

 勝ちたい病の監督は、目先の一敗、連敗に焦って動いて結局無理に戦力を消耗させて自滅しますね。なんで中継ぎをここで酷使するんだ!という選択をしますからね。

 交流戦最終日はまことに秋山采配を象徴する山田の使い方を見せてくれました。鷹の祭典でもそうでしたが、先発投手を初回、二回で下ろすくらいならはじめから使うな、五回まで投げさせておとなしく心中する、捨て試合にすべき。一体何考えているのかわかりません。使うということは監督が決断したことなんですから、全部自分の責任。どうもスター上がりの選手の特徴なのか、自分が使う選手は一流の活躍をして当たり前だと思い込んでいるフシがありますね。


■山田アホンダラ論のおかしさ

 大体、あのゲームは味方のエラーがあってのことですからね。それでホイホイ下げといてアホンダラはない。それにWBCで第二先発の難しさというのが語られたように、先発投手が早いうちにKOされてさあ投げろと完投能力ある投手でもそれは難しいと散々言われてきたはず。替えるにしても四回からでないと、投手の準備ができるわけがない。今からいけ、はいそうですかと出来るのならば誰も苦労しないでしょう?松中事件の時もそうですが、この監督は十分な準備がないと能力を発揮するのが難しいということがわからないのかもしれません。自身が高スペックできっと、いつでも大抵のことをこなせる強靭な肉体を持っていたからでしょう。今でもHR打ちますし。

 アホンダラといえばファンの殆ども山田ァ!仕事しろ!とプンスコしていると思いますが、己はそうは思っていません。今年は左投手コーチがいない。いわばトレーナー・スタッフなきボクサーのようなもので、本来の選手の能力を初めから発揮できないという悪環境があるんですから、こうなるのも自明の理。優れたコーチなくして選手のコンディション維持は難しい。一流の左腕杉内・和田クラスならほっといてもエース級の働きをしてくれるでしょうけどね。このくらいの、しかも育成上がりのPなら、優れたサポートがなければこうなって全然おかしくない。

 プロと言えども一流はそんなに多くなく、2・3流がほとんど。そういった環境でいかに2・3流のパフォーマンスを最大限に発揮させるか、もしくは一流に育てるか、そういったマネジメントがわかっていないチームではこうなるのもさもありなんですね。

 山田だけでなく、首脳陣・フロント全てひっくるめてアホンダラです。やることやらなければそりゃこうなるでしょうとしかいいようがない。


■継投の考え方―中継ぎ優先で優秀な投手をつぎ込む

 今シーズン見ていると、本当に投手を見きるのが遅い、おそすぎる!(十万石まんじゅう風)。藤岡がいいとなれば藤岡を使い、金がいいなら(ry。で千賀…、岩嵜…と。どうもいい投手がいたらその投手に頼ってドンドンつぎ込んでしまうという悪癖があると思います。そしてだめになるまで使い続けて結果故障or不調離脱。

 そもそも岩嵜を今シーズンから後ろに回したり、覚醒した千賀を先発でなく後ろに回したことでわかるようにどうも中継ぎ陣を強化することを第一に考えるようです。つまり優秀中継ぎ陣こそがシーズンを決めると考えているかと。それは間違いではないですし、いいと思いますが、だからといって先発をさっさと見切って見境無く投手をつぎ込んでいいということにはなりません。

 優秀な中継ぎはチームの宝ですから、年間六十試合を目処に酷使せずに使うのが重要。その年だけでいうなら八十~九十も問題はないでしょうが、それくらい投げさせると阪神JFKのように確実に数年で死にます。極希に鉄腕がいて、年間七十も余裕というのもいますが、そういうのは稀でそれを規準にしてはいけません。岩瀬のように細身で10年近くやれているのは奇跡ですね。大魔神のようにデカイならわかりますけどね、巨人の山口もガタイいいですし。

 山口のような投手がいると監督としては同点でも平気でつぎ込めますからこの上なく有難いでしょうね。勝ち・延長以外でもああいう投手を使えるなら継投が楽なこと極まりない。いずれにせよ若手、まだ身体が出来ていない投手はまずは五十試合を目処に大事に使っていくべき存在です。それをバンバンつぎ込んで調子おかしくしているんですから、アホとしか言いようがありません。


■優秀な中継ぎは長期的プランで継投を管理せよ、特に新人は

 十年以上見据えたとき、千賀なんかは今年は経験・育成と割りきるべき。使いたくても我慢して大事に使うべきでしょう。武田のように何故それが出来ないのか?ちょっとどういう方針なのかわかりませんね。武田を後ろで使ってたら去年あれほど大事に使っていたのも、酷使していたんでしょうか?

