現代ビジネス 原辰徳「ONと比較され続けた男の光と影
現代ビジネスのこの記事がすごい面白かった。
全三回ですね。なるほどな~という感じ。巨人のコーチとか監督とか人事にまつわることが理解できる。やっぱり星野監督の話は一次リーグ制の目玉に伴ってあったんですなぁ。星野さんにしろ、森さんにしろそれを阻んだのが生え抜き主義=外様ダメの原さんか。過剰なまでの生え抜き人事はここにあるとも言える。生え抜きというのはそれがエリート集団になり、エリート特有の二重規範、サブノルムで組織が動いてだめになる。しかも結果、全然生え抜きが他球団と比べてエリートでもなんでもないからね。原さんの生え抜き第一主義はこれまで二軍を全く機能させてこなかった目先勝利主義の長嶋野球を破壊して、有効活用した点でよかった。しかし今は外部からいいものをどんどん取り入れる、競争を忘れた独占・寡占企業になって腐っていると言える。まあ原さんっていうか巨人の組織の問題でしょうけど。