別館、身体論・武術・スポーツのお部屋

身体論・武術・スポーツ関係を分割してこちらで独立して書いてます 野球評論は辛辣に書いてますので苦手な方はご注意下さい。また基本長いので長文が無理な方はお気をつけ下さい

九連戦緒戦、いきなり巨人負け&ヤクルト勝ち。

ヤクルト落ちて、巨人上がるんじゃね?と書いたそばからこの始末。まあ9連戦ですから、全体通してみないとわからないんですけど、今日の巨人×阪神戦見た感じだと、うーんというところがいくつか。

 中日×ヤクルトはローテの穴でのあんな感じ。抑えられなきゃそりゃ中日負けるよねというところ。少なくとも今日の巨人・阪神の先発がゲームを作ったのと対照的な感じ。コレでシーズン通じて大丈夫かというところ。まあ巨人・阪神の打線がしょぼいだけといわれたら水掛け論で立証不可能ですが。しかしバレンティンだめになるといったとたん今日二本打ってますから、逆神状態(笑)。しかし同時2三振という怪しげな感じ。横浜と中日には4割以上とめっぽう強いのですが、残りの球団は軒並み二割以下、広島にも.231。

 対巨人打率を見ると、青木・宮本・田中・川端―この四人に良く打たれていますね。巨人はそれ以外はそんなに怖くない。後まあ普通とか。そこをどう考えてアウトをとるかというところでしょうかね~対ヤクルトで重要なのは。

 あの青木ですら今年は.319ですからねぇ。実質.280打ってりゃ十分でしょうね。畠山・宮本が三割近いですから、そりゃ打ち勝つわけですよね。なんでこんなに打つんだろう?というか故障しないのか?青木・宮本あたりは危ない気がしないでもないんですが…。

 対阪神打率を見ると

坂本 .256 43の11

高橋 .000 9の0

長野 .432 37の16

ラミ  .389 36の14

阿部 .182 11の2

フィ  はデータなしですね。当然

小笠 .132 38の5

藤村 .125 8の1

あ、これもう今日のデータ反映されちゃっているから過去のデータとしてあまり有益じゃないけどそんなに大きく変わったもんでもないでしょう。高橋にしろ、阿部にしろ離脱によってそもそも出席が少ない。

【坂本―一番失格】

 気になる点を上げると、坂本の三振8、四球2という数字、全体はそれぞれ49、15と。およそ一番としてらしからぬ数字。イチローでさえ四球は少ないが三振の少なさでまあ、いいかといわれているところで、三振多いわ、四球少ないわ。どういうこと!?坂本は一番として失格では?藤村や松本などどちらか一二番に持ってきて、彼は67に回すべきと思うのですが…。そもそもそういう人がいないといわれればそれまででしょうが。長野のほうが打率・出塁率から考えて彼が一番の方が適正だと思うのですけどね。クリーンナップという重責を与えてもうちょっと四球をとらせにいくほうがいいと思うのですが…。

 今日の試合を見てもポコポコバット振って打ちにいって結果凡退という淡白すぎる内容。勝敗は時の運、結果論でモノを言うのはアレですが、それにしても内容が悪すぎる。全部4球ぐらいで終わっている。せめて早打ちした次の打席くらい粘って、見ていくべきじゃないか?3割打ってりゃまだ良いかも知れないけど。今年は打てていないのだから、粘って出塁率上げないと。打撃コーチはどういう方針で打たせているんでしょうか?さらにクリーンナップのほうが向いているというのは彼の高い得点圏打率(.442)。チャンスに強いのですから、なおさら彼はクリーンナップ向きかと思います。なぜ長野と坂本を入れ替えないか!?意味不明なこと限りなしですね。坂本はダメ組みですね。

【高橋―機能した置物】

 今日の高橋は数字こそ2の0ですが、四球二つとりました。好調の長野の前にランナーを出す。そして長野・ラミレスに頼むという方針だったのでしょう。置物のようにボーっと突っ立っていたようですが、二番という打順をしっかりこなしたといえます。ついていないチームだからでしょうか?彼が凡打したときに限って、長野ホームラン・ヒットと結果を出し。彼が凡打したときに四球とってました。チグハグですねぇ…。最終回藤川に初球凡退してしまいました。これまでどおり、待球作戦でよっつを取りに行く方針をなぜ急に捨てたのか…?長野は相性が悪いとか、藤川は四球出さないとかそういうデータがあったからでしょうか?あるいは高橋は相性がいいとか?ちょっともったいないという気がしましたね。ただ何もなしに打たせたのだったら、問題でしょう。狙い球しっかり絞ったチームの意志があったんでしょうか…。あった結果ならまあ仕方ないと思うんですが。まあ、それでもとにかく高橋は四球2つですから仕事した組ですね。