 ホークスは投手王国でそれまで杉内・和田がいて中継ぎをそこまでつぎ込まなくてはいけない環境になかった。だからこそ今年はじめて先発がおかしくなってこういう中継ぎ酷使になっているということでしょうね?身体が出来ていない、細身でシーズンを経験していない&育成上がりの投手なんですから、今年は五十試合を目処にすべきでしょう。今一体何試合投げているんですかねぇ…。

 先発が揃わないなら、揃うような状況まで我慢する。それなのに投手を良くないからと5回まででホイホイ降ろしてしまう。そりゃ継投で勝ちは拾えるかもしれないですが、後半確実に疲労が溜まった中継ぎが打ち込まれてしまう。もしくは来年再来年優秀な中継ぎがいなくなってしまう。毎年、あのセットアッパーどこいった?と必ずどのチームでも言われているでしょう?ペナントは先発もそうですが中継ぎも合わせてそのコマを整備したチームでないと優勝争い出来ませんからそれを見据えないと常勝チームは作れません。

 今年はそういう危険な徴候があるので選手を傷つけずに負けてくれと願わざるを得ません。もう勝つのは諦めましたから、選手を潰す壊すのだけは勘弁してというのが偽らざる本音です。戦力的にはともかく、今の上の采配・方針・やりくりを見ていると他がアクシデントやヘマしない限り優勝難しいですからね。頼むから余計なことしないでくれとしか言いようがありません。

 遅すぎる!と書きましたが、正確には中継ぎ投手は遅く、先発は見切るのが早いということですね。んで中継ぎ酷使でダメにするという傾向があります。森福も見きるのが遅く、挙句先発やらせて結局何の意味もありませんでしたからね。

 150kクインテットなるものを見ました。どうも6回から五十嵐・ファルケン・岩嵜・千賀とつぎ込んで勝ちを拾うという発想らしいですね。確かそれで失敗してリレーは潰れましたが、これこそ悪名高きドンデン采配の発想そのものでこれを見たとき、己はひっくり返りました。6回から方程式作って一年どうするんだバカ!9月とかそれこそ一つの勝ち星が大きく意味を持つ時ならともかく、中継ぎ酷使して何の意味があるのか?これも優秀な中継ぎは抑えて当然という発想何でしょうね…。こういうことは絶対やめていただきたい。


 こんなトコロで終わりますが、まあ、交流戦で貯金をこさえても先発・中継ぎで不安が生じた所でチョットヤバイなぁ…と。楽天でリーグ戦再開しても勝ち越したんでイケるかな?大丈夫かな?とも思ったんですが、ギータ離脱で守備のこともあって、バランスが崩れて連敗が止まらないですね。あっという間に貯金も消えましたし。流れが悪いとはいえここまで負け越すのは本来有り得ませんけどね。まあ采配おかしすぎです。秋山采配で拙ブログに来る人めっちゃ増えましたしね(^ ^;)。暫くは先発テコ入れされる時期も先でしょうし、苦しい戦いが続くでしょね…。カモを作るのが大事、オリをホームで三タテすれば…!と思っていたら摂津で負けましたしね。


■おまけ―配置転換の話と帆足の攻略法の話

 バティーヤと帆足は100球が限界、完投能力がないので後ろに回して配置転換すべきだと思いますよ。バティと岩嵜・千賀どっちか、帆足は嘉弥真で。そんなことを言ってたら、千賀は下落ちて岩嵜が先発になりましたね。バティいい加減後ろ回すべきだと思いますけどね。んで山崎の言うことをまだ聞かないとか、いいかげんにしろという感じですね。そんな言うこと聞かない投手獲って来るなと。そもそもむこうで中継ぎやってたんでしょ?じゃあ中継ぎでいいじゃん。

