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別館、身体論・武術・スポーツのお部屋

身体論・武術・スポーツ関係を分割してこちらで独立して書いてます 野球評論は辛辣に書いてますので苦手な方はご注意下さい

情熱大陸での黒田博樹選手

 黒田博樹選手情熱大陸で特集組んで紹介していましたね。面白かったのですが、なんか番組のつくりが…?でした。男の秘訣?こだわり?みたいな変なテロップをところどころ挟んでていて台無しと感じました。名インタヴュアーとかアスリートウォッチャーが鋭い視点で切り込んで黒田さんから情報を引き出したり、気持ちを語らせないと、心情を引き出さないと台無しになる。構成グズグズになるんだなあと感じました。

 黒田の身体が小さいとか、これまでのこだわりの速球を捨てたとか、先輩に教えを聞くとか、なんか伝え方に変なバイアスがある気がしました。一番使える武器を見つけて鍛えて、それで勝負スるのが当たり前、経験ある年上に質問するのも当たり前のことにしか思えないのですが…?TBSの番組の作り方には違和感を感じましたね。

 バティーヤの投手中心のメジャーのリードと日本の捕手中心のリードとの違い云々というのがあってKOされていた事例を思い出しました。というのも黒田が一球一球コンディションによって握りを変えると言っていたように、メジャーでは修正能力が問われる。ボールが日本製のように良くないこと、中4日という感覚で一年間で何試合も投げなくてはならないこと。あと国土の広さでその時その時の球場の状態、気温・湿度などの環境条件も大きく変化することでしょうかね(無論球場の差異は日本と相対的程度かもしれませんが)。そういう条件を考えると、その時その時で投球内容が大きく変化する。その日によって使える球種、安定するボールが違うんでしょうね。

 ベストピッチをするためにボールとのアジャストが投手にとっての最重要な問題になるから、自ず投手のコンディション・状態>配球になるんだろうな―と感じました。メジャーは配球より投手状態がなにより優先されると。そもそも配球という観念にしてから弱者の戦術ですからね。6・7回まで先発が投げて優秀な中継ぎが出てきてしまえば、もうどうしようもないですからね。

 しかし配球・リードによって弱者が勝つという戦術も重要だと思うんですけどね。それを導入する名将はいないのでしょうか?ノムさんメジャーで監督やりたいとか言ってたけど、渡米はよ。

 ※そうそう忘れていましたけど、黒田が3回60球くらいで全然ダメダメだった日があってセットにしてそこから立ち直して7回くらいまで試合を作ったというのがありましたね。そういう修正能力の高さこそが黒田がメジャーで一流先発投手として成功している要素なんでしょうね。