別館、身体論・武術・スポーツのお部屋

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【菅野くんに関する疑問】 読売の過剰契約金について②

 菅野君が巨人を選んだのは、金でなく監督のイスだったり。時効が成立している選手だけ報じられていますが、同じドラ一の長野・沢村がもらっていないとは到底考えられませんよね。もし長野・沢村などがその金をもらっていないとすると、やってられないでしょうなぁ。「なんでおれは1億5000万だけなんだ!」ってなるでしょうからね。野間口なんかに7億とか、まだ活躍・実績すら残していない選手にバカ高い金を払うから、弱い。ただでさえ能力ないフロントにスカウトなのに、そういうことやってるからスカウトが腐るんですよ。

 まあそんなことはさておき、菅野君について前から思っていた不可解なこと。疑惑というより疑問。なぜ日ハムが彼を指名したのかということ。

 強行指名してもまず来てくれない。巨人のように外れなら、まだ外れ一位という補償がありますから、一位枠で他に有望な選手を採れる。しかし、指名拒否は一位指名が取れない。即戦力、重要な補強ポイントを埋める上で重要なドラ一という指名枠をみすみす逃してしまいますから、一位指名というのは相当慎重に選ばなくてはならない。プロ野球の経営戦略として最もやってはいけないのはドラ一に指名拒否をされるということですからね。今年のドラ一は!?とファンが楽しみにするカードですし、斎藤くんのように、人気選手・将来のスターをとることは球団の収益に直結しますからね。

 怪我とか、思ったよりいい選手でなかったというならまだしも、指名拒否というのは何も生まれない最悪の事態ですから、絶対に避けなくてはいけないこと。フロント・チーム戦略に重要なドラ一権を、なぜ日ハムのような良いフロントのチームがみすみす逃したのか…?

 どんだけいいピッチャーでも、来てくれない・取れないなら同じ。それに今年は彼と並んで藤岡・野村がいた。来てくれるという点で、どちらか一方でもいいはず。まあ前評判の高い良いピッチャーだから指名重複のリスクがあるにしてもね。西武がそれを避けて確実に取れる十亀を選択したように、他にいい選手を取るという戦略だってありえたのに。

 それだけ彼を買っていたというのはわからなくも無いですが、藤岡・野村だっていい投手なんですから、ただでさえダル不在でいい投手がほしい所、優秀な投手は何人いても困らないのがプロ野球界の常識。というかそうでないと常勝チームなんて作れませんからね。確実性を重視してどちらかを指名するべきだったと思います。特に私見ではロッテの藤岡は素晴らしい。山本昌・工藤然り、左腕というのはそれだけで優れた技術といえる。彼を指名しないという選択肢はない。

 ということで菅野指名の背景に、来てくれるという可能性がない限り行うはずがない。日ハムには来てくれる目算があったと仮定します。ダメ元で仕方ない!なんていう甘い考えはしていないと仮定すると、それは一体何なのか?その背景をこういうことではないかという仮説・私見を提示したいと思います。

【仮説①強いメジャー志向】

 長野を取り逃がした巨人への怨恨なんてものではないでしょうし。ウチなら七年で、メジャー行き・ポスティング容認する!メジャーおkだ!メジャー志向が強ければダルとだって太いパイプをモテる!今や日本中のピッチャーの憧れダルビッシュとパイプを持って、自主トレなどに参加できる・技術指導を受けられるメリットは大きいでしょうからね(しかしそこら辺があるのか?と思えば、早々に菅野に拒否される始末)。

【仮説②原監督は来年いなくなる

 原監督と一緒にやるには実は他球団がベスト。というのはまず巨人は勝てないとハムは判断した。そして来年確実にクビになる。であるならば巨人入りすべきではない。仮にそうでなくとも、ゴタゴタにダメ野球を見ればその次、その次の次あたりまでには確実にクビになる。菅野は長く叔父と野球をやれないことになります。

 原監督の最後の政権、第三次原政権(になるのかな?)を成立させる時に有利になるのは優秀な投手が原政権誕生でやってくる。つまり原監督復帰の際に巨人行きを認める。彼が原政権誕生&叔父甥コンビとなれば、注目度という点でも集客能力を見込めますしね。巨人が原政権を認めざるを得なくなる。

 ということを菅野くんに説明して、トレードかポスティングの形をとって巨人に引き渡すということを契約に織り込む。


【仮説③菅野に契約金を十億以上積みまくる】

 ①・②の妥当性はわかりません。こう考えていたかもしれませんし、そうじゃないかもしれません。しかし個人的には過剰契約金報道を聞いて閃いたものがありました。ダルの契約金をそのまま菅野に当てるのでは?と。

 四十億くらいポスティングで入ったお金がありました。そのうち十億くらい彼に渡すというシナリオがあったのではないでしょうか?監督と甥という縁故関係ゆえ、彼には巨人以外指名するチームがないと見られていた。彼も行かないと明言していましたしね。ならばその彼に例年のような莫大な金を払う必要もない。そこをついたのではないか?

 日ハム強行指名という問に、過剰契約金を積むという解が導き出されましたが、さて真相はどうなんでしょうかね?ダルの穴を埋めるために、彼のようなピッチャーに十億くらい、もしくはもっと払っても、惜しくない。ポスティングでまたそれくらい入ってくるという計算が立っていたとすれば、全くおかしくないと思うのですがね。日ハムというチームはコスパを重視するから考えにくいですが、メジャーでもあの子はいいね~と言われているとするなら、向こうで名を売る事も考えて、ダルクラス、もしくはそれに及ばない菅野クラスとして、それに投資をしても全くおかしくない。

 まあ、真相は藪の中ですが、そうとでも考えないとハムの菅野指名の謎が解けないのでね。メジャーで最も成功しそうな資質、順応力の高さ・タフさ・アウトローの制球力など、どうだか知らないんですけど、来年にでも巨人行って、その投球が見られれば、その真偽がわかるかもしれません。もしそうなら拙論、日ハムの計算がそういうもとに成り立っていたといえるかな?と思います。またハムが真っ先にドラ一で投手指名するとかでもわかるでしょうね。

 ナンバーワン投手→ポスティング→生まれた金→ドラ一投資…∞といったサイクルを念頭に置いているかもしれないです。特に守る野球のハムならば。まあじゃあなんで斎藤なんだよ!って言われたらぐうの音も出ませんけども。それまではダルがいたからってことで(弱)(^ ^;)。メジャーのポスティングを考えれば大卒より、高卒ですよね~。でも十年に一度どころか、二十年~三十年に一度くらいでしょうね、ダルレベルは。松坂も素材的には良かったんでしょうが、ダルみたいに天才+努力はねぇ、本当でませんよね。

 まあ、個人的には上に上げた三つの要素全部が絡まっているんじゃないかなと推測しています。