 嘉弥真は最近ちょっと調子を落としていますし、勝てる保証はないですけど二軍で7とか完投をした。つまり完投能力がある投手なので左のエース大隣がいない今、彼を育てるビジョンで、今から彼使うべきだと思いますけどね。今年は負け越しても来年、再来年の先発のために彼を使うべきだと思いますが。

 岩嵜は6回まで投げてくれたんでいずれ完投するでしょう。転向一発目だしまあこんなもんでしょうね。QSなんで合格、合格、おkです。先発は140球投げられる力がないと完投の目処が立ちませんからね。無論毎回140投げるようじゃ困りますし、そんなに毎回完投する投手いませんけどね。時には140球投げても、最後まである程度力のあるボールが行かない投手は先発として計算出来ないですね。バティも帆足も100球でボールの質ががくっと落ちるのでダメです。

 帆足は後ろでも機能しそう、というかどうも対策・攻略法が見破られたみたいなのでロング無理でしょうから中継ぎにすべきでしょう。ロッテ戦で左打者が攻略の鍵と伊東監督が言っていたのですが、実はその前の楽天戦で1~3番左を並べるという左投手に考えにくい打順を組んでいたくらいですからね。きっと左打者にはアウトローのストレートがない。アウトロー周辺のストライクコースは殆ど決まらないから、そこら辺捨てて、インハイ中心にストライクゾーンを絞って対応すべきってことじゃないかと。それで十分対応できちゃうと思うんですよね、巧い左打者なら。

 左相手にアウトローがズバ!って決まったの見たことないですもん。後はその日の変化球のキレ・コントロール次第何でしょうけど。いくらなんでもそれで毎回打てるなら、プロではやれませんからね。そういうピッチャーなんですからいい加減山崎じゃなく細川リードじゃないとダメだと思います。配球通りインハイ要求して、マギーかな?HR打たれましたし。ミットいって打たれたらアカンでしょう。おそらく帆足は自分の投げたい球を投げるリードを好むんでしょう。杉内レベルならともかく、今の帆足なら細川のリードじゃないと危なくてしょうがない。そういえば山田もフォーム盗まれていたような…?陽にラクラク盗塁されていましたからね。



※せっかくなんでつぶやいたツイートも置いときます
 日ハム人気支えてる地元蝦夷オバのあの底力は蝦夷オヤジと一緒で、日常生活でまともに構ってもらえてない反動だったりする面がある的なのをみましたが、蝦夷オバ・オヤジなる単語が存在するのかしら?韓流みたいにおばちゃん集めて顧客にするという戦術は日ハム以外にも取られていそうな気がするなぁ。サッカーとかバスケとか、まあイケメン選手を押すのはうちでもやってることですし、取り立てて言うことでもないですかね。


 ロッテ岡田が最近干されるって言うのを見ました。ロッテ外野陣層厚いんやな。清田・伊志嶺・荻野か。そういや岡田に走られる!って恐怖あんまないもんな。盗塁・バント・四球のどれかあればなぁ。どっかトレードでその技術を教えこんでくれる球団ないかな?荻野の足の脅威を落合さんが梨田さんとの対談で語っていましたが、ショートに回して怪我しなければ…というところですかねぇ?まああんだけの選手、そりゃ守備上手ければショートやらしてみたいですよねぇ。


 Goingで赤星さんの本多&ホークスの盗塁の減少の話。ホークスの打率が悪く盗塁する機会が減って盗塁の感覚が薄まったから、いわく足にもスランプがあるんだと。何回も刺されるとなかなか盗塁しにくい。そういう時こそベンチのサインが重要と、なるほどね。しかし出塁率が低いから盗塁数が落ちているんだけどそれについては触れないんかな?あと元々マッチは成功率低いんだよね。なんで出塁率落ちてるかも言ってくれればよかったけどね。