別館、身体論・武術・スポーツのお部屋

身体論・武術・スポーツ関係を分割してこちらで独立して書いてます 野球評論は辛辣に書いてますので苦手な方はご注意下さい。また基本長いので長文が無理な方はお気をつけ下さい

ボクシング

【山中慎介VSルイス・ネリ戦解説⑤】 予見できた不正を防げなかったJBCと帝拳ジム。厳格な不正防止策を講じよ

【山中慎介VSルイス・ネリ戦解説④】 ドーピングは体重超過よりはるかに悪質な問題―の続きです。この話分割なので、④書いた時点で殆ど書き終わっていたのに、比嘉大吾の記事を書いていて更新・公開忘れていました(^ ^;)。いつの話だよ、おいィィィイー、半年…

【比嘉大吾体重超過事件】 無期限資格停止処分だと!ふざけるなJBC…ってあれ?JBCがまともだと…!?

前回からの続き*1です。比嘉非難がいかに無茶苦茶で理がないものか、具志堅氏が興行・選手指導・プロモートの「素人」であり危険な人物かという話をしました*2。前回からの続きで一番大事なポイント。選手にとって危険な試合を実行してはならないことの話を…

【比嘉大吾体重超過事件】 比嘉非難という暴論への反論と具志堅会長はプロモート業にふさわしくない狂人・「素人」であるという話

前回*1具志堅氏の異常性について触れ忘れていた点、そもそも危険な試合をやってはいけなかったこと。試合後の放言、無責任きわまりない発言―の2点について書き忘れていたのですが、中途半端な長さで文章が終わったので、追記すると分割しなくちゃいけないの…

【比嘉大吾体重超過事件】 言語道断の失態、即刻ボクシング界から去るべき。勿論具志堅会長が

―という釣り気味のタイトルにしてみました。まだ山中の記事が書き終わっていないのに、こういう事件が起こってしまったので、先にこちらを書きたいと思います。まあ、そんな長い話でもないので。非常にシンプルな話、比嘉大吾選手本人に罪・責任はない。陣営…

【山中慎介VSルイス・ネリ戦解説④】 ドーピングは体重超過よりはるかに悪質な問題

続きです*1。山中の技術論をいずれ書くので③を飛ばして今回は④で、再戦で新しい展開があったのならば再戦での技術的な話をまとめて書いてシリーズの一番最後を技術論にしてもいいんですけどね。再戦は技術的に触れる点もないので。 ①で書いた要点・前書きを…

【山中慎介VSルイス・ネリ戦解説②】 17/8/15初対決の内容分析<後編> 敗北はセコンドの「暴走」によるものにあらず、陣営のファイトプランの誤りにあり

続き*1です。この前後編では、①大和心トレーナーの判断は正しかった&②おかしいのは本田会長の姿勢―という二つのテーマからなるのですが、①と②で上手く分けて、前後編でそれぞれ一つづつ扱って簡潔にしたかったんですが、ダメでした。ちょいちょい書き続けて…

【山中慎介VSルイス・ネリ戦解説①】 17/8/15初対決の内容分析<前編> 敗北の原因はセコンドの「暴走」によるものにあらず、陣営のファイトプランの誤りにあり

山中・ネリ戦の結果を知ってから、この話を書こう書こうと思っていましたが、相撲云々で全然進みませんでした(ブラックフェイスの話書いてたからかな?)。まあ相撲関係は書き終わってたんですが、それ書いてエナジーを消耗して書く気がしなくなってたんで。…

【2016/12 内山VSコラレス】 内山高志は何故敗れたのか

さて、サボってたブログを再開しますか。あーこれ書くのに3日もかかってしまった。長い長い。毎週日曜更新予定が元日に書いてないから、あとでもう一本書いて日時ずらして埋めましょうか。スポーツ関係ではやはり、内山高志の大晦日の試合について触れない訳…