【長野・ラミレス・藤野】

 も仕事した組ですね。ラミレスは邪飛2でええ~と思いますけど、その分結果出してるからアグレッシブにいった結果でおK。十分仕事しましたね。長野も二安うち一HRですからね。しかしゲッツーが一個…。藤野は八回に二塁打としっかりチャンスを作りました。問題ないですね。

【小笠原・阿部・フィールズ】

 残りが仕事できなかった組。小笠原は完全にダメ組みでしょうかね。しかもゲッツーですからね。今シーズンガッツはもうそこそこ相性のいい横浜・ヤクルト限定、広島で調整という感じのほうがいいかなという気がします。しかし他の代わりになる有望な選手がいないのでしょうね…。大田でも思い切って使ってみますか?ガッツ復調にかけて使い続けるしかないでしょうね…。38歳ですし、本当に統一球だけなのでしょうか?阿部も最終回2―2からパスボールでワンナウト2・3塁の絶好のチャンスで三振という有様。フォークを投げて、パスボールで進塁だから次はまっすぐしかないという読みを張るのは当然で仕方ないと思うのですが、あのコース進塁打かヒット・犠牲フライを出すのは厳しい。ならカットで粘るべきかと。同じ捕手なんですからリードの傾向からこういうときでも藤川はフォークを投げてくるという傾向はなかったのでしょうか?キャッチャーにしては三振が多すぎではないかと?読み・傾向を知っていればそこまで三振しないと思うのですが…。ここんとこ毎回三振していますから。

 フィールズは3三振という一見だめっぷりを見せましたが三打席目はファーボールですし、最後もアレは外れてました。ただ今日のゲームはずっとアレをとっていた。ストライクゾーンの確認をすべきでしたよね~。チームとして。しっかりあそこは取られるから気をつけろと指示が出ていたのでしょうか?それで三振一個得したのは巨人も同じでした。なんでしょうか?メジャーでインコースが球半分・一個くらいボールになって、逆にアウトコースがその分ストライク取るというストライクゾーンになっているとか聞いたことがあります。そのメジャー流ストライクゾーンを採用していたんでしょうかね?明らかにホームベースから一個分外れたボールとっていましたから。特に右打者。

 少なくともライアルみたいにばかみたいに振り回して凡打しない。広島戦で選んだように。日本の野球に慣れるまでは選らんどこ。まずは球になれようという彼の姿勢は間違っていないと思います。30試合くらい見ないと結果はわからないでしょう。

別にフィールズつかってみるのはいいとして、亀井をサードに、もしくはラミレス一塁に入れて豊富な外野陣使えばいいのでは?と思うのですが?松本・サブローはもちろん矢野・加治前あたりにチャンスを与えてやればいいと思いますが。後者二人は最近スタメンは入れるほど調子よくないのですかね?

藤野が明日もまた働くとは言えない。小笠原まだ使うでしょうし、阿部と坂本とあわせてダメなりに如何に仕事をするかというところだと思います。まあ明日は内海で向こうのピッチャーも能見とかじゃないですから勝てるでしょう。むしろ三つ目が大事でしょうね~。

 

 阪神が凡打の山というかゲッツーで内容的には決してよくない。しかし少ないチャンスをものにした。まあ、八回失敗しましたが。新井不調のようにしっかり投げれば怖くない。さらにそのあと自動アウト機状態のアニキがいるんですから。グライが失投投げなければ多分抑えれたと思うんですね。最低ファーボールでもあそこはいい場面。

 6回から投球フォームが適当に手投げで放ってる状態になっていましたが、一回あそこで間を空けてほしかったですね。交代は結果論ですから良いとして。しっかり二人でワンナウト取れるから、とバッテリーで意思疎通がちゃんとできていたのでしょうか?なんか外国人と意思疎通できていない気がするんですよね~。杞憂なら良いんですけど。

 その自動アウト機状態の打率1割アニキに四球を出したのはいただけませんね~。鍵は四球とこの前書きましたが、3つ取ったのは合格点。しかし、2つ与えたのはいかがなもんでしょう。しかも我がチームの小笠原状態の金本さんに。両チームともこの二人が帰ってくる来ないが、チームの鍵を握るのは間違いないんですけどね。そういう意味でも共通していますね~面白い。

 そうそうもう一つ残念なのが守備ですね~。坂本とらんかい!というのとピンチだった六回藤野と坂本の連携もっとうまくいってればゲッツー取れていたという感じ。まあ藤野はコンバートですからね。仕方ないとはいえ。守備力強化が課題かな~。新井の当たりもライトの守備位置次第で取れた気がするんですよね~。まあそれは指示もあるでしょうけど。昔のよしのぶなら…。守備範囲が狭くなっちゃってますからね。高橋ライトでラミレスレフトはちょっと怖いなぁ…。まあ今日はライトの守備機会殆どなかったでしたが。それを見越しての起用ですかね?

ラミレス以外大砲として機能していない巨人。大砲復活はあるか!?

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