別館、身体論・武術・スポーツのお部屋

身体論・武術・スポーツ関係を分割してこちらで独立して書いてます 野球評論は辛辣に書いてますので苦手な方はご注意下さい。また基本長いので長文が無理な方はお気をつけ下さい

首こり・肩こり解消法

 はるか昔に書こうと思って、書きずじまいだったこの話。10日~20日くらい前かな?肩こりや首こり対策ということもなく、何気な~く犬の散歩をしながら手持ち無沙汰に体をゆるめていた時に発見しました。

 犬が立ち止まっているときにすることないですから、型やったり足上げでもやったりしてるんですが、大抵体をゆるめるのが主ですよね。ぶらぶら~、ゆらゆら~なんてつぶやいて。水をイメージしたり、していかにゆるめるかということがテーマになりますが、ゆるめているうちに、「あれ?これ背中・肩ゆるめられるなぁ」という事に気づいて何気な~くやってました。

 なんでこんなことに気づかなかったのだろうという衝撃的出来事でしたね。だって、天を仰ぐまたは遠くの高い建物を見上げるくらいの感じで顔を上に向ける。そしてそのまま気持ちがいいように首・肩をゆるめる。頭を気持ちがいいように動かすだけでいい。それだけで身体の不調がかなり改善されるんですからね。※首・肩どこでもいいですから、自分が気になるところに意識をおいてゆさぶるってところですね。

 腰が固まるってことを己は経験したことないのでわかりませんが、腰はそんなにゆるめることが難しくはない。歩いていてもここをふらふらーって、動かしてやればだいたいイメージが掴める(拙いものであれ)。しかし背中=拘束背芯をどうすればいいのか検討もつかない。

 そも腰を使う、腰で打つなんていう言葉があるように正確にできなくとも腰を使うということをイメージできない人はいないだろう。しかし背中を使うというイメージ、背で打つみたいな言葉自体殆どないし、そういう感覚を持って身体を使っている人は殆ど居ないだろう。腰のように首のすぐ下の骨を認識して、独立して動かせ!なんて言われても殆どの人は何を言ってるの?レベルでしょう。

 胸骨のすぐ真裏が背中の中心と思っていましたが、凝っているのは一番大きい骨で、首から三番目くらいの一番大きい骨のようです。だから胸骨の真裏よりは少し上の骨。ここが一番疲れる・凝るポイントのようですね。そりゃPCで長時間デスクワークをやれば、殆どの人は腰・肩・目をイカれるわけです。己の場合は上半身にガタがきているということでしょうか。

 思うにどうも、同じ姿勢で居続けることが良くない。試してみたところ正座がいいと思います。1~2時間もしたら足が痛くなっちゃいますが、それ以下の時間ならそんなに悪くない。正座をしながらPCってのはなかなかシュールですけどね。下に柔らかいもの敷いて、腰を動かし続ける。

 正座のポイントは動かし続けること。腰をバランスボールに乗っているように(乗ってて気づきました。)常に揺れる。腰・仙骨を動かし続けると、足は疲れません。同じ椅子だと結局のところ同じ姿勢で同じ筋出力になるから、必然的に固まりやすい。正座ができなければ椅子を変える、バランスボール風の座布団(バランスボールの応用でバランス感覚を磨くようなものがあるらしいです)を敷いたり工夫をすると効果があると思います。

 まあ、要するに休憩をとって、上を見てゴロゴロ~でもいいですから、体をゆるめるように擬音語を呟きながら、背中を中心に揺さぶる。骨がゴリゴリ鳴ったりしますが、それだけ固まっている証拠ですね~。気持ちのいい感覚で揺さぶりましょう(無理は禁物)。自分の体重の重みを利用して自然に動くのに合わせて付いて行ってやるだけでいいと思います。人間には自然治癒能力があって、そう動きたい方に動いてやれば気持ちよくなって回復しますから。

 ブラジルのワールドカップ代表が激しい練習・試合の後でもダンスして楽しむように、動いて体を癒すのですね。動いたあとにちょっと身体流さないと、乳酸が溜まってより辛いっていうのもありますけどね。

 肩をゆるめるっていう前回の話より、その感覚が一層進歩した感じですね。暑くなって体温高くなって調子が良くなったこともありますが、ちょっと前・気温が低い時なんか、本当肩・首・背中バキバキでしたもん。一時期痛すぎて取りたくてしょうがなかったくらいです。蹴りたい背中ならぬ、取りたい背中です。

 まあ、悩んでいる方はお試しあれ。

 股関節の使い方・切り上がる感覚、自然と腰・身体が落ちる話とか、長くなるから今日はここまで。