【ボクシング】 JBCの使い込みについて

短いですがJBCの使い込みの話をメモがてらに。JBCが「健康管理金」(健保金)という選手のケガの際に使う費用が使途不明になっているとか。まあ、不正使用・横領、使い込まれたんでしょうね。一体全体どういう財務管理をしているのか?組織の透明性のかけらも…

河野公平戦に敗れ、亀田興毅引退

最近ボクシング見る気がしなくて、ブログでも取り上げていませんでした。今回の河野VS亀田戦もリアルタイムで見てないんですよね。面白い試合が定期的に行われないので、興味が続かないですね、最近のボクシング。 もちろん、山中の試合はハラハラドキドキし…

2014年末のボクシングの感想

今更ですが、年末のボクシングの感想を。 ○八重樫戦―八重樫は楽勝で酸階級制覇をするだろうと楽観視していました。なんせあのロマゴンとやりあって、一階級下げて決定戦ですからね。一つ下げることが難しいとか、そういうものがない限り大丈夫だろうと舐めて…

八重樫、ロマゴンの前に散る

うーん、やはりロマゴンの壁は厚かったですね。ロマゴンは強かった。序盤のダウンがもったいなかったですね。アレがなければもうちょっと違ったペースでやれたかもしれませんが。 八重樫も大きいほうじゃないですが、ロマゴンもそんなに体格が大きくない。16…

真の三階級制覇チャンピオンは現れるか?

井岡・長谷川の三階級制覇についてというタイトルで前書いたものを改題して、途中から分割して新しく追記してもう一本書くことにしました。前の長いし、ちょっと付け加えたいことがあったので。あと穴埋め大変なんで(^ ^;) 【真の三階級制覇をする日本人は…

井岡・長谷川の三階級制覇について

【年末の三浦戦】 まず、年末で書いてなかったことを少し。書こうと思って放置したままでした。テレ東で三浦と内山が試合をしていましたね。初めて見た内山の試合がこの三浦・内山戦だったので、その三浦が成長して統一戦を視野に入れて防衛戦という図式はな…

【JBC亀田裁判】 JBCと亀田は一体どこへ行くのか?(2014年)

年末のボクシングの感想と、荒川の試合を見たのでその感想とかを書こうかなと思いましたが法廷闘争のほうが動いていたのでこっちを。全部まとめて書こうと思ってたんですが、村田の第三戦とかもありましたしね。また別枠で語ろうかと思います。しかし見逃し…

八重樫とか亀田とか最近の試合の感想

亀田大が日本では二例目でしたっけ?団体王者統一戦に挑みました。実は彼の試合はもう退屈なので見ないことにしていました。くっついてボディ打ちしかなくて、しかもハードパンチャーでもないからKOも期待できないので。んでIBFの王者決定戦も見ていなかった…

boxer政治家転身の話

これ、ずっと前に書こうと思って忘れてましたが、ヘビー級はクリチコ兄弟が制覇しているという状況が長く続いていますが、ウクライナのボクサーなんですけど、兄がキエフの市長選にでたり、将来大統領選に出ると宣言しており、有力な大統領候補なんですよね。…

ボクサーと正当防衛について

正当防衛の話で、前回ボクサーの話も書きましたが、長かったのでこちらに分けました。そして正当防衛で一番書いておくべき話を失念していましたのでそれをまず先に。 正当防衛が何故なかなか成立しにくいのか?それは殺人・傷害事件の際に悪意のある人間が無…

【ボクシング】 厚くなる日本人選手層とライト級の壁(2013/09)

※―というタイトルになっていますがライト級がどうして日本人ボクサーの壁になっているのかという本質的な話には一切踏み込んでいません。単なる最近の日本人ボクサーの話です。何の因果でかこちらに迷い込んでしまった方はそういう本質的な内容ではないので…

