オリンピックネタ③ ジュリーとかバドミントンとか女子サッカーの制度
【ジュリー制度】
柔道で判定が覆ったジュリー制度についてのおかしい!とかわかりにくいとかいう批判がありましたが、むしろ己はアレを見て、批判するほうが筋違いだと感じました。
明確な制度・ルールで柔道が運営されていない以上、あのように異議申立てをする制度があってしかるべき。正しい裁定をアレで不当に覆されたというならまだしも、逆ですからね。日本の選手が銅をとれたのはあの制度で不当ジャッジを防げた結果なんですから、むしろ篠原のようなことにならなくて良かったと改善を褒めるべきではなかったですかね?
審判がミスしたり、あってはならないことですけど買収されたり、そういうのに最終的歯止めをかける事後検証はあってしかるべきでしょう。こうすればもっとより公平で明確な対案がある!ってんなら別ですけどね。
【バドミントン】
んで、バドミントンの中国・韓国選手がわざと負けたという話。アレはどう考えてもオリンピック側が悪い。選手の目的は最終的に勝つこと、金メダルをとること。その過程において負けたほうが、最終目的に到達する上で有利になるという状況をそもそも作ってしまうような制度を採用している時点でアウト。そうである以上、このような事態は想定されたはず。そのようなことが起こらないシステムを作っていなかった五輪側が責められるべきこと。選手だけを避難するのはどう見てもおかしい。
彼らには生活が、一生がかかっている。勝てば天国、負ければ地獄そういう状況の中で、あのケース勝つなんて考えるはずがない。一位がここ、二位がここ、なんていうシステムは論外。くじで毎回シャッフルするとか、世界ランク上位順に選んでいくとか、それに予選で勝った結果を考慮して優先権を~とかいい加減考えるべき。
甲子園は毎回くじ引くんでしたっけ?そういう制度でもいいですしね。バレーなんか決勝出るまで総当たり予選でしょ?あれでいいじゃん。
そもそもあそこまで露骨でなかったら問題にならないということは、今までバレないように手抜きをやっていたケースもあるはずで、それをスルーした放置したってことでしょう?怠慢以外の何物でも無いですよ。
ワンナウツで反則合戦があったように、状況に応じてゲームの最終目的がかわる。時にわざと負ける必要があるとか、ソッチのほうが見てて面白いですけどね、個人的には。世界のトップが全力でミスをしあう、反則しあうなんて滅多に見れるものじゃないですし、面白いと思いますけどね。
【女子サッカー】
これもおんなじですよね。そのルールで有利になるなら引き分けを選ぶ、当然の選択肢ですよね。ましてサッカーは攻める隙、カウンターで失点しやすい競技。一点取られたら取り返しがつかない競技で。あの状況ディフェンシブ=絶対失点だけはしないという選択を取るのは当然でしょうに。
サッカージャーナリストの大住良之氏:引き分け狙い…なでしこ、フェアプレー精神はどこへ:日本経済新聞
意味わからんないですよね。勝つためにベストを尽くすのが戦略上当然。仮に負けた場合、なでしこにまた極貧生活送れと言えるの?なでしこはブームに支えられている、メダルなかったらあっという間に見放されるギリギリのところでやっている。彼女たちはすごいシビアな状況でやっているんですよ。綺麗に戦って死ね!という玉砕戦術に発想が近い 気がしますね。