【ボクシング】 最近のまとめて感想

山中、八重樫、長谷川の試合を放映してたこともあり、テキトーな感想をば。 【八重樫】 まず、八重樫。途中から見て、全部を見ていませんが、これをきっかけにようやく八重樫×五十嵐を見ました。八重樫は本当見ていて楽しい、気持ちいいですね。ガンガン前に…

佐藤洋太引退で思う 階級制はフェアなシステムか

佐藤洋太スーパフライ級の世界王者が引退しました。タイの防衛戦を見てはいないのですが、本来の動きができなかったということで、タイの気候もさることながら調整失敗だったのだろうとは思っていましたが、体重が落ちなくなったので引退を決意するという事…

井岡の路線変更の謎 ロマ・ゴン戦回避に見る稚拙戦術

あ、まだ五十嵐戦とか全然チェックしてなかったΣ(゚△゚;)。まあ、でもいいか、思いついたんでこれを書きたいと思います。 【ロマ・ゴン戦回避の稚拙さの謎】 井岡のロマ・ゴン戦の回避があまりにも稚拙だったので、なんでだろ?と考えていました。そもそもラ…

内山V7 最早階級に敵なし状態

ボクシングは毎年この季節に試合が重なりますね。防衛戦、チャンピオンだと大晦日→5月(GW)近辺の傾向が多いですね。抱き合わせで同時世界挑戦も多いですしね。あとは大晦日から逆算しての7月・夏休みですかね?まあ大体そういう季節に集中する傾向があるわけ…

【ボクシング感想】 大晦日の内山とガンボア戦について、あとおまけに西岡選手について

内山×バスケス戦の感想、今更ですが書いていきます。 バスケスも無敗で、無敗対決となった今回も前年にひき続いて暫定王者との統一戦であり、厳しい戦いになると予想されました。バスケスは一六五センチ、リーチは一六九センチ。当然内山より小柄であり、リ…

村田諒太くんプロデビューはせず…?

雨がふらなかったので、酷暑が際立った今夏。雨が降ると、清々しいってのも変ですが、雨っていいなぁと思う珍しい感覚を抱きましたね。セミもアブラゼミからツクツクボウシにかわって9月を実感させますねぇ。夜の寝苦しさも潜んで、夜は結構涼しいですし。…

八重樫VS井岡WBA・WBC統一戦の感想

井岡VS八重樫戦予想なんかで試合前にチラッと書いて、日があきましたけどまあ、取り敢えず振り返ってみましょうと。 TVで見ていたときは、それほど面白いと思わなかったんですけど、もう一度見返してみると結構面白い。 井岡はパッキャオ意識しているのかな…

井岡VS八重樫戦予想

そんなに知ってるわけじゃないからざっくりですが、言われているほどそんなに井岡有利だとは思いませんね。キャリアの差がありますから。 井岡はアマではむちゃくちゃキャリアあってもプロでは少ないし、世界戦で長いラウンドをあんまり戦っていないんで、そ…

最近のボクシング動向

4月に2つ続きます。しかし亀田の防衛戦&清水の防衛戦というWマッチはやはり、興行上そうしないと客が呼べないんでしょうな。う~ん、ばらしてくれたほうが見る方としてはありがたいんだが。 四日のあと、六日に粟生・長谷川そして何より山中の防衛戦とい…

亀田興毅4階級王者ホルヘ・アルセと交渉

http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2012/03/08/kiji/K20120308002779790.html なんですが、どうでしょう?キャリアの最後として日本開催・興毅との試合に意欲を見せている。まあ彼からしたら、楽な相手だと見ているでしょうし。ドネア怪我して調整つき…

『心は折れない』 内山高志―の感想

心は折れない/内山 高志 感想というほどでもありませんが、ちらっと。アマ上がり故に、生粋のエリートかと思えば、高校・大学とそれほど優れたキャリアを残してきたわけではない。アマ六冠の粟生君とは対称的ですね*1。 屈辱・根性・ストイックという単語に…